利き酒の会

お酒をこよなく愛し味の違いがわかる人々が集う同好会です。 :現在会員は17名です。
基本的にはお酒の種類は日本酒に限定し、参加の方に呑み比べて頂き採点していただこうと思っています。
年4回程度四ツ谷クラブを主な会場として開催いたしますのでお酒好きな方は是非ご参加ください。

               世話役; 池永 温、 掛橋 泰
               顧問; 吉田 洋一、 原田 浩
               会計; 三瓶 幸司

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第17回 利き酒の会 感想  ーー 鈴木 俊弘 ーー
私にとって「利き酒会」は開催案内のメールを頂いた時から始まります。 実に丁寧な文面と出品される銘酒の一覧表を拝見していると美味しい酒が今回も飲めるという期待が膨らみます。
 当日は主催の池永さん、掛橋さんの事前講義があります。 出品銘酒の蔵元、特長等よくまとめられたコメントとお二人の名調子を聴いているだけで飲む前から酔った気分になってきます。
 今回は関東4都県8銘柄の利き酒でした。 一銘柄ごとにゆっくり、味わいながら飲み、評点し、コメントしていくと最後の方にはかなり酔いも回ってきてすっかり良い気分になってきます。 これが本当の日本酒の飲み方ではないかとも思います。
 全員の評点が合計され、人気銘柄が発表される頃には利き酒会というよりは楽しい酒場の雰囲気になってきます。それがまた本当に楽しく、「利き酒会」の魅力のひとつです。
 「利き酒会」は今回が17回目、参加者も13人と盛況でした。
 毎回、特長ある銘酒の準備、講義資料の作成、試飲会の切り盛り、後片付け等をこなしておられる世話役のご努力があってこそのものと思います。 深く感謝するとともにこれからもよろしくお願いします。
                        



第17回 利き酒の会 開催
第17回利き酒の会は10月23日(水)四ツ谷クラブにて13名の会員が集い開催されました。
今回のテーマは「埼玉・千葉・東京・神奈川の銘酒を飲み比べる」です。
北海道・青森・岩手から始まった「銘酒お国巡りシリーズ」も今回で第8弾、南下が進んで遂に会員居住の首都圏に到達しました。
埼玉県は日本酒生産量では17.2千KLと兵庫、京都、新潟に次いで何と第4位の位置付けである一方で同県での消費量は35位と少ない事、 千葉県には酒造メーカー数は37あり埼玉県の32を上回るにも関わらず生産量は5.4千KLと少なく、小規模酒蔵が多い事、 東京、神奈川は都市化に伴いやはり昔に比べると酒造数、生産量ともに大幅に減少した事、 それぞれの地域で酒造りのキーとなる水が風味や香りの特長に大きく影響している事などを座学で学びました。

次いで今回試飲の8銘柄と酒造メーカーについておさらいをした後、実技と懇親会に移行し日本酒に合った各種料理に舌鼓を打ちながら呑み進めました。
評価が高かったのは埼玉県羽生市で手作りのお酒を丁寧に作っている南陽醸造の「花陽浴 大吟醸火入れ」。 酒造好適米である八反錦を用いた逸品だけあって、フルーティーで上品な甘さでスッキリという評価が多く聞かれました。 2位は千葉県君津市の藤平酒造の「福祝純米吟醸山田錦」でした。 平成の名水100選に選ばれた久留里の自噴伏流水を用いている銘柄で料理との相性が良いとの評価でした。 東京湾醸造の「江戸開城純米吟醸」は港区のビルでの酒造りで東京都の水道水を使用するユニーク銘柄で話題を呼びました。
次回は来年1月に「静岡・山梨の銘酒を呑み比べる」をテーマに開催予定です。
                    世話役:池永






