平成２５年春季第６回目のハイキングは、当初予定日が雨天となったため、一日順延して７月５日（金）に行われた。神戸市北区山田町上谷にある「神戸市立森林植物園」を訪ねるものである。
　１０時１０分、北神急行電鉄（または神戸電鉄）谷上駅に集合した８名が、「山田道」と言われるハイキングコースをゆっくり進んで、「神戸市立森林植物園」に向かった。

　山田道は大小の樹木につつまれた山林道であり、緩やかな登りになったり時には谷川のせせらぎを渡ったり、住宅地の横や太陽光パネルのテスト地横を通ったりと結構変化に富んだコースである。中間で小休止を挟みながらおおよそ３．７kmの道のりを約１時間３０分程かけて歩き、お昼前に目的地の植物園に到着した。

「神戸市立森林植物園」は、おおよそ南北１．５km×東西１．２km、敷地面積１４２．６haも有り、「ブリスベーンの森」「シアトルの森」「野鳥の森」「ヨーロッパ区」「北アメリカ区」「アジア区」「日本針葉樹林区」「あじさい園」「花木園」「多目的広場」等々２３のゾーンと区域が設けられており、日本の代表的な樹木及び世界各国の樹木約１２００種を各々の原産地の森とゾーンに分けるなどして植栽している。平成１４年には女優の「真野響子（マヤキョウコ）さん、ちなみに妹は同じ漢字でも真野あずさ（マノと読む）さん」を名誉園長に迎えている。中でも、「森林展示館」に展示されている「世界最大の植物」と言われる直径５.４メートルもあるアメリカのセコイアオスギの断面切り出し物（自然倒木を切り出した）はその巨木さを実感出来て、まさに圧巻である。

ここで昼食を摂ったあとは解散となり、めいめいで自由散策し、三々五々帰宅の途についた。