第207回鐘華ハイク報告 明智越え   2024.10.18(金)参加8名

 その昔、亀岡から愛宕山や嵯峨野へ向かう道の一つに明智越があった。その明智越を秋の初めにと辿って来た。更に、通常の明智越えから少し外れた水尾の集落への下降に清和天皇陵に立ち寄るべく、稜線から藪のある尾根を下り、大きな急斜面のトラバースに恐々と一歩一歩を進めて、神聖な天皇陵へ到着した。水尾の集落はユズの実がたわわに実り始めていて、今年は豊作の予感がした。水尾ではフジバカマを育て、10月初旬にはアサギマダラ祭りをして、アサギマダラの訪問を歓迎しているのだが、今年の訪問個体数は少なかったらしい。天気予報ではにわか雨があるかもと不安であったが、快適な秋空の中で、緩い明智越の道は光秀が何度となく歩いた道であるなど、歴史を感じながらのハイクとなった。

 

集合写真: 清和天皇陵の前で
前列左から:坂田(山友)、竹村(山友)、竹中(山友)、八島
後列左から 清水、嶋本(山友)、上原(山友)、長谷川(山友)

明智越の説明版
明智越の入口 開けた送電線鉄塔でランチ中
鉄塔から亀岡市街を見る 鉄塔からポンポン山方面を望む
清和天皇陵 水尾山陵 保津峡駅へ向かう道
 峰の堂(『むねんどう』は光秀の無念さを表現したとのこと)