ネットワーク便り

　第10回電解課ＯＢ会が6月25日（土）に出汐館で行われました。
　先ず、樫本電解課長及び坂東化成製造部長の挨拶の後に続いて ,10人の物故者の方々を偲んで、叶電解課ＯＢ会会長による献杯の音頭で宴をスタートした。
　今年は、初めての試みとして、電解課に在籍されていた女性の方々に声をおかけして、電解課のＯＢ会史上初めて 2名の女性の参加者を得て、いつもの野暮な会に色彩りを添えてくれました。（鐘華会に於いても活性化を図るための一環として、いろんな行事に女性の参画を促し、 女性が参画しやすいような企画などが検討されている）
　会食を続けながら、 各人の現役時代の武勇伝の紹介を次々とマイクを手渡しながら続き、そんなこともあったか？と往時を昨日のように懐かしく語り合いました。
　この度は、物故者が10名もおられ、全ての方々が、なんらかの形でお世話になった方々ばかりで、寂しさもひとしをの思いがしました。
　余談となりますが、日本人の平均寿命（0歳児の平均余命）は、 ご存じの通り男性は80.50歳で世界第3位、女性は 86.83歳で世界1位となっております。
　この度の10名の物故者が鬼籍に名を連ねられた年齢の平均値は 85.2歳で、ＭＩＮとＭＡＸを除いた平均値は84.13歳で標準偏差は3.91であった。
　我々は、電解の多くの先輩諸氏から、「電解の塩素を吸った人は長生きできる」という伝奇？をまことしやかに聞かされてきました。 今回のデーターからみて女性の平均寿命には及ばないものの、男性の平均寿命より3.6歳も多いこの数値は果たして？・・・ しかし、この伝奇？は往時と比べ各段の進歩を遂げた現在の設備からは、今は昔、あの状況等は、今は、とうてい偲ぶよすがもない。
　この度、配布されたＯＢ会名簿には、 60歳で定年になっていてもカネカになんらかの形で所属して働いている方々は記載されていないのでＯＢ会にどのくらいの人数がおられるのか実数はよくわからない。
　 配布された名簿より、カネカを完全にリタイアされた電解課のＯＢは61名となっている。その内訳は 90歳以上が5名（内今回1名出席）、80歳以上が 21名（内4名出席）、70歳以上が14名（内7名出席）、 70歳以下が21名（内3名出席）であった。 今回、これらの退職ＯＢ15名及び現役ＯＢと世話役含め出席者総数は37名であった。

お忙しい中、諸準備に携わっていただいた現役の方々や当日の歓待して頂いた方々に対して、 心より厚く御礼申し上げます。また、落合所長様よりの差し入れして頂いた日本酒も所望者が多く瞬く間に売り切れました。とても美味しくいただきました。どうもありがとうございました。 今年は、電解創業80周年の年にあたり、カセイソーダの生産量も1000万トンを突破しているそうです。 11回目のＯＢ会には、さらに多くの方々と再会できることと、より多くの女性陣の出席を期待してやまない。

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