高砂支部ホームページ
リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)
1.高砂支部だより(支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項) | |||||
2.高砂支部同好会活動の内容(活動予定及び直近の活動報告を記載) | |||||
世話人名簿 | 囲碁・将棋 | ウオーキング | グランド・ゴルフ | ||
ゴルフ | ハイキング | カラオケ | 文化展 | ||
3.ネットワーク便り (各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
4.高砂文庫(寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々) | |||||
5.故郷たより(ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ふるさと便り(寄稿欄)
高砂支部会員が居住している地域社会での会員に関わる出来事や、ふるさとの名所・旧跡、歴史等を会員の寄稿により紹介するコーナーです。 応募先は、鐘華会の機関誌「鐘華ニュース」の最終ページに記載されています高砂支部の鐘華編集委員のメールアドレスか若しくは、このHP管理者にワードで記載し、写真は拡張子.jpegて寄稿して下さい。 |
神戸だより第7報「神戸駅」
寄稿日:平成26年4月6日(日) | 寄稿者:叶 敏次 |
神戸の街の地形はざっくり言って、街自体がほぼ東西(正確には東北東から西南西)に延び北側に六甲山、南側に大阪湾と言うのが一般的なイメージだと思います。神戸っ子は神戸市の地理を説明するのに、海側(浜側)、山側と言う言葉を使います。大丸百貨店の店内の標識にも海側、山側と書かれていて、神戸っ子にはなじみの表現です。ほぼ東西に延び六甲山と海に挟まれた長細い街ならではの表現です。 |
このことをよく表しているのが神戸駅中央改札口の標識です。地理上は東側・西側と表示すべきところ、わざわざ北側・南側と表示してあります。ほとんどの人々が六甲山が北、港が南と言う固定観念があるからでしょう。 |
地図上は西側にもかかわらず北側と表示 | 間違う人が多いのかダブルで表示 |
神戸駅が南北を向いたのは明治初頭に建設された神戸駅の歴史が絡んでいます。 |
神戸駅にあるゼロキロポスト | ポスト下の枕木、東海道・山陽の字が見える |
「汽笛一声新橋を・・」で始まる鉄道唱歌の東海道編は65番の、「おもえば夢か時のまに 五十三次走り来て 神戸の宿に身をおくも 人に翼の汽車の恩」で神戸が終わり、66番で山陽道への乗り換えを歌っています。 「明けなばさらに乗りかへて 山陽道を進まゝし 天気は明日も望みあり 柳にかすむ月の影」。 ちなみに、山陽本線編の一番は、「夏なほ寒き布引の 瀧のひびきをあとにして 神戸のさとを立ちいづる 山陽路線の汽車の道」となっています。 昭和5年、駅高架化に先駆け三代目の駅舎が建設され現在に至っています。この駅舎には貴賓室が設けられ、昭和天皇初め今上天皇も皇太子時代に訪れておられます。貴賓室は現在も保存されていて中には入れませんが見ることが出来ます。がんこ寿司の店の奥にあるため、がんこ寿司に声を掛けてから見学できます。 |
貴賓室はがんこ寿司の正面奥にあります | 貴賓室に保存されている当時の玉座 |
ステンドグラスの大時計と円柱 | 海側のデュオ神戸では物産展等が開催される |
食事は当然貴賓室を見ながらがんこ寿司でしょう。酔いつぶれても改札口までわずか30秒です。 |