平成27年秋期第4回ハイキングは、神戸市内をハイクするものである。今回も好天に恵まれた11月4日(水)、JR元町駅に集合した15名(ご夫婦3組を含む)は、山側(北側)に向かってスタートした。かって現役時代に何度も許認可申請で訪れた懐かしい兵庫県庁の1号館と2号館の間を通り抜け、県庁の少し北側に有る「相楽園」に入場した。
『「相楽園」は元神戸市長・小寺兼吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園で、明治18年頃から築造に着手され、明治末期に完成したもので、昭和16年以降神戸市の所有となり、一般に公開された(同園パンフレットより)。』
庭内では丁度「神戸菊花展」が催されており、息をのむ程の見事な菊花の数々を堪能することが出来た。その菊香を感じながら、素晴らしい花々に囲まれて記念撮影を行い、ゆっくりと昼食並びに休息をとった。
休息後は、更に、勾配はややゆるやかではあるが、神戸特有の坂道になっている道路を北上し、「風見鶏の館」までハイクした。「風見鶏の館」はこのあたりでは最も人気の有る観光スポットであり、当日も多数の観光客でごった返しており、外国の観光客も多く見られた。
『この館は、かって、神戸に住んでいたドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が自宅として建てたもので、北野・山本地区に現存する異人館のなかでレンガの外壁の建物しては唯一のもので、他の異人館と異なった重厚な雰囲気をもち、尖塔の上に立つ風見鶏は良く知られており、当北野町の象徴として欠かせない存在に成っている。(同館パンフレットより)』
ここでたっぷり時間を取り、記念撮影と館の見学を行った。休息後は海側に向かって戻る形でハイクをし、スタート地点のJR線・三宮駅に戻り、14時過ぎのやや早い解散となった。
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