高砂支部ホームページ
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5.故郷たより(ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ウオーキング同好会 |
活動報告
平成25年11月9日(土) | 第49回例会:
秋を恋う篠山川沿いの「丹波竜の里」での紅葉ウオーク |
執筆者:清水武史 |
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ウオーキングコース |
JR加古川線久下村駅~ちーたんの館(丹波竜化石工房)~慧日寺(桧皮葺き入母屋造りの禅寺)昼食休憩~篠山川沿いの古代岩脈~丹波竜の発見地~元気村上久下(丹波竜発掘体験)~JR福知山線下滝駅(約14km) |
丹波市は 平成16年に氷上郡氷上町、柏原町、青垣町、春日町、山南町、市島町の6町が合併して新設され、人口は6~7万人であるが面積は県下5番目の大きさで日本海と瀬戸内海の中間に位置する山間にある。先ず、久下村駅のすぐ東側に丹波市役所山南支所があり、その隣接する所にある丹波竜化石工房(ちーたんの館)に案内して頂いた。平成18年に篠山川渓谷で恐竜化石が発掘されそれ以降の調査結果がこの館に集められ「丹波竜」と称され、それぞれの化石の産出部位が表示されている。発掘された化石をクリーニング作業もガラス越しに見学できた。約1億年前の気が遠くなるような時代の遺産に感動しつつ、その発掘現場へと加古川の上流となる篠山川渓谷の紅葉ウォークに向かった。
丹波の山並みを見ながら、約1時間ゆっくりのんびりした時間の中での快適なウォーキング。色とりどりに染まる山々の秋に心酔しつつ、やがて、昼食予定地の慧日寺に到着。
県指定の文化財でもある慧日寺仏殿は、一度、明智光秀の中国攻めで焼き払われたものの元禄時代に再建された桧皮葺き入母屋造りで、ほぼ完全な禅宗様式の建物で非常に貴重な建物とのこと。7月初旬、森の妖精として「姫ボタル」が境内付近で光り神秘的な風景を醸し出すそうだ。昼食は庭を見渡せる縁側で住職の奥さんに熱いお茶を出して頂き、昼食後も丁寧に寺内を案内して頂いた。住職も非常に気さくな方で作務をしながら、桧皮葺きの維持管理の難しさ等を楽しくお話して頂けた。
いよいよ恐竜化石発見場所に向かって、篠山川川代渓谷に向かって出発~!
歴史に刻まれた岩脈がはっきり見て取れ、赤茶けた泥岩層から恐竜化石が大発見されたとのこと。周辺には、恐竜以外の同時代の化石がたくさん見い出せるらしい。
発掘現場を後にし、更に上流に旧上久下村村営の上滝発電所記念館を見学。山間であるため、村営として昭和18年頃まで運転してきたとのこと。
そこから、少し離れた所に「元気村上久下」という化石を岩石から取り出す作業の実体験ができる施設がある。参加者全員が作業台を囲み座り込み、ハンマーと軍手を持って河原から取り出された泥岩を叩き、化石を見つけ出す作業だ。全員で5個の化石取り出しをノルマに取り掛かるもなかなか難しい。プロの指導よろしく、ようやく約30分位でノルマ達成。 山間の日没は早く、薄暗くなりつつある終着地福知山線下滝駅へと急いだ。太古の歴史に触れ、紅葉を楽しみながら貴重な1日を参加者全員で楽しめました。
1日中付き合って頂き、案内頂いた村上鷹夫氏に感謝しつつ丹波を後にした。 |
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篠山川の渓谷 | 篠山川の渓谷と紅葉 |