大台・大杉谷山行                                 2017.4.26-27  清水・永峰

4/26-27で大杉谷から大台ケ原へ永峰さんと二人で行ってきました。

大杉谷は何年か前に大崩落があって入谷禁止となっていましたが、数年前に入谷が解禁されました。その情報を見ていたのですがやっと腰が上がって今回の山行となりました。初めての大杉谷でもあるので様子見的な感じで今回の山行を計画しました。

天候はそこそこ良い時期を選定(10日間予報から)して、バスと大杉谷の山小屋に予約をした後に雨模様と言う情報に変化があってがっくりでした。

結果は、1日目は霧ション程度で雨具いらず、2日目は晴れで当初予定通りで最高の登山日和となりました。

大杉谷はなにしおう峡谷でして、そこを一般登山者が通過できるように断崖絶壁を全てへズリや高捲きの連続で洪水時の安全対策としたようです。従って、登山口から尾根の取付になる堂倉滝までは高度はほんの少し上げるだけですが、上り下りは激しいものでした。

登山時期としては良いタイミングであるはずですが、登山者は少なく静かで我々だけの山と言った感じさえしました。この連休では沢山の登山者で賑わうことでしょう。

花は山桜、ミツバツツジ、ヒカゲツツジ、モクレン、コブシなど春の花たちで、谷合ですから少ないのもやむをえません。大台ケ原ではミヤコササとコザサで立ち枯れの特徴的な草原は昔のままでした。大台ケ原最高峰の日出ケ岳からは尾鷲湾と熊野灘、英虞湾方向までよく見えましたが、富士山は無理でした。反対方向の大峰連山は吉野から弥山、八経ケ岳から熊野までの奥掛けの峰々が一望できました。行ってみたい山々ですが、そこを縦走している人が多数いることに羨ましいよりは凄いな!と感じてしまうほど長い山並みでした。

凄いコースだからと写真も凄い処をと息巻いたのはいいのですが、足元の悪さにオタオタしていたのか、迫力のある峡谷らしさは何もなく、ただ滝だけに圧倒されてそれをただ写しただけになってしまいました。

今回は新緑を目指して大台ケ原を目指して、次回は秋に大台ケ原から大杉谷を目指したいな?と考えての山行でした。次の山行に繋げることが出きればいいなと考えております。
                清水

永峰さんの寄稿文-- PDFファイルです

   PDFファイルへの変換がうまく進行せず写真が切れているものがあります。
   永峰さん 申し訳ありません。
 
大杉谷の碧い水
 
   
 対岸まで長い日浦杉吊橋を歩く  千尋滝上半分(全体で優に100m超える)
   
 獅子淵への下り鎖場  獅子ケ淵の狭い峡谷
   
 平等グラ吊橋と平等グラ(右)  桃ノ木吊橋と桃ノ木小屋  ここで宿泊
   
桃ノ木小屋の桃  桃ノ木小屋先の登山道
   
 渓谷の水は2日目も澄んでいる  黄色の花はヒカゲツツジ
   
 魚影は見えず  崩壊地大岩の中を歩く
   
 本流からは見えない隠れ滝  日出ケ岳山頂展望台