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平成26年11月05日(水) 寄稿者:藤原浩造 第376回
黒田官兵衛ゆかりの地めぐり

 黒田官兵衛ゆかりの地めぐり3回目の今回は姫路城を訪れました。
 今回も案内はカネカOBで姫路市公認ガイドの高谷さんにお願いしました。 
 入城門で待ち合わせ、出て来られた高谷さんを見ると、エンジのブレザーを着たまさしく公認ガイド姿です。開口一番「今日は女性はおるんかいな、いなければお色気の話をするんだが」とのこと。客の性別や年代により、ガイドの内容を変えられるようです。
 まずは西の丸の百間廊下へ。 西の丸は、千姫が本多忠刻に輿入れするにあたり造営されたとのこと。千姫の持参金が10万石。現在の貨幣価値だと、10Kg3000円の米とすると45億円・・・凄い。
 100間廊下の途中には何箇所か扉があり、夜は閉められたそうですが、扉には小さな潜り戸が。ここで高谷さん「この潜り戸は何のためにあると思う?わしはすぐ分かったで。これは夜男が来た時のためや。一番奥の扉には潜り戸が無い、何でやと思う?奥は年寄りが詰めとったから男は要らん、だから潜り戸が無いんや」 
 「籠城する時に必要なものは何やと思う? 以前、女と酒と言うたやつがおった、違うで」(もしもし、今日は女性も一人参加してますけど)

 島根出身の私としては、燃え盛る大阪城から千姫を救出し、家康から千姫を嫁にやると約束されたのにそれを反古にされ、千姫輿入れの行列の襲撃を企てたといわれる、津和野藩主坂崎出羽守の話が出てこないのは少々残念でした。あれは講談の世界でしょうか。 
 百閒廊下を出て、黒田家の築いた石垣と池田家の築いた石垣の違い、重機の無い時代にどのようにして巨石を積み上げて石垣を築いたか、等の説明を聞き1時間30分の予定が2時間近くになりました。
 続いて城外へ出て、市立美術館の前を通り県立歴史博物館前へ。 「素晴らしい見物スポットがある」と言って見せられたのは、歴史博物館のカフェの大きな窓に写った姫路城。うーんこれは素晴らしい。
 野外劇場前で昼食。昼食後は千姫が歩いたはずのない千姫の小径を歩き大手門前へここで高谷さんと別れ我々は大河ドラマ館を見学して解散しました。
 黒田官兵衛ゆかりの地めぐり3回にわたりご案内くださいました高谷さんに深く感謝いたします。よく勉強されていて、豊富な知識に感服いたしました。

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
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