本年度最終 12月ウォーク(西近江路 坂本ー堅田)    2023.12.8(金) 晴れ OBウォーク(貴堂)

 西近江路の2回目だ。1回目は浜大津から坂本、今回が坂本から堅田だ。企画者にとっては難しいコースだ。なぜなら、ほとんどの参加者が既知の地域ゆえだ。
 そうは言っても目玉はある。日頃意識していない現物だ。苗鹿の常夜灯、雄琴の一里塚、堅田の一里塚?(榎の高木と白髭の道標)の3点。今回は更に衣川の城跡と廃寺跡に立ち寄ることにした。

 青空の下、JR比叡山坂本駅を出発。まず、山王祭の舞台となる若宮神社。国宝の絵画を持つ聖衆来迎寺。この寺は森可成の墓もあり、これゆえに信長の焼き討ちを逃れたといわれている。
 苗鹿の常夜灯、那波加神社では苗鹿の名前の由来の説明がある。雄琴温泉観光公園にて早めの昼食とした。ここでは足湯を楽しむことができる。雄琴の一里塚を経て県道558号と合流する。西近江路は東洋紡の交差点まで県道沿いとなるので、衣川の手前で江若鉄道廃線ルートを行く。
 衣川は西近江路の宿場のひとつであった。そして、ここには先に紹介した城跡や廃寺跡(国史跡指定、7世紀)、さらに西羅古墳群など遺跡を持つ。 江若鉄道廃線跡に戻り、最後の目玉である堅田の一里塚に行く。ここは県道558号(西近江路)と江若鉄道の合流箇所であり、西近江路は北に向う。廃線跡は堅田の中心街に消失する。

 今年最後ということで、ココスに立ち寄り、ビール1杯忘年会を実施し、ことし1年のウォーキングは完了した。

 本年度ウォーキング参加の皆さん、ごくろうさまでした。来年度も一色・貴堂のふたりで実施しますのでよろしくおねがいします。来年度の予定はすでに本欄で紹介しています。日程については他の日程との調整後、本欄にて案内します。
 
衣川廃寺跡にて  参加8名 
     
若宮神社 (山王祭) 苗鹿常夜灯 弘化4年(1847)   那波加神社(苗鹿由来)
     
 雄琴温泉観光公園にて昼食  雄琴・一里塚 
     
衣川廃寺跡  堅田一里塚(榎と白髭道標)