第16回 利き酒の会 コメント 堀江 康則 
 60歳になってOB会に入会しておりましたが、まだ(株)カネカソーラーサーキットのお家で仕事をしていることもあり 中々出席できませんでしたが、今回初めて『利き酒会』に参加させて頂きました。 懐かしい元上司の方々、諸先輩方や同期のメンバーも参加しておられ、 『お久し振りです。お元気そうですね』等の挨拶から始まりました。
 さて『利き酒会』という事で楽しみにしておりましたが、期待通りの美味しいお酒を飲む事が出来ました。 『田酒』をはじめ『作』など  全国各地の美味しいお酒ばかりでした。 仕事柄、北海道から沖縄まで飛び回っておりましたが、知らない銘柄もありました。
次回は夕方から四谷クラブという事ですが、是非参加したいと思います。



第16回 利き酒の会開催
第16回利き酒の会を7月24日(水)大森にある居酒屋「粋酔」で開催しました。
 今回は初参加となる多久信雄さんと堀江康則さんを加えて総勢15名の会となりました。 このお店は最大収容人員が20名程度と 小振りのお店でしたので貸切予約となり、当初から熱気に包まれた環境となりました。
 吉田洋一さんの乾杯のご発声で生ビールでまずは喉を潤した後、新潟の「〆張鶴」からスタートし、福島の「楽器政宗」、 青森の「田酒」、三重の「作」、栃木の「クラシック仙禽」、富山の「満寿泉」、佐賀の「七田」と全国各地の銘酒を飲み進めました。
 高齢層のメンバーと断っておいただけにシェフが厳選した日本酒に合う肴の数々を提供してくれました。  例によって参加各位の好み度を評点した結果、1位は4.27を獲得した「田酒」で「キレもあるがフルーティーで絶妙なバランス」 といったコメントが目立ちました。 2位は「作」、3位は「楽器政宗」となりました。 何れも高得点で僅差でした。  参加者のコメントを見て感じるのは個々人の印象は合致するケースと正反対といったこともあります。 例えば同じ銘柄に対して 甘口という人もいれば辛口との感想の人もいます。 私見ですが、日本酒の旨さは口当たりや後味で微妙に変化するので どの過程が最もインパクトがあったかという違いかと思います。 奥が深いですよね。
 通常の四ツ谷クラブでの開催の際は、一銘柄一回だけの試飲となるため他の銘柄との比較が結構難しいのですが、  今回は飲み放題という設定にしてもらいましたので、何度か立ち返って前に飲んだ銘柄を飲み直すことが出来た点が好評でした。   ほろ酔い加減になったところで2.5時間余りの会は無事散会となりました。

 次回は10月下旬に四ツ谷クラブでの開催、テーマは「埼玉・千葉・東京・神奈川の銘酒を呑み比べる」を予定しています。
                        文責:池永
当日の試飲評点結果は こちらから




   

 



第15回『利き酒の会』に参加して ーー 膳 啓造 ーー
先輩からの強い勧めもあり初めて利き酒の会に参加しました。 色んな種類の日本酒を一度に 味わえる貴重な機会に期待感が膨らみます。 北海道から順次南下し今回は北関東3県から合計9種類の日本酒が選別されていました。  会は座学からスタート、幹事さんが選んだ日本酒の特長の講義、その後試飲。 皆さんと料理を食べながらワイワイと熱く語り評価し合う。  こんなに銘柄によって味が違うとは! 中でも私が感銘したのは、栃木県さくら市の「仙禽オーガニックナチュール」でした。  古代米『亀の尾』を復活させそれを古代の製法で醸造したこのお酒は、1口目の味その後の余韻、まったく別物でした。  昔の人はこれを味わっていたのか!と感慨にふけりました。 幹事さんの選酒眼はすばらしい。
日本酒の多様さと新たな出会いを提供してもらえたこの会に感謝です。
 今後は日本の各地区で一位となった銘柄からグランドチャンピオンを選ぶとの事、益々期待が膨らむ『利き酒の会』でした。




