平成２５年２月２１日(木)　第４１回例会【綾部山梅林観梅ウォーク】

「山電網干駅」～（揖保川河川敷右岸）～龍門寺～篠井の清水～（新舞子海岸）～綾部山梅林～冨嶋神社～「山電網干駅」駅　　　全行程　約１4km

　春近しとはいえ、まだ冷たい寒気が肌をさす季節。寒さ対策ぬかりなく防寒装備万全で１４名が山電網干駅に集合。本日は、瀬戸内海一望の天下の梅林「綾部山」を目指す観梅ウォークです。

　網干駅から２５０号線をしばらく歩くと揖保川に掛かる網干大橋を渡り、揖保川右岸を南に歩く。右岸を離れ、新舞子浜海岸に出るまでに龍門寺、篠井の清水に遭遇する。

　龍門寺は播州一の臨済宗の禅寺で広い境内の立派なお寺ですが、現在、改修工事中。篠井の清水は、往古の昔より岩の隙間から湧出る水は蛤水とも言われ長寿の霊泉だったらしいが、今は、澱んだ水溜でその面影はない。

　新舞子浜海岸に出ると周囲は開け、春の陽光あびた沖の島々が広い海原に浮かぶ姿が美しい。潮干狩り、海水浴、釣り客等を迎入れるレジャー施設も整っており、海岸の散策道路の改修工事もどんどん進められているようだ。

　新舞子海岸を快く歩いていくと、次第に足が疲れ始めた頃、眼前に本日のお目当て「綾部山」の海側からの登り口に来る。一気の登りが始まり、少しきつくなり、汗ばみ始める。そうなると、防寒装備は必要でなくなり、次第に身軽な格好に・・・。でも、日頃歩き慣れてる方が多く、一気に上り詰めました。

　いよいよ梅林だ。500円の入園料には、甘酒のサービスが入っている、先ずは、甘酒のある茶店へ。家島諸島が浮かぶ瀬戸内海一望の天下の梅林綾部山の梅林でのあたたかい甘酒が格別においしい。来てよかったと思うひと時である。

　梅林の展望台の近くのベンチで梅林をながめながらの昼食。

　今年は、例年より梅の開花が遅く、まだ蕾が多い。太陽の恵みを受ける南斜面で2部咲き位か。しかし、梅の香りを感じ、所々で開花している、白梅、紅梅の花が可愛らしい。満開とは異なる風情を楽しめるのがいい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここで、一句！　　　「春近し、梅の香漂う、綾部山」
　あっという間に帰りの集合時間。山を降りて帰路途中、菜の花畑を眺めながら姫路市飾磨区に入る手前のたつの市御津町の歴史ある冨嶋神社を経て一路、山電網干駅へ・・・・。

　帰路途中、少し粉雪が舞う寒い一日でしたが、人より早く、梅の花、香りを感じた喜びで皆さん、充実した１日でした。