第191回鐘華ハイク:伏状台杉群生地散策                     2023.5.20(土)参加6名

 伏条台杉とは、裏杉と呼ばれる日本海側気候に育つ杉の一種で、芦生杉や立山杉などもその仲間です。表杉と言われるものは北山杉などのように天に突き刺すかの如く、一直線に伸びる杉を言うのに対して、裏杉は地上数メートル付近で横に広がったりして、複数本の枝が縦横無尽に広がる奇形が多く、その幹に無数の落葉樹などを育てていて、何とも異常で圧倒的な姿なのである。この裏杉が、京都の芦生や花脊・京北の山中にひっそりと堂々と生きているので、そんな地域に足を踏み入れてきました。ただ、今回は2個所の伏状台杉群生地を散策予定であったが、少々トラブルもあって1個所を確認するだけで下山をしました。

 

伏状台杉の大きさを人と比べる

 
伏状台杉の構造が分からないほどだ 伏状台杉が無数に存在する 林道の朴(ホウ)ノ木の花が珍しいほど近くに咲いていた
     
林道の法面(ノリメン)にはエニシダの黄色の花が鮮やか電線鉄塔へ向かう ナベタニ峠で昼食中