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ハイキング同好会

平成28年10月6日(木) 寄稿者:渡邉 善宏   第399回(H28年秋期第1回)ハイク
 柳田國男生家を訪ねるハイキング

  平成28年秋期第1回目のハイキングは、好天に恵まれた10月6日(木)、 9時にJR姫路駅に15名が集合し、播但線にて福崎駅まで行き、駅前にて大宅リーダーから、本日のコース概要並びに注意事項の説明がなされ、 丁度10時に同駅を出発しハイキングのスタートとなった。
  国道2号線を周囲の景色を楽しみながら約2.5Km進み、辻川山公園に到着した。同公園では河童伝説の有る池で、池から顔を出す河童の登場と、 地上の小屋から逆さに成って綱渡りをする名前も判らない怪物を見学した。
  同公園見学後は更に1Km程国道を通り、柳田國男の生家を訪れた。四畳半二間と三畳二間の小さな藁葺屋根の農家であった。 柳田國男は男ばかり八人兄弟の六男であり、この狭い家で男ばかり8人の兄弟が育ったのかと、驚きの目で見た。
  國男は民俗学者であり、「遠野物語」「蝸牛考(かたつむりこう)」などで知られる作家でもある。 國男はその作品の中で実家の事を「日本一小さい家」と評しており、この様なところから民俗学への志の源を発したのかと感嘆させられたのである。
  更に、國男達兄弟がその床下に潜り込んで遊んだと言う「有月堂」を見た。特に変哲のない普通の小さなお堂であるが、 彼らにとっては格好の遊び場と成ったのであろうと想像された。
  その後更にハイクを続け「神崎郡歴史民俗資料館」を訪れた。この資料館は、神崎町の最大有名人(有名家)としての松岡家8人兄弟を紹介している。
  長男松岡鼎(かなえ)は医者・政治家、三男井上通泰(みちやす)は国文家・歌人、六男は柳田國男(本人:民俗学者、作家)、 七男松岡静雄は海軍大佐・言語学者、八男松岡輝夫は日本画家、とそれぞれ名を成している(次男、四男、五男は早世)。
  見学を終えた後、同館前にて記念撮影を行い、その後、福崎駅に戻り、15時過ぎに姫路駅に到着し、解散となった。


(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)
1.福崎駅前にてリーダーの説明 2.福崎の街を歩く 3.クロガネモチ巨木の説明書き
4.クロガネモチ巨木の幹部 5.クロガネモチ巨木の全景 6.柳田國男生家
7.カッパ公園の河童 8.カッパ公園の怪物 9.柳田國男生家
10.有月堂 11.福崎町立柳田國男・松岡家記念館全景 12.柳田國男記念館前で記念撮影

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