第14回利き酒の会 開催
 第15回利き酒の会は令和6年4月19日(金)、新規加入会員の膳 啓造さんを含む 14名が参集し四ツ谷クラブで開催されました。
 今回のテーマは「群馬・栃木・茨城の銘酒を呑み比べる」というもので、例によって、これら3県の酒造りの状況と銘柄の特長のレクチャーの後、 それぞれの県から厳選された3銘柄、合計9銘柄を美味しい和食コースと共にいただきました。
 人気投票の結果では茨城県の地元酒米である「渡船」を使用した府中誉渡舟純米吟醸が最高評価で、「呑み易い、旨味が素晴らしい、 口当たりが良い」といった感想が聞かれました。 僅差ながら2位には、古くからの製法を頑なに再現して作られた栃木の 仙禽オーガニック・ナチュールが選ばれました。 精米歩合90%といった現在では異色の造り方なのですが幻の酒米と言われる 「亀の尾」を使用したお酒は米本来の香りが素晴らしく、雑味が少ないと称賛されました。
 北関東3県は比較的人気度が低く、酒処としての認知度もあまりないといった地域ではあったのですが、決して侮れない、 どの銘柄も特長があって美味だったと高評価でした。 栃木在住で世話役の掛橋さんからはそれぞれの県の魅力や酒造りも盛んであるとの 熱弁に影響を受けた点もありました。
 次回は7月26日(金)に都内の日本酒バルで開催予定です。
                                    (文責:池永)



 


第14回利き酒の会開催される

第14回利き酒の会は1月18日(木)四ツ谷クラブにて、13名参加で開催されました。
 テーマは「長野のお酒を呑み比べる」として、長野のお酒に付いて1時間ほど特徴や歴史などを、そして選定8銘柄について酒蔵の 謳い文句などを、世話役から勉強会を行い試飲に移りました。 選定基準は、地方、酒米、趣向、精米率で。
 試飲順銘柄は、十六代九郎右衛門、水尾、明鏡止水、真澄、大信州、麗人、和田龍、大雪渓です。
 今回人気No1は真澄、No2は十六代九郎右衛門、No3は大雪渓でした。

 メンバーのコメントです。
  真澄・・・バランスが良い、すっきり飲み易い。
  十六代九郎右衛門・・・上品な甘みが残る、フルーティーな香り。
  大雪渓・・・濃いめの味、豊潤。

 5点法でのNo1とNo8の平均評点差は、0.9と小差で拮抗していました。
 今回の選定基準の一つは精米率でしたが、(銘柄の差もあるとはいえ)35%と70%ではそれ程の差は生じないという結果でした。
 濃い味の長野の料理に合うとの評判でしたが、提供頂いた料理と共に堪能し、長野のお酒を見直したとの声も有り、年明けの良いひと時を過ごしました。

 次回4月19日にテーマはお国を巡るシリーズ第7回目で「群馬・栃木・茨城編」で開催予定です。 是非、多数のご参加をお願いいたします。
                             文責 掛橋 泰
当日の資料はこちらから   選定銘柄資料は、こちらから
              第14回 利き酒の会に参加して           水口寿則

私は、今回で2回目の参加です。 お酒は好きですが、普段はワインや焼酎を好んで頂き、日本酒は敬遠気味な所があります。  飲み方も、最初の一口で、「あ、これおいしい」や「ちょっとくせがあるねー」程度の味わいしかせず、 楽しく酔っぱらえればそれで良し、みたいな飲み方です。

利き酒の会は、幹事様が厳選された各地域の数種類の日本酒をそれぞれ、やや大きめのお猪口一杯だけ味わい、 どれがおいしいか、自分なりに点数化し、序列を決めるというものです。
一つのお酒をゆっくり飲み、その味を堪能する。 そうすると、一つ一つ その味なり風味なりのど越し感なりは異なります。  日本酒だけでなく、その他のお酒でも同じでしょう。 それは自分にとって新しい味わい方で、お酒の奥深さを教えてくれるものでした。

ある時、この会の先輩の一人に、ワインを飲むのか日本酒飲むか、どうして決めるのかと訊ねた所、その時頂く料理に合わせて、 お酒の種類 更に言えば そのお酒の銘柄を決めるということでした。 なるほど、お酒によって料理の味も変わるということです。

