平成２５年秋期第１回目のハイキングは、バスを利用しての鳥取県「鳥取砂丘・梨園（梨直売所）と白兎神社・白兎海岸、更には和紙の里・因州青谷」を訪れるものである。

９月１１日（水）午前８時に山陽電車高砂駅北側広場を出発し、米田農協並びにJR姫路駅に集合した総勢２０名の会員を乗せたバスは、姫路バイパスから播但自動車道に乗って揚々と鳥取に向かって走りだした。っと、思いきや、播但自動車道に入ったすぐの「豊富」付近で、「エンジンルーム内のホースが外れる」という異常が発生してしまった。

すぐ近くの「豊富PA」に駐車し、姫路が近かったため、直ぐに補修員を呼び寄せて事なきを得たが、１時間程ロスをするというハプニングに見舞われてしまった。運転手の説明ではこのバスは購入してまだ１年程しか経っていないほぼ新車なので、トラブルに見舞われるなどとは予想出来なかったと仕切りに恐縮がっていた。

その後は順調に播但道、中国自動車道、さらには鳥取自動車道を経由し、道の駅「あわくらんど（鳥取県西粟倉村）」にて小休止したあと、鳥取砂丘に向かった。

鳥取砂丘の見える直ぐそばに「砂の美術館」が有り、入場・見学することとした。

「砂の美術館」には、ピラミッド状に木の型枠を組み、水で固めただけの砂に彫刻をして立体的な彫刻像を創るようだが、世界各国からの超一流の砂像彫刻家による「アンコールワット」「バゴダ（仏塔）と僧侶たち」「ボロブドゥール遺跡」など１９のテーマの巨大彫刻像が展示されており、感激を受けた。

砂の美術館見学後、近くの松林などの日陰で昼食を堪能した後は、梨のみやげ店に立ち寄り、白兎海岸を見学し、最後の目玉見学所である「あおや(青谷)和紙工房（鳥取市文化財団）」で和紙作品の素晴らしさに触れたあと、帰路についた。高砂着は２０時頃となったが、時間をかけただけの充実さを味わうことが出来た一日であった。