９月２９日（土）に表記のOB会が高砂で開催されました。カネカロンの研究・技術・開発に携わったメンバーが、一堂に会して昔話や近況を話合うのも良いなあと大先輩の３名（栗岡駿一郎さん、石原晋一郎さん、岸田豊さん）が発起人・幹事役となり準備を進め、現役社員の協力も得て当日を迎えました。

当日は、午前１１時に集合場所の厚生棟を出発し工場見学をスタート→カネカロン展示室で新規加工^＊1の説明（毛抜けが殆ど無い技術で従来の1/10）→加工実験室での新規加工実演→フィラメント工場見学→重合・紡糸工場見学の後、厚生棟で記念撮影をした後、出汐館に移動しました。新規加工の技術は、長年苦労してきた問題を大幅に改善したものです。簡単なことのように思えますが、的を得た発想と粘り強く実験に取り組んだことで花が開いたんだと感心しました。

１２時を過ぎて出汐館に移動したので、少々お腹は空いていましたが、近況報告があるので昼食は御預けです。栗岡さんの進行で宴会はスタートしました。最初に、カネカの近況、続いてカネカロン事業部の近況、最後に製造部の近況を、それぞれパワーポイントの資料で分かりやすく説明がありました。円高でカネカロンは苦しいのですが、何とか黒字を確保していること、将来の見通しも悪くない事を聞き頼もしく思いました。

近況報告が終了したのは、午後１時１５分頃。石原さんの乾杯の音頭で宴会がようやくスタートしました。１人すき焼き、刺身、天ぷら、煮魚、炊込み御飯と味噌汁と順番に料理がでてくるのですが、席を移動して話に花が咲き、料理を全て食べた人はいなかったと思われます。しかし料理は美味しかった。

２時間半ほど宴会の後、岸田さんの閉めの言葉があり閉会かと思いきや、次回以降の幹事を決めると発表があり、新幹事の挨拶で終了することになりました。次回以降の幹事は、本社代表：神吉さん、高砂代表：横江さんです。

次回は、名称も新たにどこで開催するんでしょう？新幹事に乞うご期待！

＊1・・新規加工の名称はラストラス加工と言い、出来た製品は「ラストランスファー」と呼んでいる。