高砂支部ホームページ

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ふるさと便り(寄稿欄)

高砂支部会員が居住している地域社会での会員に関わる出来事や、ふるさとの名所・旧跡、歴史等を会員の寄稿により紹介するコーナーです。
 応募先は、鐘華会の機関誌「鐘華ニュース」の最終ページに記載されています高砂支部の鐘華編集委員のメールアドレスか若しくは、このHP管理者にワードで記載し、写真は拡張子.jpegて寄稿して下さい。


寄稿日平成26年4月15日 寄稿者:宮本和夫  地元高砂町の桜巡り


  世界遺産である姫路城内で、桜吹雪の舞う観桜の最終章を4月10日に堪能した。紙コップになみなみと注がれた、めったに味わえない大吟醸酒の上に桜の花びらが舞い降りる様は、なんとも風情があり桜と日本酒大好きの人間にとって、まさに桃源郷とはこのような状況のことであろうと思われる心地を味わった。
 幾人かの友人が、メールで送ってくれた写真を見ても今年は、特に桜の開花状況はどこも素晴らしいように思う。
 
私は、こう見えても花を愛でるのが好きで特に桜が大好きある。桜の魅力は、その散りぎわの清さにある。「花は桜木、人は武士」、武士もまた桜のように、その使命のために清く命を投げ出す。「散る桜、残る桜も散る桜」、「三日見ぬ間の桜」これらは、諸行無常、人生のはかなさを桜の花の命の短さにたとえたものか?日本人は総じて桜の花が好きなようだ。私もまたその例にもれず、毎年、この桜の季節になると桜へこのような想いを寄せては、桜の名所を訪れて桜を愛でながら一献酌み交わすことを至福の喜びとしている。
 桜は、その種類さえ問わねば日本各地のいたるところで観賞することができるのがうれしい。私が生まれて育った高砂町内でも、そうである。下記の掲載した写真は、高砂工業所に勤務された方なら誰でもよくご存じの場所である高砂町内各所の桜の開花状況を今年の4月6日に撮影したものである。
 先ず、向島公園であるが、芝生の周囲に桜の木が植えられている。日曜日であったが、広い芝生の上には2組の3~4人のパーティが宴を張っていただけであった。
 次いで向かったのは、カネカ高砂工業所の西工場の塀に沿って植えられている桜で、数えてみると88本あった。しばらく見ないうちにどの幹の径もコンクリートの電柱より大きくなっていて、花も見事に咲き誇っていた。次いで、筆者の母校でもある高砂小、中学校から十輪寺門前の広場に向かった。この広場の一郭には、今から200年前の江戸時代の文化年間(1804~1818年)に高砂町北本町に創立された「申義堂」という学問所があったのをこれをカネカの寄付を原資としてこの地に復元した建物があり、祝祭日にはボランティアーの方々が説明し案内してくれます。この広場には若い男女の15名位のパーティが2組、バーベキューなどして賑やかに宴をはっていた。掲載した桜ところの中では高砂南校が最も新しい。最も古いのは農人町のゆうかり児童公園で、小さな公園ではあるが、かって、ここでは高砂工業所の職場単位で花見の宴をはられていた光景もよく見受けられたところである。

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)
向島公園(4月6日は日曜日というのに、広い芝生の上に2パーティだけが花見の宴を張っていた)
カネカ高砂西工場内に咲く桜  西工場の塀沿いに植えられた桜(400m余りの所にに88本:実際に歩いて数えてみた)
高砂小学校の桜(筆者の母校) 高砂中学校の桜(母校)
高砂中学校 十輪寺前の広場(この広場の一郭にカネカの寄付で建てられた申義堂がある)
十輪寺の門前の桜 高砂南校の校門前の桜 農人町のゆうかり児童公園の桜