高砂支部ホームページ
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活動報告
平成27年10月17日(土) |
第70回例会 : |
執筆者:横山 浩 |
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平成27年10月17日(土) 第70回例会「ウォーキングコース」 峰山高原ホテルリラクシア前(神姫バス終点)~峰山高原ハイキングコース~防火帯~伐採道~展望台~砥峰高原ハイキングコース~とのみね自然交流館(昼食、バス停) |
播州の一連の秋祭りも半ばを過ぎた第3土曜の10月17日、ウォーキングの第70回例会で、
中播磨に位置する神河町で峰山高原から砥峰高原にかけての7kmを歩いた。 7月と9月の例会が雨でながれ、8月はもともと計画がなかったので、4か月ぶりのウォーキングであった。しかし参加者は予想に反し13名と少なかった。目的地へのアクセスに2時間を要するため、姫路駅8時半集合と少々朝が早かったためだろうか?秋祭りの色々な疲れも出て・・・・・?
播但線寺前駅から、秋季限定運行の神姫バス(往復1,800円)に揺られる事約50分、到着したのは海抜900mの峰山高原。晴れ渡る青空はどこまでも高く広く、まばゆいばかりの陽光は射すように強いが、肌を撫でる秋風はあくまでも優しくて爽やか。すでに紅葉も始まっている。 周囲に溶け込むような色調で低層に建てられたホテルリラクシア前を歩き始めると、すぐに樹林間のハイキングコースに入る。木漏れ日を浴びながら歩く道は、積もった落葉が水を含んで柔らかく、ゆったりとした下りが続き歩きやすい。峰山高原と砥峰高原の中間部に、なめる様にきれいに伐採された防火帯があり、眺望がきくので小休止する。2km程の距離に標高1,077mの暁晴山があるが、頂上に立つ国交省無線中継所の電波塔がハッキリ見える。そこから少し下ると、伐採した材木を運ぶ重機が動き回る埃っぽい林道に出る。履いている靴がいっぺんに埃まみれになる。しかし山の斜面の杉林は根元から直立し、下枝も十分に払われていて手入れが行き届いていることが窺える。
すぐに今度は砥峰高原ハイキングコースに入り展望台に着く。眼下にすり鉢状に広さ90haのススキの原っぱが広がる。やはりススキで名高い奈良県の曽爾高原と似たような地形だ。しばらく眺望を楽しんで展望台を降り、人の背丈以上に伸びたススキをかき分けかき分けしながら、勾配のきつい斜面を足を踏みしめながら下る。ふと見るとススキの根方にいく群ものリンドウが、見上げる様に深青の花を開き、地面に彩を添えている。
窪地の底のとのみね自然交流館にゴールしたのは、12時を過ぎていた。屋外のテーブルに座り、逆光にきらめき波打つススキの原を眺めながら、遅めの昼食を摂る。この自然交流館は木材をたっぷり使った、大きくてモダンながら温かみのある建物である。ススキの原にせり出す様に設けられたウッドデッキの上に、ここでロケが行われた「ノルウェーの森」、「平清盛」、「軍師官兵衛」の看板が並ぶ。それらも入れて皆で記念撮影する。交流館前の路上に、「熊出没注意」の看板まであったのには少し驚いた。 ここのバス停からバスで播但線寺前駅に戻る。列車待ちのしばらくの間、観光案内・物産販売所を覗く。職員さんらしい50がらみの男性が、皆に特産のユズを絞ったジュースをふるまって下さった。日向に干された布団の様に芯まで温まった体に、沁みわたる様に爽やかな味であった。 ちなみに神河町は、女優石野真子や能年玲奈の出身地なのだそうな。 |
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とのみね自然交流館前 | とのみね自然交流館よりの高原風景 |