三月も近づいて来るとすっかり春めいて暖かくなり、絶好のハイキング日和となった2月26日、26年春季第一回目のハイキングが実施された。昭和27年から毎年開催されて来ており、今年で63回目となった長浜市の盆梅展と大通寺を訪ねるものです。
今回は2名の新入会員(桝賀氏、川村氏)を迎え、いつもの様に8時に山陽電車高砂駅北側の広場をバスにて出発し、米田農協及びJR加古川駅での会員を合わせて29名が長浜に向かった。途中「名塩」及び「多賀」サービスエリアで小休止を取りながら、お昼頃、盆梅展会場である「慶雲館」に到着した。
慶雲館は、長浜の豪商・浅見又蔵が私財を投じて建設したもので、会員達が丹精込めて造った300程の梅の盆栽から、開花期に合わせて90鉢程を純和風の座敷にズラリと展示するもので、中には3m近い巨木や樹齢40年を超える古木もあり、歴史的にも規模的にも「日本一の盆栽展」として親しまれている。
盆栽は何れも他に例を見ない見事なものばかりでしたが、中でも「春時雨(はるしぐれ)」と名うたれた紅梅は「樹齢70年、高さ2m70cm」との表記があり、一際感心させられました。
盆梅展鑑賞後は、長浜城公園で昼食休憩を取り、お城とは町の反対側にある「大通寺」までハイキングし、大通寺見学後は長浜大手門通りの商店街散策と買い物を行い、16時頃、帰路に着いた。19時半頃高砂に到着したが、加古川ではうっかり寝過ごして下車を遅れた会員も出たけれど、楽しい一日をつつがなく過ごせました。
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