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ウオーキング同好会

                                  

活動報告

(会長:笹間美之 世話人:神野久典)

 

平成25年6月08日(土) 第45回例会芦屋川から芦屋港を散策するウォーキング 執筆者:清水武史
ウオーキングコース

JR芦屋駅~月若公園(虚子三代句碑)~公光・業平の~業平橋~芦屋公園・ぬえ塚

~谷崎潤一郎記念館~潮風大橋~陽光緑地(昼食)~浜風大橋~打出商店街~富田砕花旧居~JR芦屋駅(10.0km

「梅雨入りした模様」との気象庁の報道以降、梅雨空はどこへいったのかと思わせるくらい『らしくない』天気が続き、本日も快晴。湿度も低く、この時期としては絶好のウォーキング日和。

 本日のコースは、「芦屋川~芦屋港を散策し、芸術家ゆかりの洗練された風土に触れ芦屋の魅力を満喫できるコースです。

 JR芦屋駅に10時に15名が集合し出発~。駅北側の商店街を西に進むと芦屋川に出る。芦屋川は、天井川で、堤防に出るのに上り坂となる。堤防は春なら桜の名所だが、今は葉の緑が快晴の空とマッチし美しい。
 月若橋を渡ると月若公園で、
公園内には高浜虚子三代(高浜虚子、年尾氏、汀子)の芦屋川の春を詠った句碑がある。堤防を少し下るといにしえの芦屋の里の伝説に由来する公光・業平の祠がひっそりと祀られている。
 堤防を更に南下すると2号線に遭遇し、芦屋がゆかりの地である平安初期の歌人「在原業平」の名にちなんだ業平橋を渡り、今度は芦屋川の東側の堤防を更に南下。
頭がサル、体はタヌキ、手足はトラ、尾はヘビという想像しただけでも頭が混乱しそうな妖怪「怪鳥・ぬえ()」の伝説がある芦屋公園に出る。
 芦屋川から外れ東に進むと谷崎潤一郎記念館に到着。明治,大正、昭和を生きた文豪は結婚
3回、芦屋を中心に関西在住21年間で、18回も転居した「引越し魔」であったという。入館料は60歳以上1割引の特典を受け、入館したが、多くの谷崎潤一郎ゆかりの品々が展示されており、ゆっくり見ていたら切りがない。さらりと30分ほどで退館し入口に集合し、全員写真。 ここまで来ると海はもう間近。ほどなく海岸に出るが対岸が大きな芦屋浜という人工島で川の堤防を歩くような感じ。対岸に渡る潮見大橋は本日1番のビューポイント。川のような海を挟み、豊かな自然を利用した公園と近代建築象徴の高層マンションが林立する陽光と水と緑のコントラスト。さわやかな潮風を受け、人工島海岸沿いの陽光公園に丁度12時に到着。予定通りの昼食となった。
 昼食後、西から東へ人工島の海岸をウォーク。運河ではカヌー、水上スキーをやっており、初夏を感じさせる風情。人工島の東橋の陽光橋を渡り、北上。程なく、一寸法師の「打出の小槌」に由来する打出の商店街を通る。ここから、ゴールの
JR芦屋駅までもう近い。今回のコースは少し余裕があったので、途中で「富田砕花」という兵庫県文化の父ともいわれる民衆詩人の旧宅を訪ねた。残念ながら、日、水曜日のみ開館で本日は休館。門の外から中を覗くも塀が高くあまり良く見えない。諦めてJR芦屋のゴール地点へ。全国有数の高級住宅街、多くの芸術家の足跡を残す山、海,川の風光明媚な街、そんな芦屋の街を満喫できた1日でした。


(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)

公光・業平の祠 芦屋川 芦屋市の街並み
ぬえ塚石碑 ぬえ塚の案内板 谷崎純一郎記念館・庭園
谷崎純一郎記念館にて 潮風大橋からの風景-1 潮風大橋からの風景-2
陽光緑地公園での昼食 水上スキー 浜風大橋より芦屋市街
内出浜より西宮大橋を望む 富田砕花旧居玄関 富田砕花旧居


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