高砂支部ホームページ
リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)
1.高砂支部だより(支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項) | |||||
2.高砂支部同好会活動の内容(活動予定及び直近の活動報告を記載) | |||||
世話人名簿 | 囲碁・将棋 | ウオーキング | グラウンド・ゴルフ | ||
ゴルフ | ハイキング | カラオケ | 文化展 | ||
3.ネットワーク便り (各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
4.高砂文庫(寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々) | |||||
5.故郷たより(ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ふるさと便り(寄稿欄)
高砂支部会員が居住している地域社会での会員に関わる出来事や、ふるさとの名所・旧跡、歴史等を会員の寄稿により紹介するコーナーです。 応募先は、鐘華会の機関誌「鐘華ニュース」の最終ページに記載されています高砂支部の鐘華編集委員のメールアドレスか若しくは、このHP管理者にワードで記載し、写真は拡張子.jpegて寄稿して下さい。 |
寄稿日:平成27年6月7日(日) | 寄稿者:叶 敏次 | 神戸だより第23報:「竹中大工道具館」 |
重厚なお屋敷を連想させる竹中大工道具館入り口 | |
一階入り口。奥にある庭には大徳寺玉林院にある茶室「蓑庵」を模した茶室棟がある。 |
竹中大工道具館が竹中工務店発祥の地、神戸市中央区熊内町7(竹中工務店本社跡地、新神戸駅より東に2~3分)に新しくオープンしました。 大工道具館は1階がイベント展示館になっていて、現在(6月2日~14日)は「座れる兵庫の新作椅子展+木の工房家具展」が開かれています。兵庫県で活動する家具作家が新作の椅子一脚を持ち寄り展示する「一脚展」で、14人の作家が出展しています。 |
14人の新作作家による椅子の数々、自然の木の枝をそのまま使ったユニークな椅子もある
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地下1階と地下2階の吹き抜け | 石器時代の道具類 |
法隆寺が建てられた時代の道具類、この時代になると手斧(ちょうな)や槍鉋が使用されている。右のややでこぼこの表面は手斧、左の綺麗な表面は槍鉋によるが手で触ると僅かな凸凹を感じる。 | |
現在の鉋(かんな、台鉋)は室町時代に使われたそうです。鉋の出現により鏡のような表面を造ることが出来るようになりました。 |
ノコギリと台カンナの出現により製材技術の大革新がもたらされました。製作が大変難しかった板材がノコギリとカンナにより同じ厚みの、表面の美しい板材を容易に作れるようになり化粧版と呼ばれるような木目の美しい表層板が出来ました。 |
大鋸の出現により均一な厚みの板材が手に入るようになった。
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種々な用途のノミ | ノミにより腰掛鎌継のような技術が出来た |
腰掛鎌継 |
知恵の輪のような四方鎌継 |
ばらすのが難しい追掛大栓継 |
現代の名工と呼ばれた法隆寺の鬼 西岡 常一棟梁は半世紀に亘る法隆寺の昭和の大修理に携わり、晩年は薬師寺伽藍復興に尽力されました。当時の高田好胤館長に乞われて、初めて法隆寺以外の建築に携わりました。西岡棟梁は法隆寺に仕える法隆寺専属の宮大工でした。 |
江戸時代の大工技術書 | |
最後の宮大工と称された西岡常一棟梁の直筆の設計図 |
地下2階から地下1階の吹き抜けには国宝唐招提寺金堂の柱や屋根の組物が原寸大の復元模型が展示されているが、その組物の大きさには圧倒されます。 |
地下2階は図書室やビデオライブラリーを見る事が出来ます。また木工工作コーナーがあり、材料を買うと指導員が作り方を指導してくれます。 |
ビデオライブラリーのコーナー |
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大人から子供まで楽しめる木工工作コーナー |
最後に日本の職人の技術の粋を集めた美術品を紹介します。小さな組手と呼ばれる部材を糊や釘を一切使わず組み上げた組子細工と呼ばれるものです。 |
白い雪を頂く山脈 すそ野に広がる里山 川の両側に田園風景が広がる |
そろそろアジサイの季節です |
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日) 入館料 一般500円、65歳以上200円 地下鉄・シティループバスとも「新神戸駅」下車、徒歩3分 木工工作は不定期に休むことがあるので、HPで調べてください 一階の展示内容はHPに掲載されます |