平成２８年春期第５回ハイキングは、６月９日(木)、好天に恵まれ絶好のハイキング日和となった。 ８時５０分に山陽電車明石駅に集合した会員１５名が阪神電車で大阪難波駅まで行き、そこから本日のハイキング開始となった。
  難波駅からまず千日前通りを西に向かって歩き、谷町九丁目の交差点に到着した。ここからは谷町筋を南に向かって歩き、 おおよそ４０分程で「四天王寺」に到着した。四天王寺は正式名称を「和宗総本山：四天王寺」と言い、日本最初の官寺として 推古天皇元年（５９３年）に聖徳太子が建立したものである。南から北に向かって中門・五重の塔・金堂・講堂を一直線に並べ、 それを回廊が囲む形式で、日本で最も古い建築様式の一つである。蛇足ながら、その四天王寺の入り口のすぐ前にあるビルに社寺建築を専門とする 「金剛組」と言う会社があるが、世界最古の会社（飛鳥時代・西暦５７８年創業）として草野仁さん司会の「世界ふしぎ発見」で取り上げられた事がある。 かなり以前に取り上げられたのだが、そんな世界最古という会社が日本に有る事に感心して今も記憶から消えないでいる。
  四天王寺で記念撮影をしたあと、すぐ近くの「天王寺公園」で休息・昼食タイムとした。
  昼食後は徒歩でおおよそ２０分程のハイクを続け、もう一つの目的地である「あべのハルカス」に到着した。 あべのハルカスは高さ３００メートルを超える日本で一番高い高層総合ビルで、２０１４年(平成２６年)３月７日に開業した。 ６０階建ての最上階が展望室になっており、エレベーターではアッと言う間に到着したにも関わらず、耳がツーンとならなかった。 ３００ｍともなるとさすがに四方の全てが地平線まで見渡す事が出来たが、例によって少々スモッグ気味であった。
  あべのハルカスを１４時２０分に出発し、通天閣へとハイクを続け、１５時丁度位に通天閣に到着した。 ここまでで歩いた距離はおおよそ１１Ｋm、１４３００歩位となった。ここで通天閣に登る者とそうでない人に意見が分かれたため、 本日の会員行動は終了・解散となった。