第203回鐘華ハイク報告 蛇谷ケ峰   2024.5.17(金)参加8名

 五月晴の暑いほどの日に朽木の蛇谷ケ峰に登ってきた。
 天空温泉のすぐ脇の登山口から10時前にもかかわらず、暑い陽ざしの中を登り始めたが、すぐに木立の中の道となって陽ざしを遮る新緑の下を快適に歩くことが出来た。トチノキや朴ノ木の大きな花やシロモジなどの小さいがキラキラと光るような葉が疲れを癒してくれる。シンドイ階段道もあるが、途中のピークからは朽木の集落が見下ろせた。
 ほぼ予定通リに蛇谷ケ峰山頂に到着だ。東面下の安曇川平野には田圃の水がキラキラと輝いている。山頂は日陰が殆どないが、さわやかな風がある中でランチを楽しんだ。周囲の山波は良く見えるが、鈴鹿方面は靄の中のようで薄ぼんやりと山が判らない。目の前のリトル比良は手に取るようで、数年前に歩いたことが思い出された。
 下山は南の畑集落まで、これまた樹林の中の道で日陰ハイクを楽しむことが出来た。畑は棚田100選にも選ばれるほどの場所で、丁度田植えの終わった時期である。苗も元気にすくすくと育っていて、今年も棚田巡りの賑わいや豊作が期待できそうである。

 

蛇谷ケ峰山頂で琵琶湖を背景に
後列左から:竹中(山友)、上原(山友)、長谷川(山友)、清水、永峰、
前列左から:柳生(山友)、八島、竹村(山友)、

 
畑の棚田 畑の集落の水田
畑集落へ降りてきた 新緑に輝く白モジの葉
蛇谷山頂から安曇川平野の水田と琵琶湖 朽木の町並みを木々の間から見下ろす
 栃の木の花が天に向かっている  小アジサイの花が咲き出している