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ハイキング同好会

活動報告

6月14日()  担当2組 寄稿者:渡邉善宏

行き先:眼に鮮やかな新緑がつつむ初夏の伊吹山へバス旅行

第六回ハイキングは、伊吹山へのバスを使ってのハイキングである。朝7時30分に山陽電車高砂駅を出発し、米田農協及びJR加古川駅に集合した会員を乗せ、総勢32人が参加した。加古川バイパスでは明石までに2件の交通事故での渋滞が有り、予定より約50分遅れで伊吹山山頂駐車場に着いた。
 伊吹山は、滋賀県と岐阜県にまたがり、頂上は滋賀県米原市に所属する。山頂の草原植物群落が国の天然記念物に指定され、日本七名山の一つである。更に、日本百名山、新・花の百名山、関西百名山にも選定されている。
ふもとから標高1260mにある山頂駐車場までの伊吹山ドライブウェイは17kmに及ぶが、曲りくねった山道を登りながら眼下に広がる絶壁や遠くに広がる街並みを楽しむ事が出来る絶景ポイントでもある。ドライバーさんの優秀な運転テクニックによって、我々はその絶景を安心して心行くまで楽しむ事ができた。
 山頂駐車場から1377mの伊吹山山頂までは「距離約500mの急な中央遊歩道コース」と、「距離約1000mのやや緩やかな西遊歩道コース」の二つの登りコースが有るが、我々は緩やかな西遊歩道コースを、小一時間かけて絶景を見ながら山頂へのハイキングを楽しんだ。
 今日は、日差しもあまり強く無くいくらか曇天に近い絶好のハイキング日和となったので、眼下に広がる街並みを眺めながら、はたまた、足元や前後左右に広がる低木帯・高山植物やお花が生え盛かる草花帯を楽しみながらゆっくり歩を進め、山頂にはおおよそ一時間程で到達した。
 標高も1377mともなると地上とはおおよそ10℃ほど涼しくなり、やや霞も懸かって肌寒ささえ感じるが、心地よい気分である。山頂には日本武尊(脚注参照)の像が建立されており、その前で記念撮影をしてからようやくやや遅めの昼食を取った。しばし歓談した後は、リーダーから下りにあたっての注意事項が説明され、凡そ「1500m有る下り専用の東遊歩道コース」をハイキングしながら山頂駐車場まで戻った。
 帰りは渋滞もなく、スムースに19時前に高砂まで戻り、解散となった。春期は今日が最後となり、次回は9月26日からである。

《脚注:伊吹山と日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の関係》;日本武尊は第12代景行天皇の第2皇子であり、東国の神々を平定した日本武尊は天皇の命により伊吹山の神も征服しなければならなかった。そこで征服に向かったが、伊吹の神の化身である大蛇をまたいで通ったことから、神に大氷雨を降らされ意識が朦朧として病身となり、都に帰る途中、伊勢の能褒野(のぼの)の地で没した。時に30歳であったと云う。

山頂駐車場を出発

西コースを登る

            花畑を登る

花畑の風景 山頂の日本武尊           昼食風景
下山の注意事項説明 下山開始           東コースを下山
伊吹山山頂にて記念写真(平成24年6月14日(木))


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