平成24年 春季 第四回ハイキング
第四回ハイキングは、5月10日(木)、京都府美山町の「かやぶきの里 北村」と「丹波篠山市」へのバス旅行である。7時50分に、最初の集合場所山陽電車高砂駅を出発し、途中、米田農協とJR加古川駅に集合した会員を乗せ、総勢34名で目的地に向かった。
高速道路を利用しても結構な時間を要し、最初の目的地「かやぶきの里」に着いたのは丁度正午頃となったので、まずは昼食を済ませ、昼食後は沢山の茅葺屋根の続く集落内を自由散策することとなった。
美山町の「かやぶきの里 北村」は、茅葺主屋30棟、茅葺小屋4棟の他にトタン屋根、瓦葺屋根の家屋や蔵、石垣や地蔵などもある集落であり、平成5年(1993年)に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されており、茅葺の家は現在も民家として住民が生活している。茅葺屋根の家の屋根の厚さはおおよそ40〜50cm位あり、屋根の裏側の温度は外気温より1〜2度程低くなるらしく、土間も空気温度より2〜3度程低くなるらしいので、特に夏は快適に過ごせるエコ家屋のようだ。
その民家の約4割は江戸時代に建てられており、歴史的価値を堪能する事が出来た。ここで約1時間半ほどの時間を過ごした後は、兵庫県の篠山市に向かった。
篠山市では、篠山城跡に建てられた「大書院」をバックに記念撮影を行った。大書院は平成12年に完成したばかりの新しい建物であるが、歴史館でもあるので、入場して篠山市の歴史に触れる事が出来た。
そのあとは三々五々自由散策となったが、篠山市には春日神社、歴史美術館、誓願寺、青山歴史館、武家屋敷群、商家群など、色々の散策ポイントがあり、1時間15分の滞在時間では時間不足を感じた程であった。
4時半頃に篠山を出発して帰路に着いたが、今日も非常に暖かい好天に恵まれ、絶好のハイキングが出来た。
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