お酒の微妙な違いを味わう、そのお酒の味わいにより料理の味がどの様に感じられるか、すなわち食事を楽しむ。  自分なりの新しい食事の楽しみ方が見つかるかもしれず、なんだかワクワクできる時間でした。

利き酒の会運営にあたり、幹事様の、日頃の日本酒に対する学習努力、おいしい日本酒を皆に提供したいという熱意、 何よりおいしい日本酒を飲みたいという思い、そういう熱いものをひしひしと感じました。 楽しい時間でした。 ありがとうございました。





第14回利き酒の会の案内

利き酒の会 会員各位

朝晩はかなり冷え込んできましたが皆様お元気でお過ごしのことと存じます。
さて早速ですが、次回「利き酒の会」を下記の通り開催します。
今回はテーマが「銘酒お国巡り長野県」です。長野も新潟に次ぐ酒蔵数を誇る酒どころですので 美酒を探索したいと思います。  つきましては、お酒の調達準備もあり参加可否を12月20日を目途にお知らせ下さい。 更に、長野のお酒で是非お奨めしたい、もしくは一度是非飲んでみたいという銘柄があればご提案ください。  吉田さん、原田さん両顧問からの推薦もお待ちしております。
              記
日時:令和6年1月18日(木)16時より勉強会、17時より試飲会兼懇親会
場所:四ツ谷クラブ 16時からは2階会議室、17時からは大和室
会費:5,000円程度
                           世話役:池永・掛橋

第13回利き酒の会開催される

第13回利き酒の会は11月17日(金)四ツ谷クラブにて、3名の初参加者を含め過去最多の15名が集い開催されました。 テーマは「銘酒お国巡り 新潟のお酒」として前回に続いて新潟の酒第二弾として、久保田、八海山、吉乃川、越乃寒梅等々、 売上げ上位の有名ブランドを厳選し10銘柄を対象としました。酒蔵数は日本最多の89を数える米どころ・酒どころの新潟県は 一般的には「淡麗辛口」が特長と称されますが、上越、中越、下越、佐渡と四地方に分かれ、それぞれ個性もある人気銘柄を 提供しています。例によって約一時間かけて新潟のお酒の特長や歴史、更には今回試飲する銘柄と酒造メーカーについて 世話役からレクチャーし質疑を含めて勉強会を実施。その後大和室に会場を移し実技の利き酒の会兼懇親会となりました。 今回は人数の多さから各銘柄お猪口一杯のみの配給となりましたが、人気度を評点表を用いて投票しました。 結果は、第一位が宮尾酒造の「〆張鶴純米吟醸 越淡麗」が4.3ポイントを獲得して選ばれました。 新潟産の酒造好適米である腰淡麗100%のお酒です。香り高く、飲み易くキレが良いといった感想が多数を占めました。 第二位は4.1点で吉乃川 みなも 大吟醸中汲み原酒、第三位は4銘柄が同点となるなど人気度の高いブランド揃いだったため 僅差での評価となりました。興味深かったのは久保田千寿の人気度が価格では3倍弱の久保田萬壽を僅かながら上回ったことです。 お酒は価格ではないのだなと改めて実感させられました。私個人的には番外編として10番目に補充した「荷札酒 出羽燦々」が 旨味と香りで最も気に入りました。食事は一富士さんの会席コースを注文したのですが、前日も別の同好会の会食があり 重複して参加するメンバーもいた為趣向を変えて欲しいとリクエストしていたのですが、お刺身、焼き魚、しゃぶしゃぶ鍋と なかなか美味で満足しました。次回は令和6年1月18日(木)四ツ谷クラブでの開催でテーマは「銘酒お国巡り 長野県編」です。 今回同様多くの方のご参加をお待ちしています。 文責:池永

