高砂支部ホームページ

 リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)

  高砂トップページ へ  高砂支部だより(支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項)
 2.高砂支部同好会活動の内容(活動予定及び直近の活動報告を記載)
世話人名簿 囲碁・将棋 ウオーキング グラウンド・ゴルフ
ゴルフ ハイキング カラオケ 文化展
 ネットワーク便り (各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等)
 4.高砂文庫(寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々
 5.故郷たより(ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介)

高砂文庫(寄稿欄)

寄稿日:平成27年10月17日(土) 寄稿者:波戸義雄 

登山付き筑波山一周107キロウォークとJAXA見学

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)

920日〜21日に「第4回筑波山一周107キロウォーク」に参加してきた。初回から毎年参加しているが、昨年まで無かった登山が加えられていて、若干の不安があった。夜行バスとJRを乗り継いで土浦駅に837分に着いて、集合時間まで土浦港で釣り人や遊覧船を見ながら休んだ。12時前に集合場所の土浦駅に行くと既に各地の歩友が集まっていて、今回は14名の参加とのこと。ルート説明・諸注意の後、1218分にスタートした。
 ゴールの「湯楽(ユラ)の里」に不要な荷物を預けて、1987年に廃線となった筑波鉄道の跡地「つくばりんりんロード」を歩いた。約12km歩いてりんりんロードを離れ、極楽寺コースを登って宝篋(ホウキョウ)山山頂(461m)を目指した。薄暗い谷道を登って、約1時間かけて1552分に山頂に着いた。汗だくとなったが、この時は未だ疲れた様子は無く、筑波山や霞ヶ浦の大パノラマを皆で楽しんだ。東京スカイツリーが遠くに霞んで見えたが、富士山は雲に遮られて見えなかった。

     
コース概念図青はショートカットor平坦路 りんりんロードから見た筑波山と宝篋山   宝篋山
 
谷道を登る  宝篋山山頂 宝篋山から見た筑波山

◎筑波山に関して昨年末に忘年会で登った時の写真で紹介します。
  筑波山は日本百名山の一つで、水郷筑波国定公園に含まれている。山頂は、西側の男体山(871m)と東側の女体山(877m)からなっていて、昨年末は数多い登山道の中から、ガマの油売りで有名な筑波山神社横から女体山への白雲橋ルートを登った。多数の巨石・奇石・名石を見ながら稜線を歩いて男体山まで行き、ケーブルカー駅横からの御幸ヶ原コースで下山した。共に、ケーブルカーやロープウエイで手軽に登れる山でもある。夕暮れの下山道では富士山を遠望することが出来、関東平野の広さに感動した。

 
筑波山神社のガマの油売り 山頂手前の弁慶七戻り岩 女体山から見た男体山 
     
稜線途中のガマ石 男体山から見た女体山 下り坂で富士山遠望

宝篋山を下山して、暗くなった県道150号線(フルーツライン)を一人で歩いていると、30km付近で千葉県から初参加のFさんに追いついた。不案内な土地で道を間違えると、とんでもない所まで行ってしまうので、毎回参加の経験を活かしてサポートを行った。間違えやすい分岐点では、地図で確認しながら4時過ぎの80km手前まで一緒に歩いたが、左太腿にこれまでに感じたことの無い痛みが出た。間違えやすい分岐点が無くなったのでFさんに先に行って貰い、一人でゆっくりと歩いた。約300の研究機関・企業がある筑波研究学園都市の手前で夜が明け、学園東大通りを経て残り約20kmを何回も休みながら歩き続けた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターの前を通った時、広島の歩友とゴール後に一緒に行こうと話していたが、その元気は無くなっていた。ようやくゴール出来たのは1032分で、既にゴールしていたFさんに、サポートありがとうございましたと感謝された。直ぐに風呂に入ってビールを飲み、皆と歓談した。確認すると多くの人が自分と同様に、登山後かなりの時間を経て足を痛めていたので、100キロウォークに登山を組み込むのはいかがなものかとの結論になった。

   
夜明け前の筑波山 学園東大通りを歩く JAXA筑波宇宙センター正門
     
湯楽の里にゴール(10時32分) 風呂上がりのFさんと 恒例の懇親会
  広島の歩友も足を痛めており、土浦駅まで歩いてバスに乗り、つくばで降りてJAXA迄歩く元気が無いと話していたら、主催者からJAXAまで車で送ってあげると言われ、見学出来るようになった。
 1319分に着いたら、連休中のため見学者で賑わっていて、職員からの説明を熱心に聞いていた。屋外のロケット広場にはH-Uロケットの実機が展示されており、展示館には国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の実物大モデルがあって、内部には無重力のため天井?にも操作パネルが置かれていることに驚いた。他には燃焼試験に使われた本物のロケットエンジン、ISSの模型、だいち2号試験モデル、歴代のロケット模型等の大人も子供も楽しめる展示がされていた。見学を終えて、2005年に開業した「つくばエクスプレス」に乗って秋葉原まで出て、広島の歩友と別れて、秋葉原繁華街、神田明神等を観光しながら東京駅まで歩いて夜行バスで帰宅した。
     
 H-Uロケット実機  館内での説明 ISSのきぼう 
     
 きぼうの内部 歴代ロケット模型  神田明神 


このページのトップへ

高砂支部トップへ