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令和6年3月14日(木) 「第134回例会:銀の馬車道ウォーク(姫路駅~姫路港)」 執筆者:波戸 義雄

    [ ウォーキングコース ]
      集合 : 姫路駅→銀の馬車道入口→手柄小学校発祥之地→灘菊酒造→亀山御坊本徳寺→飾磨街道
                      →石道標→飾磨津御旅所跡→有本芳水生誕の碑→銀の馬車道発着点(飾磨津物揚場跡)
                      →浜の宮天満宮→姫路港(姫路みなとミュージアム)   ≪全行程 約7km≫

      暖かくなって来て、寒い北風もなくて
     絶好のウォーキング日和の中での開催となった。

     17名がJR姫路駅に集合して、
     初参加者1名の紹介などの出発式の後で
     スタートして、直ぐに右折して銀の馬車道に入った。

      日本初の高速産業道路と言われる
     銀の馬車道(正式名称:生野鉱山寮馬車道)は、
     明治初期に生野鉱山から飾磨津(現在の姫路港付近)
     までの約49kmを結ぶ馬車専用道路として、
     フランス人技師長レオン・シスレー指導の下、
     当時の最新技術と莫大な費用を投じて建設され、
     流通の大動脈として近代日本の発展を支え、
     2017年に日本遺産に認定された。

     今回はその中の姫路駅から姫路港までを歩いた。

     南北の道に入って直ぐの寺「法専坊」の前に
     「手柄小学校発祥之地」と書かれた
     令和6年2月設置の説明板が有り、
     明治6年に手柄小学校の前身となる学校が開校し、
     初代校長がこの寺の住職だったと記載されていた。


1.ウォーキングマップ
2.JR姫路駅で出発式 3.銀の馬車道に入る 4.小学校発祥之地説明板 5.寺の前で説明板を見る

     馬車道を外れて訪れた明治43年創業の「灘菊酒造」は、平成22年に100周年を迎え、
    姫路の前に広がる播磨灘の「灘」と花の「菊」を合わせた社名で、
    試飲のできる売店や見学ができる東蔵と中蔵などがあり、
    東蔵に設置されていた撮影用の法被を借りて、数人の人が着て集合写真を撮った。

6.灘菊酒造を見学 7.東蔵内部 8.法被を借りて集合写真

     次に訪れた「亀山御坊本徳寺」には兵庫県下最大の本堂が有り、
    様式的に18世紀を代表する建築だが、元々あった本堂が二度の火災で次々と焼けて、
    事情を憂慮した西本願寺が所有の北集会所を本堂として譲り渡したといういきさつがあり、
    その為に本堂としては珍しい、屋根の一番高い所の棟と直角に出入口が設置されている妻入形式となっている。

     本徳寺を出て馬車道に戻ったところに「飾磨街道石道標」が置かれていた。
    飾磨街道は、江戸時代に作られた姫路城飾磨門と飾磨津を結ぶ約4kmの直線道路で、
    馬車道の一部はこの道を転用して造られた。
    その後、この地域の多数の神社の例祭等で使用された「播磨津御旅所跡」を経由して、
    飾磨駅横の踏切を渡り、馬車道を少し外れて
    大正から昭和にかけて子供向けの雑誌「日本少年」の編集者で姫路出身の詩人「有本芳水生誕の碑」を見て、
    国道250号線の下を潜り抜けて、銀の馬車道発着点の「飾磨津物揚場跡」に着いた。
    現在は、赤レンガ建造物が多数あった面影として一部がモニュメントとして残されていて、
    モニュメントを背景に集合写真を撮った。

9.亀山御坊本徳寺 10.飾磨街道石道標 11.飾磨津御旅所跡 12.有本芳水生誕の碑

     その後西に歩いて、秋祭りで屋台を高く持ち上げる「台場差し」で有名な「浜の宮天満宮」に着くと、
    12時を過ぎていたので昼食休憩を取った。
    この神社では毎年10月8日・9日の2日間で秋季例祭が催され、
    県内での人力で屋台を最も高く差し上げている祭りと言われている。

13.銀の馬車道発着点 14.浜の宮天満宮 15.浜の宮天満宮で昼食休憩

    この後1kmと少し歩いて、小豆島へのフェリーや家島諸島との渡船の発着場となっている
    姫路ポートセンターに着いてゴールとなって解散した。
    各自2階の入場無料の「姫路みなとミュージアム」に行き、
    明治時代の飾磨の街並みと港の様子を表現したジオラマ、船舶模型、銀の馬車道の展示や映像などを見て、
    バスで姫路駅や山陽飾磨駅に帰る人、
    徒歩で「姫路みなとドーム」「恵美酒宮天満神社」などを見て飾磨駅などへ戻る人に別れて帰って行った。

16.姫路ポートセンターでゴール 17.明治時代の飾磨の港と街並み 18.銀の馬車道の展示場所

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