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活動報告

(会長:末岡義孝 世話人:神野久典)

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令和6年4月6日(土) 「第135回例会:垂水なぎさ街道を歩いて新年度の総会」 執筆者:横山 浩

    [ ウォーキングコース ]
      集合 : 山陽電鉄西舞子駅改札口 → 舞子六神社 → (波止) → 舞子延命地蔵
                  → 舞子砲台跡 → 孫文記念館(移情閣) → 舞子公園 → 旧武藤山治邸(見学)
                          → アジュール舞子 → 海神社 → ゴール(総会会場;杉玉)

     3月下旬の寒さで桜の開花が1週間ほど遅れちょうど見頃を迎えた4月最初の土曜日に、19名が参加して、
    新年度1回目(通算では第135回)の例会を催行した。

1.コース図 4.舞子漁港で集合写真

    地下の改札口から地上に上ると晴れて暖かな陽気で、絶好のウォーキング日和。
    旧西国街道が走っていて、少し東に元禄2(1689)年創建の舞子六神社がある。
    拝殿の左手に祠があり石造りの大きな大黒様と恵比須様が左右に立っている。
    恵比須様は大きな鯛を掻い込んで笑顔である。海岸も近いので神孤の代わりなのか珍しい。
    境内の桜は満開に近い。

     前の路地を抜けるとすぐ防潮堤で、鉄扉の向こうに波止が伸びている。
    メンバーが推しのビューポイントで、東に明石海峡大橋が空を切り裂き、
    西に明石の天文台や高層ビルが空に突き刺さっている。

2.西舞子駅で出発式 3.舞子六神社に参拝

     2号国道に出て東に少し行くと反対側に、大きな石の地蔵さんが立っておられる。「舞子延命地蔵」である。
    昔この付近の海は航海の難所で、子供達を守って欲しいと江戸後期(1825年)に建てられたという。
    今は交通量の多い幹線道路で事故被害が無い事を祈っておられるのだろうか?
    横断歩道が近くに無いので道の反対側から手を合わせる。

     JR舞子駅前の海岸に勝海舟が指導して西洋式要塞をまねて築造した砲台の遺構がある。
    淡路島北端の松帆台場と明石海峡防備の任にあたったようである。
    今はすぐ東に明石海峡大橋が威容を見せていて、大橋直下の近辺も推しのビューポイントである。

5.舞子延命地蔵 6.舞子砲台跡 7.明石海峡大橋

     多重の松林によってJRや2国と隔絶されて、
    静かなアクティブゾーンの舞子公園やアジュール舞子が東に向け拡がる。
    その中に明治天皇の歌碑や孫文記念館(移情閣)、旧武藤山治邸が点在し景観にアクセントをつけている。
    明治天皇は舞子の景観を愛で7回も行幸して歌を詠んでいる。
    その3首が天皇の乗り物「鳳輦」をかたどった一片1.5mの花崗岩製の歌碑に刻まれている。
    移情閣は中国人貿易商・呉錦堂の別荘で、中国の革命家・孫文がたびたび訪れたことで有名。
    3層8角形の建物で窓からの景観が移り変わり、故郷への思いを移す意から名づけられ、
    今は孫文に関する資料が展示されている。

8.孫文記念館 9.明治天皇歌碑

     すぐ東の旧武藤山治邸は明石海峡大橋建設に関連する工事のために移築を繰返し、
    中興の祖であった鐘紡から兵庫県に家具・絵画・蔵書とともに寄贈されてこの地に落ちついた。
    呉錦堂家とは以前より近所で鐘紡の大株主になって貰った事もあり、これも因縁なのだろう。
    入館料がシルバー(70歳以上)50円と安価で、カネカの大先輩でもあるので入館・見学する。
    各室は広くはないものの上質の敷物、家具、調度が配されて落ち着いた雰囲気を醸し出し、
    何室かには暖炉も設けられて居心地良さそうである。
    透明度が高いながら外が揺らいで見えるようなガラス窓の食堂もあった。
    1階はカフェにも利用され、1番広そうな部屋は椅子25脚が置かれて時々ミニコンサートが催されている。
    今日もBASE&VOCALのマチネーがあり準備が進められていた。

10.旧武藤山治邸 11.1階応接室 12.2階広間から橋を望む

     アジュール舞子は明石海峡大橋の雄大な人工美と、海峡の自然美が調和する広い砂浜が拡がる
    スポーツ・レクリエーションゾーンで、夏は海水浴場としてそれ以外はバーベキュー場の貸出でにぎわうようだ。
    ちなみにアジュールとはフランス語の色の一つで、青系統の色を表すようだ。
    海と空の青を表し、さしずめ「青い舞子」ということであろう。
    近辺一帯は雑草やゴミ、タバコのポイ捨ても目に付かず、手入れが行き届いている。
    遊歩道脇の冬枯れの芝生の上で、ちょこちょこ歩き回っている数羽のムクドリも可愛いい。
    夕方街路樹に群集してうるさく鳴きまくる姿とは大違いである。

13.海岸を歩く 14.海神社に参拝 15.総会の開始

    旧武藤山治邸の見学に時間を使い過ぎたので、
    全面的に外内装を整備中のマリンピア神戸を遠望しながら次の海神社に急ぐ。
    朱塗りの大鳥居が名物の海神社は残念ながら桜の木が全くなく、あっても愛でる時間もないので
    お参りもそこそこにJRの高架をくぐって駅の北側に出、ほぼ12時にゴールで総会場の鮨店「杉玉」に着く。
    総会はコロナ禍もあって5年ぶりの開催となり、同好会会長の交代などが承認された。
    笹間さん長い間の会長職、本当にご苦労様でした。そして末岡新会長どうかよろしくお願いいたします。

16.懇親会① 17懇親会② 18.懇親会終了

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