第28回の例会の懇親会で初めて余興として、ハワイアンバンドとフラダンスをとりいれた。このハワイアンバンドは、1998年に結成され今年でちょうど15年の節目となる。バンド名は、「河野公彦とマハロ・ハワイアンズ」といい鐘華会高砂支部会員とそのファミリーを主体として構成されている。

フラチームの名称はマカレア・アロハという。このチームが師事している先生は、当地域で草分け的な存在の方で、時々、当バンドとも共演して頂いている先生でもある。フラにはスローテンポからアップテンポのものまで種々あるが、マカレア・アロハは、スローからミディアムテンポまでの曲を優雅に踊り、特に、いろんなフォーメーションを取り入れたフラを得意としているチームで、笑顔がとても素敵で、その上大変まとまりがいいチームである。当バンドの専属フラチームといってもいいくらい、各所で共演させて頂いている。

今回は、ハワイアンばかりでなく、昔なつかしい「赤いリンゴ」と「青い山脈」を伴奏して、ネットワークＫＬに所属する押部正喜さんが熱唱し聞かせてくれました。また、「青い山脈」は、前の大型スクリーンに歌詞を写しだして頂き全員で斉唱していただいた。

高砂工業所では、昔、野球部の応援歌として歌っていた「高砂の精鋭」という歌をこのまま朽ちらしてしまうのは、もったいない、応援歌としていろんなところで使用したいとの意図から、工業所より当バンドに採譜を依頼されたので河野リーダーが採譜（耳コピー）して、楽譜と当バンドにて演奏してＣＤ化したのをお渡しした。それを今回、例会の最後の占めの一環として使うことになり、当バンドで伴奏して全員で斉唱した。斉唱後、貝塚副支部長がマイクを握って、「昔、甲子園へ、また夜行バスに乗って後楽園球場へよく応援に出かけ、この歌をバスの中や球場で歌った青春の日々のさまざまな事柄のひとこま、ひとこまが脳裏を去来し、歌いながら涙した」と感動的な発言があるなど、全員同じ思いでなつかしく歌うことができた。工業所の配慮に感謝すると共に、現役の方々にも、是非、この応援歌を引き継いで歌い続けていって有効に活用して頂きたいと思う。

最後に、例会の諸準備等いつものことながら、現役の方々の、ご苦労と心温まるもてなしに出席者一同感謝の気持ちでいっぱいであります。ほんとうにどうもありがとうございました。