高砂支部ホームページ

リンク先:(下記テーブルに示す箇所をクリックするとクリックしたエリアにリンクすることができます)

  高砂トップページ へ   1.高砂支部だより (支部役員名簿や行事予定、その他連絡事項)
  2.高砂支部同好会活動の内容 (活動予定及び直近の活動報告を記載)
世話人名簿 ゴルフ ウオーキング グラウンド・ゴルフ
ハイキング カラオケ 予備 予備
  3.ネットワーク便り  (10/6)(各部門内での行事予定【職場OB会】等々の連絡及び実施事項等)
  4.高砂文庫 (寄稿コーナー:近況報告、紀行文、エッセ-、詩、短歌、俳句、ノンフイクション等々)
  5.故郷たより (ふるさと便り:会員が居住する地域社会での出来事や歴史等の紹介)

ウオーキング同好会

活動報告

(会長:末岡義孝 世話人:神野久典)

(下記写真はクリックしますと拡大写真を見ることができます。
また、拡大写真をクリックしますと元の写真に戻ります)

令和7年5月15日(木)  「 第148回例会 : 兵庫津ウオーキング
        ~兵庫津の歴史史跡を見て歩く~ 」
執筆者:岡田 彰

    令和7年5月15日(木) 第148回例会 [ ウォーキングコース ]
         JR神戸駅南口―横溝正史生誕の地の碑―松尾稲荷神社とビリケン像―高田屋喜兵衛記念館
           ―高田屋喜兵衛本店後記念碑―竹尾稲荷神社(高田屋喜兵衛顕彰碑)―神戸港の浮きドック
             ―兵庫県立兵庫津ミュージアム―清盛塚―兵庫城跡―清盛くん像―古代大和田の泊の岩椋
               ―札場の辻跡―能福寺(兵庫の大仏、北風正蔵の碑)―JR兵庫駅

    今回のコースは過去2回雨で中止となり
    本日ようやく天候に恵まれての開催となった。
    JR神戸駅南口に16名が定刻の10時前には集まり
    ウオーキングスタートとなった。このコースは
    兵庫津の史跡と関わった人物の足跡を見て歩きます。
    神戸駅南口から西へ少し歩いて
    東川崎信号で高速道路下の浜手バイパスを渡り、
    南にいき湊小学校前交差点を右に行くとすぐに
    メビウスの輪を象った横溝正史誕生地の碑に出会う。
    横溝正史はこの地で生まれ、
    実家は薬屋で一時薬剤師として従事していた。
    この道路の左側は川崎重工の工場。



兵庫津ウォーキングコース

    東川崎町3丁目の交差点を右手に行き最初の信号のある交差点を左に行くと、
    すぐに松尾稲荷神社の赤い鳥居が見える。
    この神社の奥の目立たない場所に黒光りしたビリケン像が安置されている。
    大正中期に日本で造られた日本最古のビリケン像で、木造朱の漆塗、米俵に腰をおろし、
    右手に打ち出の小槌、左手に珠玉を持ち、
    背中に大判を背負うという福のかたまりのような座像となっている。
    メンバーの何人かが頭を撫でてきたがご利益は如何に。

1. ウオーキングスタート
神戸駅南口
2. 横溝正史誕生地の碑
(メビウスの輪の碑)
3. 松尾稲荷神社 4. 松尾稲荷神社とビリケン像

    昭和の香りのする街の道路を下って、川崎重工に沿った道に再び出会い、
    右手に行くとすぐに「まちなか倶楽部」と表示された看板の建屋があり、
    これが高田屋喜兵衛記念館、しかし鍵が掛かっていて中に入ることは出来なかった。
    その隣に高田屋喜兵衛本店の地記念碑がある。高田屋喜兵衛は淡路島の生まれ、
    有名な人物なので特に説明は加えませんが、
    彼に興味のある人は司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んで下さい。
    さらに高田屋喜兵衛の顕彰碑のある竹尾稲荷神社を参拝して運河沿いの道路に出て、
    新神戸ドック株式会社の巨大な浮きを観た。
    この浮きドックに興味がある人はこの会社のホームページを開いて見て下さい。
    ドックを上から撮った写真も載っています。

5. 高田屋喜兵衛本店跡
記念碑見学
6. 竹尾稲荷神社 7. 竹尾稲荷神社内の   
高田屋喜兵衛顕彰碑
8. 兵庫運河浮きドック見学

    築島橋を渡り、神戸中央市場の前で海岸線道路を渡り広いイオンモールに沿った道をいくと、
    兵庫県立兵庫津ミュージアムに着く。このミュージアムの入館料は通常大人300円ですが、
    70歳以上は150円で参加者全員が150円で入館出来ました。
    兵庫の港の歴史と貢献した人々の功績が丁寧に展示されたミュージアムです。
    隣に初代県長官の復元建屋があり、木造で知事執務室等各部屋が復元された綺麗な建屋でした。
    ただ時間が無く十分な見学は出来きませんでしたが、
    休憩処がありそこで昼食が出来たのはラッキーでした。
    この会で建屋内のテーブルでの昼食は私の記憶では初めてではないかと思いますが?
    この建屋前で集合写真を撮りました。

9. 兵庫津      
 ミュージアム入口
10. 兵庫津ミュージアム 11. 初代県庁館前で集合写真 12. 大輪田橋

    大輪田橋を渡って清盛塚へ、ここは前も来ているので説明は省略しますが、
    やはり約800年前の大きな塚と清盛の像を見ると感動するものがあります。
    神戸は清盛によって始まったと言っても過言ではない気がします。
    ここでも集合写真を撮りました。
    その後新川運河沿いの公園に出て兵庫城後の碑を見る、
    兵庫城は池田恒興が築城した城で運河対岸の広いイオンモールも城下内で在ったとのこと。
    今は城下町の姿は全くない。
    序でですが池田恒興の次男輝政は姫路城を築城しています。
    運河沿いをさらに行き人形型の清盛くん像を見て、
    次に大輪田泊の石椋(いわくら)と名のついた巨石に出会う。
    この巨石は大輪田泊を築いた時の石材と考えられ、
    奈良時代の石材であった可能性があるとのこと。

13. 清盛塚の前で集合写真 14. 兵庫城跡 15. 清盛くんの像 16. 大輪田泊の石椋

    運河沿いの道路から離れ、札場の辻跡に、
    この場所は兵庫津の中心で高札を掲げる札場があったので札場の辻と呼ばれていた。
    この通りを進むと右手に大きな兵庫大仏の頭が見えてくる。
    この大仏のある能福寺は最澄が唐から帰国した時に最初に説法をしたと言われる
    天台宗の由緒ある寺です。
    初代の兵庫大仏は明治24年の建立ですが、大戦中に供出され、
    平成3年に再建された18mの座像です。
    この前でも集合写真を撮りました。
    寺の奥の目立たない場所に
    兵庫及び神戸の発展に貢献した北風正蔵の碑(碑文は伊藤博文)と
    ジョセフヒコによる日本最初の英文碑がありました。

17. 札場の辻跡 18. 兵庫大仏前で集合写真 19. 北風正蔵の碑 20. ジョセフヒコの碑

    能福寺を後にしてゴールのJR兵庫駅に向かい解散となりました。
    若干暑い日ではありましたが、参加者全員が無事完歩出来ました、ご苦労様でした。


高砂トップページへ