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ハイキング同好会
平成25年5月8日(水) 寄稿者:渡邉善宏

佐用町の大イチョウと上月城址巡るハイキング



活動報告

平成25年春季第3回目のハイキングは、非常に好天に恵まれた平成25年5月8日(水)、佐用町の大イチョウ並びに上月城跡を訪ねた。
 JR姫路駅に9時30分に集合した25名は、姫新線で佐用に向かった。おおよそ1時間10分程で佐用駅に到着し、そこからおおよそ600m先の「佐用の大イチョウ」に向かった。
 
「佐用の大イチョウ」は赤松氏の寺の「如意輪山満願寺」に有ったものが、その後の嘉吉の変(1441年)で、寺は消失したにも拘らず、樹木は耐えて生き残り、千余年の今日までしっかり生き抜いて来たものであり、「兵庫県指定天然記念物(昭和48年3月9日指定)」に指定されている。更に、昭和
60年には佐用町合併30周年にあたり、イチョウを「佐用町の町木」に指定し、町のシンボルとして共に発展を期して来ている。
 高さは28m、幹廻りは9.4mあり、大人5人が手を一杯につないでやっと一周出来る位である。葉も大きく繁らせた堂々たる佇まいと素晴らしい存在感を示していた。丁度、昼時となったので、三々五々昼食を済ませたあとは、大木をバックに記念撮影を行った。

その後、再び佐用駅に戻り、一駅先のJR上月駅に行き、そこから再びおおよそ1km先の上月城跡までハイキングし、「上月歴史資料館」で館長から、上月城に関わる合戦などの歴史を懇切丁寧に受けたあと、歴史館のすぐ目前の小山に登り、「上月城跡」を見学した。
 上月城は鎌倉時代末期(1300年代)に上月次郎景盛により太平山(樫山)に築城されたが、その後本城を南の荒神山に移したと思われ、これが現在の上月城跡である。

上月城跡を見た後は上月駅に戻り、姫新線、山陽本線で、姫路へと向かい、三々五々帰路へとついた。


(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)
スタート前の説明(佐用駅にて) 佐用町を歩く 佐用の大イチョウの全景
佐用の大イチョウの幹廻り 佐用の大イチョウの説明板 大イチョウ前で昼食
上月駅をスタート 佐用の大イチョウ前にて(記念撮影)


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