利き酒の会に参加して  服部陽一 初めて参加させてもらいました。酒好きの人の集まりと思い軽い気持ちで参加しましたが、各銘柄の歴史、製造方法等 みっちりと勉強会があり、その後試飲するのですが、その過程が非常に面白かった。それなりの知識を得てから呑むと 何となく違いがわかり、自分の好みの味の意味がよく理解できました。今回は新潟のお酒がテーマで、呑んだ事がある お酒が多く、皆さんの評価とあまり変わらなかったのですが、これから呑んだ事がないお酒を呑めるのが楽しみです。 それ以上に何や蟹や蘊蓄をのべていても最後はやっぱり酒好きの集まりで、あれは四谷クラブでしかできない盛り上がり方でした。

写真は上から、勉強会、利き酒会銘柄、試飲会、集合写真





第12回利き酒の会開催される

第12回「利き酒の会」を7月28日に本拠地四ツ谷クラブで9名の日本酒党の面々が集まり開催しました。 「銘酒お国巡り」と銘打った呑み比べシリーズを北から続けてきましたが既に4回目。今回はいよいよ米どころ、 酒どころとして知られる新潟県の銘酒を選定しました。例によって、実試飲に先立ち約1時間かけて座学。 酒蔵数としては89と日本一の数、生産量でも兵庫県、京都府に次いで3位を誇る新潟県は酒造好適米として有名な 「五百万石」や「越淡麗」、「亀の尾」を生み出しておりその誕生秘話や流れの速い雪解け水はキメ細かい酒造りに 適した軟水であることなどを学びました。一口に新潟の酒は「淡麗辛口」が特長と云われていますが、地域は上越、 中越、下越、佐渡の4地区に分かれ、それぞれ個性的な味わいを提供しているとの情報から佐渡を除く各地区から 2銘柄、佐渡からは1銘柄、合計7銘柄を呑み比べました。果たして我々の評点は、妙高市鮎正宗酒造の 「純米吟醸鮎金ラベル」が最高点、二位には佐渡市北雪酒造の「北雪大吟醸」が、僅差で長岡市久須美酒造の 「清泉亀の王純米吟醸生貯蔵酒」が三位にランクインしました。次回、第13回は11月17日(金)に四ツ谷クラブで 開催予定です。テーマは再度新潟を深堀する意味で「新潟の売れ行き上位銘柄酒の検証」です。久保田、八海山、 吉乃川、越乃寒梅などを呑み比べます。新規入会者の参加も見込んでおり、今から楽しみにしています。
                              (文責:池永)



第11回利き酒の会開催される

コロナ禍の影響で令和2年1月以来3年ぶりとなった「第11回利き酒の会」は4月7日、
大森の居酒屋「地酒と地魚 吟吟」にて開催されました。
あいにくの雨模様の天気でしたがこれに先立ってミニ健歩会も企画され一部のメンバーはこれにも参加、酒好きの10名が「マイぐい吞みお猪口」持参の上参集しました。
今回は山形県、長野県、奈良県、山口県などからの7銘柄を厳選し試飲。
最も好感度が高かったのは4.4点を獲得した山形県産「惣邑 純米吟醸おりがらみ」、僅差で三重県産「而今 特別純米火入れ」が続きました。同店は蔵元から直接仕入れている関係でその時季限定の銘柄もありその品揃えには目を見張るものがありました。酒の肴にも舌鼓を打ち和気あいあいの中で2時間程度の会は散会となりました。
次回は漸く利用が再開される四ツ谷クラブで7月に開催予定です。
(文責:池永温)



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第11回利き酒の会に参加して――― 原田浩 ーーー

ずいぶん久しぶりの「利き酒の会」、これまた久しぶりに、いろんなお酒の味を楽しみました。私はご存知の通りの 日本酒大好き爺で、数年前には「一年で200種類の酒蔵の酒を飲むぞ」と公表して、何とか年末にクリアした愉しい 想い出がありますが、その後はコロナの所為もあって外で飲む機会が激減し、自宅でせいぜい一日2種類の日本酒を啜る 生活を余儀なくされてました。そんな中でのこの日の利き酒会、当然ながら大喜びで参加しました。
当日の集合場所の大森「吟吟」は本番の2ヶ月ほど前に、池永さんに紹介されて吉田洋一顧問と3人で予備調査を行い、 3人とも開催場所として合格との判断を下した、洒落たお店です。お酒の種類も数多く、料理もそこそこ洒落てて美味い、 こんなお店が自宅近くにあれば、毎週でも通いたくなる感じでした。

