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寄稿日:平成26年11月26日(水) 寄稿者:倉掛一夫  26 紅葉巡り

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 【永昌寺】
  加古川市神野町にある永昌寺境内のどうだん躑躅が紅葉の見ごろを迎えたと聞き行ってみました。どうだん躑躅と言えば但東町の安国寺が有名ですが、この永昌寺もなかなかのものでした。本堂から入り、中庭越しに約500本が密集し見事に色付いていました。
  ここは拝観無料です。本堂への入口には悟りを開いたような住職代行かと思える利発そうな犬が出迎えてくれ、“ようお参り、安生見ていきや”と言わんばかりに来訪者を迎えてくれます。

中庭越しに真っ赤に染まる

ガラス戸に映るどうだん躑躅

 今年は京都の紅葉巡りとして大徳寺、常照寺、金閣寺の紅葉。他に源光庵の悟りの窓と迷いの窓へも訪れてみました。
【大徳寺】
  最初に大徳寺の塔頭の一つ興臨院の入り口の紅葉を愉しみ次に高桐院を訪れました。ここは参道や本堂から見る庭園風景が美しく知る人ぞ知る紅葉の名所と言われています。千利休の住まいを移築した書院「意北軒」や秀吉の北野大茶会の際に建てられたものを移築した茶室「松向軒」、ガラシャ夫妻の墓などがありました。院内はイロハカエデ、ノムラカエデの紅葉が鮮やかで竹林との共演も味わい深いものです。 当日は大徳寺本堂において開山忌(妙超忌日法要)が営われていた模様で大勢の僧侶が現れ、我々は普段あまりお目に架かれないような位の高い僧と思しき衣装は朱・藍・萌衣色等に金糸銀糸の袈裟掛け、頭には前後に長い被り物と、こんなことが脈々と継承されていることを目の当たりにして、改めて京都の文化歴史を感じる出会いに遭遇したことの恵みに感謝。

大徳寺 興臨院にて 大徳寺 高桐院にて

【源光庵】
 次に源光庵の“悟りの窓”“迷いの窓”を拝観しようと出かけるも入り口では入場制限の時間待ち、中に入るも“悟りの窓”の前は大行列、一方“迷いの窓”は混雑なし。ところがここは撮影厳禁で夫々の脳内記憶に留めることで写真はなし。

 【常照寺】
  ここから200mあるなしの常照寺へ行く。京の遊郭で最上の階級にあった吉野太夫ゆかりのお寺ということで、山門は吉野太夫の寄贈による朱門、参道はイロハカエデが精いっぱいの彩りを持って迎えてくれました。
  毎年4月の第二日曜日には吉野太夫の花供養として、源光庵から常照寺までの100m程の花魁道中が豪華絢爛に行われるそうです。

常照寺 吉野の赤門から参道  常照寺 吉野の赤門彩るカエデ
常勝寺境内茶席にて 常照寺竹林に色付くカエデ

【金閣寺】
 拝観時間ぎりぎりに駆け込んだ金閣寺

  紅葉真っ盛り朱赤に色づいたカエデがメインで夕日に輝く金閣寺の華麗さに負けるものかと言わんばかりです。
  相変わらず近隣諸国の圧倒的な観光客にカメラポジションを占領されながらの攻防でしたがやはり絵になるインパクトの強い一画ですね。


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