高砂支部ホームページ
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平成26年10月20日(月) | 寄稿者:藤原浩造 | 第375回(H26年秋期第3回)ハイキング 丹波竜化石工房と篠山の秋の味覚を訪ねて |
今回はバスハイクで丹波竜化石工房「ちーたんの館」、黒豆枝豆狩り、篠山市内散策、キリンビールの工場見学へ行きました。 高砂出発前からどんよりと今にも降り出しそうな空模様。45人乗りの大型バスに参加者は20名と、ゆったりとしたツアーです。 最初に訪れたのは「ちーたんの館」。バスが到着すると、本日丹波竜のガイドをしていただくカネカOBの村上鷹夫さんが待っていて下さいました。村上さんは2006年、丹波竜の化石発見当初より、ボランティアで発掘作業に携わってこられたそうです。村上さんの丁寧な解説で、一同1億数千万年前の丹波竜に思いを寄せました。現地にはまだ多くの化石が埋もれていると予想されるものの県の予算がおりず、第6次の発掘以降3年間発掘が中断しているとの事です。 発見された丹波竜の化石は一部であり、多くが欠落しています。篠山川から化石が流され、ひょっとすると本流の加古川の河原にも転がっているかも、とのことです。発見者は名前が記録されます、夢と興味のある方はさがしてみて下さい。発掘作業の大きな写真パネルが掲示されていましたが、某企業で見覚えのある緑のヘルメットをかぶった村上さんが大きく写っていました。 続いての行程は村上さんの農園での黒豆枝豆狩り。よく実の太った枝豆を格安で提供していただきました。黒豆の美味しいゆで方の教示がありましたが、塩と同量の砂糖を添加してゆでるとのこと、これは初耳でした。皆さんも試してみてください。 近くの川代渓谷をのぞむ川代公園の東屋で昼食、その後篠山市内の散策をして本日の隠れメイン、キリンビール神戸工場へと向かいました。 ハイキング同好会ではこれまでに、キリンビールの工場見学は神戸、岡山と度々お世話になっています。工場や工程の説明は結構ですので試飲だけで、と言いたいところですがそうはいきません。 真面目に説明を聞いてお待ちかねの試飲。出来立ての美味しいビールを3杯ずついただいて帰路につきました。 帰りのバスが加古川駅に到着前、体内のタンクが溢れそうになり、バイパス出口で渋滞中のバスから「ここで降りる」という方が出て、みんなで押しとどめる一幕も。 あいにくの雨模様となりましたが、参加者全員大満足の一日でした。お世話になりました村上さんに御礼申し上げます。 |