当日の参加者は10人で、全員元気でお喋りで、わいわい騒ぎながら美酒と美食を楽しみました。肝心のお酒は7種類 飲みましたが、数年前と違って探求心も薄れた私としては、とにかく7種全部、美味かった。最初のリストから考えたのは、 「当然、『而今』がトップだろう」ということでしたが、実際はそれを上回ったのが「惣邑」。「而今」は日本酒の ベストテンに入る銘酒で、「惣邑」はそれほど有名でもない、山形のお酒。でも、呑んで見たらば甘くてフルーティで、 さわやかな酸味もあり、感動しました。

当日の特別企画の「ウオーミングアップの会」には雨模様を慮って欠席しましたが、これに参加後合流したメンバーの 様子を見ていると、これまた楽しそうな感じでしたね。雨もほとんど降らなかったようで、不参加ザンネ~ン!  次回は必ず参加するぞっ。 てなことで、コロナ終息を身近に感じさせる、楽しい一日でした。 以上


第10回利き酒の会開催される

第10回利き酒の会は1月24日(金)、四ッ谷クラブに13名が集い開催されました。 今回のテーマは「銘酒 お国巡りその3 宮城・福島の銘酒を呑み比べる」です。2県ともに屈指の米どころでもあり、 気象条件に恵まれ伝統を誇り全国レベルでも人気の高い地酒が揃った地区である為に今回も銘柄選定には頭を痛めました。 最終的には四谷にある地酒専門店「鈴傳」での調達を主体に吉田顧問の協力を得ながら厳選し、宮城からは寒梅酒造、 新澤醸造店、大沼酒造店、佐浦からの4銘柄、福島からは宮泉銘醸、松崎酒造店、豊國酒造からの3銘柄計7銘柄を揃えました。 豊國酒造の「会津の夢」は現地の販売会社向け限定品で会員の斎藤直人さん自らが買い付けて持参してくれた銘柄でした。 どの酒蔵も全国新酒鑑評会での金賞や際立った受賞歴を誇るところで、宮城は最新の2018酒造年度で金賞受賞率 (金賞受賞数を出展銘柄数で割る)57%で3年連続日本一、福島は金賞受賞数22で7年連続日本一と共に県を挙げての 技術開発や相互に競争しながらも連携、協力し合って切磋琢磨している姿勢に頭が下がります。この2県は2011年の 東日本大震災では大きな被害を受け、酒蔵が全壊したところも多くあったのですが見事に復活して活躍している点は、 やはり地元の人々の酒造りへの熱意が感じられ素直に応援したくなります。約1時間かけてそれぞれの県の酒造りの歴史や 風土、各酒造の特徴を勉強、更には、今回出展となった銘柄には「おりがらみ」や「荒ばしり」も含まれていたので、 その用語の意味のおさらいもしました。そして場所を大和室に移しての実技編、寒梅酒造の特別純米酒「宮寒梅」を筆頭に 純大吟醸「会津の夢」、純米吟醸「伯楽星」と呑み進み、乾坤一、廣戸川、浦霞、写楽と続きました。参加者の評点結果は 「宮寒梅」が4.6点(5点満点)で第一位、「呑み易い、旨味が広がる、やや甘口」といった感想が多く聞かれました。 僅差で「会津の夢」が第二位、「端麗、すっきりしてコクもある」といった声が多く、またまた僅差で「乾坤一」が第三位と なりましたが、流石に銘酒揃いの2県が故に7銘柄の平均点は4.18と過去最高点を記録しました。ちょっと世話役として 気になるのは呑む順番です。前回もそうでしたが最初に呑んだ銘柄が最高人気になるのは偶然なのか、散々銘柄の良さを 学んだ直後で「呑みたい」という気持ちが強いので一番目が好印象となるのか、今後さらに精査すべき課題です。次回は4月24日(金)の開催です。4月の例会は四谷クラブを離れて街の日本酒居酒屋へ繰り出すのが恒例となりました。 場所は未定ですが次回も楽しい会になるよう策を練りますので是非ご参加ください。 (文責:池永温)






