平成29年9月14日(木)　第92回例会「ウォーキングコース」
   山陽電鉄「別府」駅 → 別府港 → 海洋文化センター → 多木浜洋館(あかがね御殿) →対汐橋(たいちょうばし)→ 阿閇神社
      → 阿閇漁港 → あえのはま広場 → 浜田公園 → 古宮漁港 → はりまシーサイドドーム → 望海公園・西二見緑地(昼食)
            → 二見大橋 → 明石海浜公園 → 東二見橋 → 山陽電鉄「東二見」駅(解散）≪全行程 約１１ｋｍ≫

　９月も半ばに入り絶好のウォーキング日和に恵まれたなか、山陽電鉄「別府」駅出口に参加者１５名が集合した。 本日は、別府から東二見までの播磨灘に面した漁港を巡るウォークである。

　副会長とコース案内担当の挨拶の後、１０時ジャストに歩き始める。まずは駅前からイトーヨーカ堂の前を通り南に進み、 すぐに多木化学創業時の社屋の前を過ぎ、旧浜国道を渡る。道なりにしばらく歩くと住吉神社前に着く。 この神社は過去の例会で訪れており、松が横に傾き腕枕のように見える「手枕（たまくら）の松」を鳥居の外から眺めるだけにする。 さらに南進すると別府港が見えてきた。突き当りを左に曲がり少し歩くと海洋文化センターへの遊歩道に入る。 海洋文化センターは海をテーマにした文化施設で館内に図書館があり海図をはじめ海洋文化に関する資料が閲覧できる。 又、外周りには浅い海水プールの「じゃぶじゃぶ池」や別府みなと緑地公園が整備されている。 景色を見ながら遊歩道を一周した後、トイレ休憩のため館内に立ち寄ったところ、案内デスクの上に３つの水槽が置いてあり、 うなぎの生後１年（稚魚）、５年（子供）、１０年（成魚）が並べて展示されていた。 かば焼きになるのに１０年も要るのかと改めて感じた。

　海洋文化センターを後にし、別府川に沿って北上し、過去の例会で立ち寄った外壁を銅板で装飾した多木浜洋館（あかがね御殿） を通り過ぎ、１年ほど前に架け替えが終わった対汐橋（たいちょうばし）を渡る。 道なりに南西方向に900m程で多木化学の工場の前を通過、更に300m位で阿閇神社に着くが、此処も過去の例会で訪れているので通過する。 阿閇神社前の分岐路を南に進み住友精化別府工場の塀沿いに西進して約700mで阿閇漁港に到着。 阿閇漁港は小さな港であるが、本荘ケーソンで釣りをする人はここから渡船を利用するのでお馴染みの漁港である。 因みに本庄ケーソンは別府港の防波堤（全長約１ｋｍ）と神戸製鋼加古川工場防波堤・通称：神鋼テトラ（全長約２ｋｍ）の合計３ｋｍもある 巨大な魚釣りスポットである。阿閇漁港のすぐ近くの最近造成されたばかりの「あえのはま広場」でトイレ休憩を兼ねて小休止した。

　あえのはま広場を出て、阿閇漁港の河口に流れる喜瀬川に沿って北へ少し遡り、本荘下橋を渡って右折、 しばらく歩き本荘人工島（新島）に渡る県道539号線の下をくぐるトンネルを抜け、民家の間を少し歩いて右折すると浜田公園に出る。 浜田公園を右に見ながら東に500m程歩き古宮漁港に着く。ここも阿閇漁港と同じく本荘ケーソンへの渡船がある漁港である。 古宮の港を過ぎしばらく歩いて、はりまシーサイドドームが見えてきた、 更に約200m歩き望海公園に予定通り12時頃に到着し、お楽しみの昼食休憩となった。

　昼食後、望海公園とさらに西に続く西二見緑地公園を抜けて、播磨町役場前から二見大橋に続く県道208号線を右に折れ、二見大橋を渡る。 渡り終えてすぐに、右手にある階段を降りると、明石海浜公園の敷地に入り、目の前の急な坂を登り道なりに歩くと見晴らしの良い丘に出た。 ここで、記念の集合写真を撮った後、階段を降りて、広い公園内の遊歩道を東に向かって歩く。 明石海浜公園は、敷地面積１７万平方メートルの海に囲まれた緑いっぱいの総合公園で屋内競技場、プール、テニスコートを始め、 自由広場や多目的に、又夜間でも使える運動場のほかレクレーション施設やジョギングコースもあるほどで、西から東に約1400mの距離を歩いた。

　明石海浜公園を後にして、東二見橋を渡る途中で、東二見漁港を見下ろした背景で記念集合写真を撮影した後、 ゴールの山陽電鉄「東二見」駅まで約１kmを歩き、１３時４０分頃に着いた。

　昨日、沖縄県を襲ってゆっくり北上しつつある大型の台風１８号の影響か、風は少し（北西の風4m/s）あり、気温29℃位が予想されたが、 湿度47％位と低く、汐風を浴びながら、海の景色を楽しみ、快適にウォーキングが出来た。