高砂支部会員が所属している各ネットワーク内 （化成、油脂・食品、ＫＬ、合樹、動力、医薬・醗酵、設備・事務所、その他）での出来事（ＯＢ会、ゴルフコンペ等）を会員の寄稿により紹介するコーナーです。
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去る９月２３日(土)、１１：３０～１４：３０、出汐館にて 「バイオフィル－オルモック工場ＯＢ－平川会」を開催しました。

参加者は、平川（工場長）、岸本（副工場長）、吉岡（動力担当）、 谷口・河野・大川（設備担当）、宇高・國枝（製造担当）、更に、平川・吉岡・宇高の各奥様、総勢１１名です。

他には、井上（人事・総務担当）、野村（検査・技術担当）及び 谷口・大川の各奥様の４名がいらっしゃいますが、所用で不参加でした。

同平川会は、フィリピン国レイテ島西側にあるオルモック市イピル村の一角で、 Ｓ５２年９月より営業運転を初めた頃に、出向休職で勤務していたメンバー各位とその奥様で構成された会です。 これまで不定期で開催して来ており、今回は約２年振りの再会でした。

そもそもバイオフィル－オルモック工場は、工業所内で武田薬品工業が 販売していた“イの一番”の原料となるリボ核酸（昆布の旨みであるイノシン酸）を高含有に含んだ乾燥酵母の粉体を、 世界で唯一実用化された連続発酵法で酵母を培養し、ドラムドライヤーで乾燥させ、Ｓ３７年より大量生産していましたが、 Ｓ４６年頃よりその廃水規制への対応が日本では厳しなり、比国へ移転し操業しました。

当時のオルモック工場では、比国従業員２００名前後がいるなかで、 日本人スタッフ（カネカ出向社員）で工場経営をしていました。その支えには、比国へ同行された奥様方とお子さん達との 日本人だけの夕食会などがあったのだと思います。

さて、Ｓ５２年と言えば、今から４０年も前のこと。 それでも参加した方々も当時のことを鮮明に記憶されて、あの時は・・・、この時は・・・と、 話題が尽きることはありませんでした。

時が過ぎるのは早いもので、 元気な姿でのまたの再会を誓い合って散会としました。

尚、文責は國枝にありますが、文中多々記憶違いや誤りがあるかと思いますが、 ご容赦下さい。