第10回利き酒の会に参加して――― 山下勝治 ―――

1月24日(金)に第10回利き酒会が定例開催場所であるカネカ四谷クラブで開催されました。出席者は池永世話役、 吉田顧問を含めて総勢13名。最初に、世話役から1名の会員がお体を気遣って退会されることと、新たに掛橋会員が 三瓶会員に代わって世話役を務められることが報告されました。

会は、このところは、各地のお酒を北から南へと飲み比べることを行っております。さて今回は、福島と宮城の酒。 いつもの様に世話役から各産地のお酒の特徴などが報告され、次いで今回利き酒をする各銘柄の特徴、蔵本の来歴などが 報告されました。福島、宮城は何れも銘酒の産地として有名で有り、利き酒として提供する銘柄の選定に大いに迷われたとのこと。 宮城からは、「宮寒梅」、「白楽星」、「乾坤一」、「浦霞 禅」の4銘柄、福島からは「写楽」、「廣戸川」、「会津の夢」の 3銘柄。殊に「会津の夢」は、一般には市販されていないので斎藤会員が現地のお店から直接調達された貴重な銘柄。 利き酒に用いる酒は基本的に4合瓶ですが「宮寒梅」は一升瓶。一人当たり2.6合にもなり、ぶっ倒れる会員が出るのではないかと 心配されましたが、結果OK。皆さん利き酒会の為に日頃から鍛錬されている(?)ことが実証されました。

利き酒の結果は、福島、宮城の酒は日本酒の銘醸造地とあって、多少の評価のずれは有ったものの、甲乙付け難い、 何れも素晴らしいお酒!お酒!お酒!でした。美味しいお酒と美味しい料理を頂きながら、話が弾む楽しい時間を 過ごすことが出来ました。世話役の方々に感謝!感謝!感謝!
                 

第9回利き酒の会開催される


第九回利き酒の会は10月25日(金)、四ッ谷クラブに11名が集い開催されました。
今回のテーマは「銘酒 お国巡りその2 秋田・山形の銘酒を呑み比べる」です。2県ともに屈指の米どころでもあり、  清冽な伏流水にも恵まれ著名な地酒が目白押しの地区で銘柄選びには頭を悩ませました。最終的に秋田からは新政酒造、 齋彌酒造店、日の丸醸造と天寿酒造からの4銘柄、山形からは高木酒造、亀の井酒造と冨士酒造からの3銘柄を厳選しました。 例によって、約1時間かけてそれぞれの県の酒造りの歴史や風土、各酒造の特徴などをおさらいした訳ですが、 酒造りに県を挙げて切磋琢磨して取り組んでいる姿勢を学びました。いよいよ場所を大和室に移しての実技編。 高木酒造の朝日鷹は一升瓶のみでの調達でしたので量の多い同銘柄を皮切りに次々と試飲を進めました。、11名の評点を 集計した結果は第一位が平均4.50点(5点満点)を獲得した山形、高木酒造の「朝日鷹」が選ばれました。 これまで呑んできた銘柄の多くは純米酒であった中で「朝日鷹」は特撰本醸造でしたが、多く聞かれた感想は、「上品な甘み」、 「クセがなく呑み易い」といったもので、日本ではトップランクに位置づけられる「十四代」を世に送る酒造だけにその味わい、 香りに全員が酔いしれた感があります。第二位は僅差で山形、亀の井酒造の「くどき上手」が選ばれました。「まったり甘い」 「どっしり濃いめの重厚感」といった感想が聞かれました。その風変わりなネーミングと浮世絵のラベルでこれも全国的に 近年人気の高い銘柄ですね。第三位には秋田、日の丸酒造の「まんさくの花」が続きました。7銘柄とも美味しかったのですが、 今回は、「甘め」といった印象が多く聞かれました。でも、べたべた感はなくすっきりしていてどんどん入ってしまう(危ない!) 銘柄揃いでした。次回は1月24日(金)、やはり四ッ谷クラブでの開催です。テーマは「銘酒 お国巡りその3 宮城・福島の 銘酒を呑み比べる」です。この2県も米どころ、酒どころであり、美味しい地酒が豊富なので楽しみにして下さい。メンバーからは 地域が一区切りしたらそれまでのトップ当選銘柄を集めてグランプリ大会をやろうといった声も上がり、益々盛り上がりを見せています。                       文責 池永
 温



