高砂支部ホームページ
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世話人名簿 | ゴルフ | ウオーキング | グラウンド・ゴルフ | ||
ハイキング | カラオケ | 予備 | 予備 | ||
3.ネットワーク便り (10/6)(各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等) | |||||
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5.故郷たより (ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介) |
ウオーキング同好会 |
活動報告
(会長:笹間美之 世話人:神野久典)
令和元年7月18日(木) | 「第114回例会 : 吹田の丘陵地を巡りアサヒビール吹田工場見学」 |
執筆者:横山 浩 |
令和元年7月18日(木) 第114回例会「ウォーキングコース」 |
今回の舞台はJR吹田駅のすぐ北に広がる丘陵地(といっても住宅密集地)。 いまだに残るため池とそれを埋め立てて造成した公園を巡り、 午後からアサヒビール吹田工場を見学・試飲もする行程約6kmというコースである。 梅雨さなかだが工場見学を申し込んでいるので、降水確率が高くても例会を実施すると連絡を回していた。 しかし当日の降水確率から1名が不参加というような空模様の下、 16名がJR吹田駅を北に向けスタートした。 吹田市は神崎川河港を中心に栄えた旧市街地と、計画的につくられた千里ニュータウンもようしているが、 古くから集落があったこの丘陵地は、すっかり住宅密集地に変貌してしまっている。 中には昨年の大阪北部地震のためかいまだにブルーシートを屋根に置いている家も見かける。 そんな住宅に取り囲まれて浄土真宗本願寺派の照儀坊がたっている。塀をめぐらし門も閉じてあるので、 見学させてもらおうとインターホンを押すも応答なし。 仕方なく塀越しに改築して間もないらしく木肌が色鮮やかな総ケヤキ造りの大きな本堂を見やる。 少し息をはずませながら北へ坂を上ると片山浄水場がある。ここは昭和28年に作られた水道施設で、 地下250mから地下水をくみ上げろ過などの処理を施して給水している。現在は老朽化により更新工事が進行中である。 道路に面して小さな公園「虹と水の広場」があり一息つける木陰とベンチもある。地下300mからくみ上げるという水飲み場もある。 年中温度が一定でミネラル豊富とうたってあるので飲んでみたが、 冷たくなくそんなにおいしいとは感じなかった。 住宅街の間の車1台が通れるような道をクネクネ下っていくと新からま池がある。 案内パンフレットには釣り堀に活用されていて桟橋が縦横に走っていると書かれているが、パンフが古いのかその面影は全く無い。 今回のコース最大のため池とあるが住宅に取り巻かれたため池はどんな役割を果たしているのだろうか?思いつくのは防火用水ぐらいだが。 少し東に歩くと小洒落た3階建ての建物は原会館である。農業用池の権利者からなる「原水利組合」の共有財産で、平成元年に建てられた地域のコミュニティセンターである。 100~200名収容の多目的ホールを3つも備えた立派なものである。建物の南側に石造りの樋が展示されているが、 そばにあった牛池は埋め立て工事中の最中である。 ふたたび北に宮が谷池、竜が池とたどるが、どちらも小さな公園をともなった住宅地域のため池である。 竜が池から南にとって返し原新池公園を経て、大井池公園に到着。業者による乱開発のためか道が入り組んでいてわかり難く、携帯電話の音声案内にしたがってやっとたどり着いた。 この二つの公園も名前からわかる様にため池だった場所であるが、立派な木陰やあずまやもある。 大井池公園には小さな噴水まであり、幼児を連れた若いお母さんたちがお喋りに余念がなかった。 ここまで来るとゴールもすぐで、12時ちかくになっていたのでランチタイムとする。 12時半少し前に腰を上げ、もうしばらく雨が降らないで欲しいと願いながら南に少し下る。 数分で幹線道路の大阪高槻京都線に出る。 それに沿ってさらに数分南西に歩くとアサヒビール吹田工場に到着である。 ここは1891年(明治24年)に大阪麦酒吹田村醸造所として完成した、日本人によるはじめての近代的ビール工場である。 そのため赤煉瓦の旧工場外壁、西洋の中世騎士の甲冑を思わせる通称「カブト」と呼ばれ風で風下に向く排気筒、写真や資料など創業地ならではの貴重な展示が楽しめる。 もちろん目の回るような速度で回る缶ビールの充填機や、パッケージングのライン、 工場6階から眺める熟成タンク群も迫力満点。 1時間程の工場見学を終えいよいよ試飲の時間。まずは零下2℃に冷えたスーパードライエクストラコールドを味わい、 その後はめいめいが好きなタイプのビールを楽しんだ。 20分程の試飲の時間が終わった後、資料展示室の創業時の写真の前で記念撮影。売店に寄る人もあるので自然に解散となる。 工場の外に出ると雨が降りだしていたが、JRも阪急も吹田駅までは10分もかからないほどの距離、 はじめて傘を開いて帰路についた。 |
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