リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)
1.高砂支部だより(支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項) | |||||
2.高砂支部同好会活動の内容(活動予定及び直近の活動報告を記載) | |||||
世話人名簿 | 囲碁・将棋 | ウオーキング | グラウンド・ゴルフ | ||
ゴルフ | ハイキング | カラオケ | 文化展 | ||
3.ネットワーク便り (各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
4.高砂文庫(寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々) | |||||
5.故郷たより(ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
高砂文庫(寄稿欄)
|
イブの日、午前中に神戸の三宮で用件を済ませた後、鐘華会高砂支部のホームページの「ふるさと便り〜神戸より〜の第2報」に紹介されていた異人館カフェのスターバックスで、ゆったりとおいしいコーヒーを飲もうと、久しぶりの陽気に誘われ北野異人館街に向けブラリ散策と洒落こんだ。 先ず、神戸ジャズ・ストリィートで必ず最初に訪れていた外国倶楽部を久しぶりにみたくなってそこへ向かうことからスタートした。いつも、お目当てのジャズバンドは、クラリネット奏者の花岡詠二をリーダーに編成されるデキシィランドジャズバンドである。構成メンバーはその年によって多少の違いがあるが、ピアノの秋満義孝やテナーサックスの鈴木直樹や(鈴木章二の甥)ドラムズの楠堂浩己とか藤田洋、ベースの小林真人や水田欽博、トランペットに池田公信、近年では、バンジョーの青木研らの中から構成され、これらの面々がデキシィー特有のアドリブを織り交ぜたリズミカルな演奏とリーダーの花岡さんと司会者の末廣光夫(昨年の9月に逝去された元ラジオ関西のアナウンサーで、日本で初となる電話リクエストを成功させた名物アナウンサー)との軽妙洒脱な会話がいつも会場を盛り上げてくれていた。中庭にある木立の向こうに演奏会場となる倶楽部の建屋がある。(写真:ピアノ奏者=秋満義孝、 クラリネット奏者=花岡詠二) |
神戸外国倶楽部 | 外国倶楽部の中庭 | 倶楽部内のジャズ・フェステバル会場 |
神戸ジャズ・ストリートは例年10月初旬に開催される。その前月の9月には、神戸の灘区にある沢の鶴酒造が主催するコンサートがある。このコンサートは花岡詠二を中心とした上記メンバーで構成されたバンドが出演し、沢の鶴の酒蔵≪資料館≫で「沢の鶴ほろ酔いコンサート」と銘打って開催される。このコンサートはさすがに酒造会社が主催しているだけに、途中の休憩のときに、樽酒の鏡割り行事があり、写真のような1合ますに樽酒を入れて参加者全員にくばられる。(1合枡はお土産として持って帰れる)乾杯後、広場で樽酒と沢の鶴の数種類のお酒で酒宴が催される。肴は特別に辛い福神漬けのみであったが、数年前より、家からスルメにカキピー、ソーセージ等々のつまみを持参して、それをおすそわけなどして酒宴を盛り上げることにしている。日本酒メーカーなので当然ビールなどなく全て日本酒である。日本酒大好き人間にとって、至福のひと時を過ごすことができる。この休憩後のコンサートは出演者も観客もほろ酔い気分のため会場はノリノリの最高の雰囲気となる。家にある1合枡を数えてみると10枡あったので10年以上は通ったことになる。 |
鏡割(中央:花岡さん) | 1合舛 | ほろ酔いコンサート |
少し歩いて風見鶏の館を左にみて、右に折れるとすぐにスターバックスがある。今日は、ゆっくりとコーヒーを飲むことが主目的であったために、早速、そこに足を向ける。着いたのは昼過ぎであったが、喫茶店の表には順をまっている若いアベックがいて、窓越しに中を覗いてみたら、なんと若い人ばかりで満席となっていた。白髪と白髪まじりの老夫婦には、場違いの感が否めず、ほうほうの体で引き揚げてきた。帰り道に、よくよく考えてみると、今日はイブの日であった。今夜あたりは、先ほど、その前を通ってきた北野ホテルあたりが満室となるのであろうか? |
異人館カフェ:スター・バックス | 神戸北野ホテル |
高砂の西友で、数種の鳥料理を買って、家で飲みかけのボジョレーでささやかにイブを祝った。口直しを兼ね、〆は当然日本酒で締めたのは言うまでもない。 |