高砂支部ホームページ

リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)

  高砂トップページ へ   1.高砂支部だより (支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項)
  2.高砂支部同好会活動の内容 (活動予定及び直近の活動報告を記載)
世話人名簿 ゴルフ ウオーキング グラウンド・ゴルフ
ハイキング カラオケ 予備 予備
  3.ネットワーク便り  (10/6)(各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等)
  4.高砂文庫 (寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々)
  5.故郷たより (ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介)

ウオーキング同好会

活動報告

(会長:末岡義孝 世話人:神野久典)

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)

令和7年3月13日(木)  「 第146回例会 : 童謡の里 龍野を訪ねる 」 執筆者:上田 卓朗

    令和7年3月13日(木) 第146回例会 [ ウォーキングコース ]
         本竜野駅 → 片しぼの宿梅玉 → 赤とんぼ歌碑 → 文学の小径
              → 龍野神社 → 聚遠亭(昼食) → 三木露風生家 → 龍野城
                  → うすくち龍野醤油資料館 → 下川原商店街 → 本竜野駅    歩程 約6㎞

    JR姫路駅に9:40集合し、9:50姫路発姫新線に乗車し、本竜野駅に10:12着く。
    現地集合者も加え19名でウオーキングを開始した。
    朝はひんやりしていたが、姫路地方の最高気温は18℃の予想、歩いていると汗ばんできた。
    駅前はヒガシマル醤油の工場が点在しており、揖保川にかかる龍野橋を渡ると、古い街並みに切り替わった。

1.龍野駅のウェルカムサイン 2.スタート前の挨拶① 3.スタート前の挨拶②
4.童謡赤とんぼのふる里像 5.兵庫県手延素麺協同組合 6.駅前からの道を進む
7.揖保川の清流 8.姫路信用金庫の佇まい①
9.姫路信用金庫の佇まい② 10.龍野ゆかりの儒学者の碑

    最初に訪れた梅玉旅館の国の天然記念物片皺(かたしぼ)竹は
    残念ながら猪の出没で立ち入り禁止となっており、見学できなかった。
    すぐ近くにヒガシマル醤油の梅林があり、紅梅白梅とも満開で休憩・記念撮影とした。
    以降、計画に沿って進んでいった。

11.赤とんぼが描かれたマンホール蓋 12.平成播州ことば番付表 13.梅林を背景にパチリ

    ① 赤とんぼ歌碑
    大正10年露風33才のとき、北海道トラピストより「樫の実」で発表しました。
    ふるさとの想い出と幼き日の母の思い出を歌ったものと思われます。
    また、歌碑五線譜は作曲者山田耕搾の絶筆です。

14.赤とんぼの碑 15.赤とんぼの歌碑

    赤とんぼ歌碑から聚遠亭(しゅうえんてい)に通じる桜道を文学の小径といいます。
    一帯には多くの碑があり、またこのあたりは桜の名所です。
    まだ桜のつぼみは堅いですが、4月6日には「龍野さくら祭」が開催され、
    そのころには満開になっていることでしょう。

    ② 龍野神社
    祭神は脇坂家の始祖、甚内安治です。安治は賎ケ獄七本槍で有名です。
    10代安薫は外様大名でただ一人老中になった傑人です。
    11代安宅も寺社奉行となり、龍野の繁栄を招きました。

    ③ 野見宿禰神社(のみのすくね)
    相撲の元祖であり、殉死の代わりに埴輪を考案したことで有名な野見宿禰は、
    大和の国から故郷の出雲へ帰る途中龍野で病死したと言われている。
    出雲から多くの人が来て、川からリレー式に石を運び、墓を立てた。
    野に人が立ち並んだことから「野に立つ人」「立つ野」といい、いつか「龍野」になったそうです。
    歴代の横綱等が玉垣を寄進しています。(白鵬関の碑が麓にあります。)

16.野見宿禰神社案内板 17.第69代横綱白鵬の碑

    ④ 聚遠亭(しゅうえんてい)
    その昔、ここからの眺望絶佳をたたえて「聚遠の門」と呼ばれてから聚遠亭と名づけられたと伝えられています。
    心字池の上にある茶室は、庭園、池、杉垣根などと調和した書院造りを模した数寄屋風で、
    市指定文化財になっています。

    ⑤ 脇坂家別館(御涼所(おすずみしょ))
    龍野藩主脇坂家の武家屋敷で、質素な中にも風雅な趣があり、
    接客や居住部門などの間取りにも特徴がある。また、床下の抜け穴は十文字(どじ)川に通じているらしい。

    ⑥ 旧脇坂屋敷
    静かな落ちついた城下町「龍野」のイメージをつくり上げている白壁の古き佇まいです。

    ⑦ 三木露風生家
    明治22年6月23日生まれ、操(みさお)と名付けられた。
    しかし、明治28年に両親が離婚し、祖父 制(すさむ)にひきとられ、龍野小学校へ通った。
    露風直筆の詩が多く展示されています。

18.龍野小学校水練場の扉 19.三木露風生家

    ⑧ 龍野城
    鶏籠山(けいろうざん)の山城と山麓の平山城との二期に分かれ、
    山城は約500年前赤松村秀によって築かれ、
    山麓の平山城は寛文12年に信州飯田から脇坂安政公が移って築城されたものです。
    心のふるさと龍野の象徴として、本丸御殿、白亜の白壁、多門櫓、埋門、隅櫓を復元しました。

20.龍野城への参道 21.龍野城内の庭園 22.龍野城内で集合写真
23.龍野歴史文化資料館 24.白壁沿いを歩く

    ⑨ うすくち龍野醤油資料館(入場料10円)
    昭和初期まで蔵人が使っていたこうじむろです。桶、樽など製造用具、文献、資料を一堂に展示しています。
    (建物:国登録文化財 醤油蔵:県指定文化財)

25.うすくち龍野醤油資料館 26.龍野駅への戻り道

    ⑩ 下川原商店街
    古い商家が並んでいて、下川原蔵「あかね」が有名。
    この時間帯のJR姫新線上りは一時間に1本しかない。
    急いで本竜野駅に向かい、13:46発の電車に乗ろうとしたら、
    姫路駅で事故があり20分遅れそうとのことだったが、
    すぐに来たので少しの遅れで姫路駅に着き、解散した。

    余談ですが
    即席めんで有名なのが日清食品です。
    1958年8月に「チキンラーメン」を発売、その2か月後に「トンボラーメン」を発売したのがイトメン(株)です。
    日清食品が71年にカップ麺「カップヌードル」を発売、翌年にイトメンは「カップジョイ」の販売を始めた。
    どちらも2番目ですが、イトメン(株)はたつの市にあります。
    どちらも2番目の発売ですが、イトメンはチャンポン麺で有名です。


高砂トップページへ