高砂支部ホームページ
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1.高砂支部だより (支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項) | |||||
2.高砂支部同好会活動の内容 (活動予定及び直近の活動報告を記載) | |||||
世話人名簿 | 囲碁・将棋 | ウオーキング | グラウンド・ゴルフ | ||
ゴルフ | ハイキング | カラオケ | 文化展 | ||
3.ネットワーク便り (10/6)(各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
4.高砂文庫 (寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々) | |||||
5.故郷たより (ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ウオーキング同好会 |
活動報告
(会長:笹間美之 世話人:神野久典)
平成29年12月9日(土) | 第95回例会: 「ぶらり歩きでぐるりと眺める姫路城」 | 執筆者:谷口 正和 |
平成29年12月9日(土) 第95回例会「ウォーキングコース」 |
今年は秋の深まりを感じないまま冬に入って、師走も3分の1が過ぎようとする12月9日、 山陽電鉄「手柄」駅出口に参加者20名が集合した。 本日はウォーキング後に忘年会を行うため普段より少し早い集合で、 じっとしていると師走の風が身にしみ肌寒い。 よって恒例の挨拶を手短に済ませ9時半に歩き始めた。 手柄駅から西へ約0.6km歩いてすぐに手柄山交流ステーションに着いた。 ここは姫路城の昭和の大修理完成を記念して挙行された姫路大博覧会 (1966年4月3日~6月5日まで開催)当時、姫路駅と手柄山をつなぐアクセスとして開業した 旧姫路モノレールの手柄山駅舎を手柄山交流ステーションとしてリニューアルオープンされたものであり、 当時の様子や実際の車両見学などが楽しめるスポットとなっている。 姫路モノレールは1.6営業キロであったが土地買収に手間取り博覧会開始に間に合わず5月17日開業、 博覧会終了から8年後の1974年に休止、1979年廃止となった。 そのモノレールの車両をバックに全員で記念撮影後、屋上に上がり、 残存する博覧会のパビリオンや姫路の街並みを見てからモミジやイチョウの葉の絨毯を敷き詰めた階段と坂道を下りる。 すぐに姫路市文化センターを横目に東に約0.5km進み県道62号線の延末1丁目交差点に出る。 ここを左折して62号線の歩道を北に真っ直ぐに進む。イオンタウン姫路を右に見てからJR山陽線の高架、 続いて山陽新幹線の高架をくぐるとすぐ右に大将軍神社がある。更に約200m進み将軍橋交差点を渡る。 ここからは、62号線のすぐ右側に沿って流れる船場川を眺めながら歩く。 将軍橋から約0.6kmの白鷺橋南交差点で左(西)に折れて直ぐに船場本徳寺に着いた。 船場本徳寺は、正式には「真宗大谷派姫路船場別院本徳寺」であり。 その歴史は1515年に蓮如の門弟法専坊空善が飾磨郡英賀の英賀城下に本堂(英賀御堂)を開創したのを始まりで、 1580年に羽柴秀吉の英賀城攻めに先立ち秀吉に寄進された亀山本徳寺へ移される。 ところが1602年、本願寺は東西に分立し亀山本徳寺は姫路城に入った池田輝政治下で本願寺派に属した。 そして1618年、池田氏に代わり姫路城主となった本多忠政に大谷派再興を訴えて翌年認められ忠政から寄進された 池田組屋敷100間四方の現在地に本堂を建立し亀山本徳寺より分立した。 1663年には東本願寺から別院の称号を授与され現在に至る。 本堂北西には明治天皇行幸時の休憩所である行在所(あんざいしょ)が現存している。 又、第一次世界大戦参戦時にドイツ軍捕虜の収容所として境内が使用され、 現在も本堂西に当時の捕虜が作った「望郷塚」が残っているが、残念ながら本堂以外は手入れが行き届かない状態であった。 このような古刹は後世にきちんと残さなければと思いつつ山門をくぐり、 船場本徳寺を後にした。 再び62号線に戻り白鷺橋交差点で右(東)に折れると千姫の小径の標識が見つかる。 千姫の小径は姫路城西部中濠と船場川の間に南北に延びる土の道で、 モミジや桜が植えられ左右の水と共に心を和ませてくれる散策路となっている。 千姫の小径を1kmほど歩き船場川にかかる清水橋を左に見てシロトピア記念公園に入る。 公園内の散策路をしばらく歩いて兵庫県立歴史博物館のシンボルである大きな鏡の壁に着く。 この壁は「世界のタンゲ」として有名な丹下健三氏による設計で 姫路城がクッキリと写るようになっている。 ここで記念写真と思ったが、今日はウォーキングには参加出来ないが忘年会は出席する会員が居り、 時間が押しているので諦めて先を急ぐ。近道をして姫路市立美術館の裏(西)側を通り、 大手前公園を急ぎ足で横断してすぐイーグレひめじ館に到着。 エレベーターで屋上展望台に上がり今日歩いてきたコースや姫路城の全景を満喫して、 又、エレベーターで降りる。みゆき通り商店街を真っ直ぐJR姫路駅近くまで歩いて、 忘年会の会場である豊丸水産に着いたのは予定時刻のピッタリ12時であった。 朝は少しうす曇りで風も吹いていたが、歩き始めると風も収まって陽射しにも恵まれ、 快適なウォーキングの後の忘年会がおおいに盛り上がったのは言うまでもない。 |
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