高砂支部ホームページ
リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)
1.高砂支部だより (支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項) | |||||
2.高砂支部同好会活動の内容 (活動予定及び直近の活動報告を記載) | |||||
世話人名簿 | 囲碁・将棋 | ウオーキング | グラウンド・ゴルフ | ||
ゴルフ | ハイキング | カラオケ | 文化展 | ||
3.ネットワーク便り (10/6)(各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
4.高砂文庫 (寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々) | |||||
5.故郷たより (ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ウオーキング同好会 |
活動報告
(会長:笹間美之 世話人:神野久典)
平成30年11月15日(木) | 「第106回例会 :スリルと感動「星のブランコ」、紅葉の空中散歩」 | 執筆者:谷口 正和 |
平成30年11月15日(木) 第106回例会「ウォーキングコース」 |
今年は10月でも真夏日に見舞われるなど変な気候が続いたが、ようやく11月に入り秋らしい兆しが見え、 月半ばとなって一気に秋が深まる感じの中、好天に恵まれJR学研都市線「河内磐船(かわちいわふね)」駅前に13名が集合した。 まず恒例の挨拶と皆で「ご安全に」を唱和した後、 10時15分に第106回例会がスタートした。 JR学研都市線は、京都府木津川市の木津駅から大阪府大阪市都島区の京橋駅を結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線である「片町線」の愛称であり、 1988年に「学研都市線」の愛称が設定されてから「片町線」と案内されることはなくなった。 「河内磐船」駅の名称の由来は、この地域、交野(かたの)市が大阪府北河内地域に属しており、 交野市を南北に流れる天野川の上流にある、高さ12m、幅12mの船形の巨岩「天磐船(あめのいわふね)」をご神体とする 磐船神社の「磐船」から名付けられたようである。 まずは、駅前のロータリーからすぐ右折し、京阪電鉄交野線のガード下をくぐり、住宅街を西に道なりに進み、 私市(きさいち)3丁目4の交差点を左折して、国道168号線(磐船街道)と平行に伸びる一般道を南に800mほど歩くと、 逆向きY字路の左後方に若宮神社参道の標識が見えるが、更に歩くこと約400mで国道168号線(磐船街道)に合流した。 国道168号線を更に400mほど南進し、「星の里いわふね」に着いた。「星の里いわふね」の正式名は、 「交野(かたの)市立いわふね自然の森スポーツ・文化センター」で、文字通り、自然の森の中で、スポーツやバーベキュー、 文化活動が楽しめるようになっており、体育館、会議室・研修室、ロッジなどが完備され、施設内を流れる天野川では川遊びも楽しめ、 京阪電鉄交野線の私市駅から徒歩8分の好アクセスとなっている。 ここからは、「星の里いわふね」の施設内を流れる天野川に沿って歩く。 天野川沿いの道は「磐船峡」と呼ばれ、緩やかな登りや階段を上って渓谷沿いの道を進むと 澄み切った川を魚が流れに逆らって泳ぐ様がすぐ近くに見え、小さな滝もいくつか現れる。 「星の里いわふね」の入口から20分ほど歩いて「大阪府民の森、ほしだ園地」の駐車場に着いた。 平日にもかかわらず11時前で駐車場は8割がた埋まっている。大阪、京都、奈良などからの車に交じって神戸ナンバーも来ている。 ここから急にハイカーの数が増え、歩みが遅いハイカーを追い越しにくい状況となった。 私たちのグループは13名で長い縦列なので他の皆さんに迷惑を掛けないよう、頑張ってテンポよく歩く。 ほしだ園地入口の8本の木柱のゲートを抜け、天野川沿いに最大高さ10mに架けられた全長約200mの「森林鉄道風歩道橋」を渡り、 暫くして、ほしだ園地の案内所である「ピトンの小屋」に着く。 ピトンはフランス語で登山用具の「ハーケン」のこと(尚、ハーケンはドイツ語)である。 ピトンの小屋の前に、人口壁のクライミングウォールがある。 この人口壁は鉄骨造GRC(ガラス繊維補強セメント)パネル張りで高さ16.5m、正面壁、左右両側面壁の3面がある登はんの本格的施設で 平成9年の大阪(なみはや)国体で山岳競技の会場として使用された。又、同じ時期に吊り橋が作られ、 交野の地は七夕伝説の里であり星降る里のシンボルという意味で この吊り橋に「星のブランコ」という愛称がつけられた。 ピトンの小屋で少し休憩の後、本日の目玉である「星のブランコ」へ向かう。 ここからは、階段が続く少し険しい最短ルートの「ぼうけんの路」をひたすら登る。 途中休憩の場所から、上を仰げば木々の緑の間に見える吊り橋の裏側の姿も楽しめた。 約15分かけて入口に辿り着く、ここで星のブランコをバックに記念写真を撮った後、 いよいよ吊り橋を渡る。星のブランコは標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋で、人道吊り橋として最大級の規模で、 吊り橋からほしだ園地の森が眼下に望め、四季折々の景観とスリルを味わいながら空中散歩が楽しめる。 ちょうど昼前のこの時間帯は多くのハイカーが吊り橋に乗っていたので結構揺れたが、 バランスを取りながら慎重に楽しく渡ることが出来た。 吊り橋を後にして約10分、12時過ぎに「やまびこ広場」に到着、待望の昼食を摂り、休憩の後少し歩いて展望台に上る。 ここから、星のブランコをはじめ、比叡山から北摂連山と京都市街地まで見渡すことが出来、かすかに京都タワーが見えると云う人がいた。 展望台からの眺めに別れを告げ、来た道を少し戻り、星田駅方面への分岐路で左に折れた後は、 ひたすら道なりに進む。 妙見山日天寺、永徳寺付近の集落を過ぎどんどん市街地まで約2kmを下り、大楽寺を過ぎ、 暫くして南星台団地1丁目交差点を右折、約800m進み又右折し、「星の森」に寄る予定だったが、 下見の時には違う経路を通った所為か場所が分からず、近くを通ったが見落とし、気づいた時は、 次の散策道である傍示川(ほうじがわ)沿いの「傍示川緑道」に入っていた。 傍示川緑道をそのまま進んで、府道20号線(東高野街道)と交わる大谷橋の交差点から脇道を斜めに入るとすぐにゴールの星田駅に着き、 少し待って、全員無事、13時58分発の列車で帰路に着いた。 例年なら11月中旬には見頃となる紅葉が、今年は異常気象の所為で、 少ししか色づいてなく残念であったが、好天に恵まれ、少し風もあり、 それほど汗もかかず気持ちよくハイキング出来た一日であった。 |
(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)