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活動報告

(会長:笹間美之 世話人:神野久典)

 

平成26年1月23日(木) 第51回例会

「長坂寺廃寺と秀吉の道」を訪ねる明石ウォーキングコース   

執筆者:清水武史
ウオーキングコース

JR魚住駅~遍照寺~浜西のヒメコマツ~幣塚古墳~西福寺~清水神社(清水五輪塔)昼食休憩~長坂寺廃寺跡~正覚寺~金ケ崎神社~宗賢神社~光蝕寺~JR大久保駅(約12km)

大寒入りをして、1年の中で最も寒さが厳しい時期でのウォーキング。しかし、厳しい冷気が漂うものの陽光が射し、風もほとんどなく寒さを感じさせない天候に恵まれた。今日は、今年初めてのウォーキングであり「長坂寺廃寺と秀吉の道」を訪ね、コース途中で清水神社、金ケ崎神社、宗賢神社を初詣参拝する予定。防寒装束を纏った21名が、定刻10時に山陽本線魚住駅に集合し、元気よく出発~。今年も頑張るゾー・・・。

 駅を800m程北に向かうと、聖徳太子建立と伝えられて、「魚住の太子さん」と親しまれている「遍照寺」に来る境内には別所長治の供養の塔ある。遍照寺から西に歩いていくと「ヒメコマツ」の案内標識があり、それに従って行くと、民家の中に「浜西のヒメコマツ」があった。極希にしかない左巻稔幹の樹齢300年、兵庫県文化財指定の手入れの行き届いた見事なものだ。更に歩を進めると右手に大きな工場(キャタピラージャパン)や大きな高層団地があり、2~3km街中を歩いて行くと小高い丘が見えてくる。幣塚古墳だ。古墳時代前期に造られた明石市最大の円墳であり、金鶏伝説が信じられているそうだが、案内板や説明板がないのでよくわからない。歩を進め、国道2号線を越えると清水の集落に入り、立派なお寺が見えてくる。西福寺だ。
 
臨済宗妙心寺派の禅寺で子授け地蔵として親しまれている地蔵尊が安置されているとの事。100mほど離れて、大きな鳥居の清水神社が見えてくる。1ツ目の神社の初詣となる。

 少し早いが、この神社の広い境内で各自、陽のあたる石段を選び腰を掛けながらの昼食休憩となった。

 この神社の真向かいの墓所に「清水五輪塔」と言う高さ2m近くの花崗岩製の兵庫県文化財に指定されている五輪塔があり、南北朝の動乱による死者を弔う為のものだそうだ。

 腹ごしらえが出来、旧山陽道に歩を進め、凡そ1,5km、長い下り坂に差し掛る前、民家の前に奈良時代の大寺院長坂寺の遺跡の木碑がある。秀吉の三木合戦の際に、戦火によって廃儘に帰し、廃寺となったとのこと。
旧山陽道をさらに東へ。団地をすぎて徐々に道が狭くなってくると正覚寺が見えてくる。本尊の阿弥陀如来は、織田信長が秀吉に与えたものを寺に納めたといわれている寺だ。
 正覚寺を出て旧山陽道を進むと金ケ崎神社が見えてくる。金ケ崎神社で、2つ目の初詣を終え、本日の全員集合写真となる。ここで旧山陽道散策とお別れし、田んぼから神社らしい建物が見えてくる。3つ目の初詣先の宗賢神社だ。
 再び東に歩を進めると富士通の工場があり、それを過ぎると光触寺が現れる。三木合戦の時の秀吉の本陣跡であり、境内の中には、太閤腰掛松があるらしいが、本日は寺が閉められていて中には入れなかった。
 ここから最終地JR大久保駅はごく近い。天候にも恵まれ、3箇所の神社を初詣もできた。今年も良い年であることを祈りつつ心地よく疲れを感じながら解散~!    
        
                


(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)

遍照寺境内 浜西のヒメコマツ(樹齢300年・県文化財) 幣塚(ヌサヅカ)古墳案内板
幣塚(ヌサヅカ)古墳(古墳時代の円墳) 西福寺門前 西福寺境内
清水神社にて昼食休憩 清水神社本殿 清水五輪塔(県文化財)
長坂寺廃寺跡標柱 正覚寺(室町時代・1470年) 金ケ崎神社本殿前(集合写真)
宗賢神社 宗賢神社門前 光触寺



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