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(会長:笹間美之 世話人:神野久典)

平成30年6月16日(土) 「第101回例会 : 歴史ある路、赤松氏のふるさとを歩く」 執筆者:清水 武史

  平成30年6月16日(土) 第101回例会「ウォーキングコース」
     JR上郡駅(スタート)~(千種川堤防)~県指定文化財・鍛冶宝筐印塔~法雲寺
               ~赤松の里(公園)昼食後、【赤松の里の赤松氏ゆかりの史跡散策】~智頭急行河野原円心駅
    【赤松の里の史跡散策】
            白旗城(登山口)→赤松氏館跡→五社八幡神社→松雲寺→宝林寺・円心館

 梅雨時期には珍しい雲一つない快晴に恵まれ、日陰に入れば少し冷気さえ感じる爽やかな涼風が漂う絶好のウォーキング日和。 参加者16名がJR山陽本線の上郡駅に9時45分に集合。本日のウォーキングは、ここをスタートに、 中世の播磨・備前・美作の太守赤松氏の史跡が数多くある「赤松の里」に向かう。

 赤松氏は、赤松円心の代に鎌倉幕府打倒の兵を挙げ、後醍醐天皇による建武の親政に貢献し、 その後も後醍醐天皇と対立した足利尊氏に味方し、室町幕府樹立に大いに貢献し、 その武功により約300年間重鎮守護大名として栄えた。

 上郡駅を北東に進み区画整理された街中を抜けると千種川の堤防に出る。山間を流れる千種川は、 名水百選にも選ばれている清流であり、水深が浅く流速が早い為、川底の石の苔の育成がよく県下で屈指の鮎釣りの場として有名。 山々の深緑の稜線が青空に映え、川面に映る山々も、又、美しい。通る自動車の数も少なく、歩道も整備されており、 快適なウォーキングを3km程、楽しむと、県指定文化財「鍛冶宝筐印塔(かじほうきょういんとう)」の標識がある。 並行して走る智頭急行線路下をくぐり、横道にそれて見学。線路脇の草むらにひっそりとたたずんでいるが、 南北朝時代に建てられた高さ1.1mの供養塔で形も整い、 この地方の代表的な宝筐印塔として貴重な石造物で県指定文化財になっている。

 元の道に戻り、歩を進めると、堤防から少し離れて苔縄の集落に入ってくる。ほどなくすると法雲寺の標識が見え、 指し示す小高い高台に登ると法雲寺に着く。法雲寺の裏山の頂に苔縄城があつたとされるが、 城跡を示すものはまだ見つけられていない。赤松円心が鎌倉幕府打倒の兵を挙げたのがこの苔縄城とされており、 山陽道に近く、東西に延びる街道の眺望がよく見渡せる山城であったとのこと。 山麓にあるこの法雲寺は倒幕挙兵から4年後に、円心自らが建立した寺で、赤松氏の菩提寺。 境内には円心御手植えと伝えられる県指定文化財となっている樹齢700年樹高26mの見事なビャクシン杉がそびえる。 更に、円心の武者姿像が安置されている円心堂、 円心、則祐、満祐、千種姫の一族の五輪塔がある。

 法雲寺を出て、苔縄集落を抜けると、再び、千種川堤防に出る。堤防を北に向かい、しばらく進み、 千種川に架かる赤松橋を渡ると、「赤松の里」になる。国道373号線沿いの赤松健康広場に着いたのは、ほぼ12時で、 上郡駅から9km近く歩いたので、少々皆さんお疲れ気味の様子だが、ようやく昼食にありつけた。 赤松の里は、急峻な山々を背にしたのどかな山里だが、赤松円心は標高400mのその山の頂に白旗城を築き、 180年間、赤松氏存亡の戦で何度も歴史の舞台に登場させた。 しかし、一度も落城したことのない難功不落の「落ちない城」として室町幕府樹立、繁栄の礎を築いた名城として名高く、 国指定の史跡となっている。特に、後醍醐天皇と対立し、西へ敗走する足利尊氏に味方し、追ってくる新田義貞の大群を食い止め、 足利尊氏の再興を可能にさせた白旗城の合戦は「太平記」でも有名。城跡へ行くには、往復2時間のきついキツーイ登山が必要なので、 ふもとの登山口で全員集合の写真を撮って、白旗城を後にした。

 ゴール地点の智頭急行「河野原円心」までの横幅2~3km程の山沿いの赤松の里には、赤松氏ゆかりの史跡が並んでいる。 先ずは、立て札しかないが、少し小高い所で集落を見渡せる位置に赤松氏居館跡がある。 そこから、少し離れた所には、赤松氏ゆかりの五社八幡神社(白旗神社など白旗山山麓の周辺の五社を合祀した神社)がある。 もう少し先に行った所には、松雲寺がある。 境内にそびえる高さ25mのカヤは樹齢700~800年と推定され西播磨最大級のカヤとして評価され、見事な大樹。 駅近くまで来ると、赤松円心の三男赤松則祐創建の宝林寺があり、 境内には県指定文化財で南北朝時代の作とみられる「赤松三尊像」や赤松氏ゆかりの資料が収められている円心館がある。 残念ながら、開館している様子もなく、休館の表示もないが扉は閉ざされているので見学を断念。

 爽やかな快晴の日和だったが、天気が良すぎて、紫外線をたっぷり含んだ強い日差しを浴びたせいか、いささか疲労を感じながら、 無事、河野原円心駅に到着!冷たいドリンクを求め、駅周辺を見渡したが、自販機が全くない珍しい駅である。 お疲れ様でした・・・・。

へのリンク

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
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1.上郡駅前にてコース説明 2.上郡駅前出発 3.千種川沿いウォーク
4.鍛冶宝筐印塔案内板 5.鍛冶宝筐印塔 6.法雲寺のビャクシン案内板
7.法雲寺のビャクシン 8.円心一族五輪塔 9.赤松円心武者姿像
10.千種川に架かる赤松橋 11.赤松健康広場で昼食 12.白旗城跡案内板
13.白旗城跡登山道入口で集合写真 14.五社八幡神社 15.赤松居館跡案内板
16.赤松居館跡 17.松雲寺 18.松雲寺カヤの木案内板
19.松雲寺カヤの木 20.宝林寺境内 21.赤松三尊像案内板①
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22.赤松三尊像案内板② - -

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