 

 


第9回利き酒の会に参加して―――鈴木俊弘ーーー


最近、日本酒を飲むときはじっくりと味わって飲むようになりました。その酒を造った酒蔵の歴史や土地柄等を知って飲むと、 さらに味わい深くなり美味しくなるように思います。まるでその酒を造った杜氏の心意気まで伝わってくるように感じるから不思議です。また
瓶に貼られているラベルのデザインの斬新さやユニークなネーミングもその酒の味を引き立たせる名わき役となっているように思います。
 「利き酒の会」がその様な日本酒の飲み方を教えてくれました。この会は美味しい地酒に関する情報収集、 会に出す銘柄の選定と買い付け(並みの酒屋では手に入らない)、開催から会計、空き瓶の持ち帰りまで世話役の池永さんを 中心にして参加したメンバーのひとりひとりの自主的な協力で運営されています。会に出品された特長のある銘柄の利き酒をし、 ワイワイとメンバーそれぞれが薀蓄を語っていると時間はあっという間に過ぎてしまい、ちょうど良いほろ酔い気分の頃お開きになります。
 「利き酒の会」は今回が九回目ということですが、これからもこの会に参加して全国の
名酒と言われる地酒を味わいながら自分にとって一押し銘柄を追い求めていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします





第9回利き酒会の最終案内

各位 10月に入っても夏日になるなど残暑が続いていますが皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。 さて、次回、第9回利き酒の会を下記の要領で開催します。                 記
日時: 10月25日(金) 16:30より銘柄紹介と勉強会、
                17:30より利き酒と会食
場所: 四ッ谷クラブ
テーマ: 銘酒お国巡り第二弾 「秋田と山形の銘酒を呑み比べる」
会費: 4,000円~4,500円(お酒の調達具合で多少変わります)
候補となる銘柄(未だ購入出来ておらず変更含みとご理解ください。) 
又、ご希望、ご提案があればどしどしお知らせください。
秋田: 新政(新政酒造)、まんさくの花(日の丸酒造)、雪の茅舎(齋彌酒造)、一白水成(福禄壽寿酒造)、刈穂(刈穂酒造)他
山形: くどき上手(亀の井酒造)、出羽桜(出羽桜酒造)、上喜元(酒田酒造)、楯野川(縦野川酒造)、東北泉(高橋酒造)、朝日鷹(高木酒造)他
山形といえば何といっても「十四代」ですね。これは、山形でナンバーワンというより全国レベルでも最高位といえる銘柄です。 余談ですが、先日富士吉田の割烹店で生まれて初めて呑みました。一合1,100円とお得感がありました。 文句なく美味しかったです。 もしどなたか「十四代」の調達にコネがあるなら是非お願いします。その際は会費を上げるとともに、お酒の種類と量を減らしても価値があると思います。 そのお店には埼玉の「花陽浴」もありました。こちらは一合3,000円でしたので諦めましたが、ともに酒蔵と昔からお付き合いがあるそうです。 ある処には希少価値のお酒もあるものだと感心しました。           世話役:池永




第8回利き酒の会開催される>

第八回利き酒の会は7月26日(金)、四ッ谷クラブに14名が集い開催されました。 今回のテーマは「銘酒 お国巡りその1 北海道・青森・岩手の銘酒を呑み比べる」です。テーマ探しに若干窮した結果、 このお国巡りシリーズは一回に23都道府県を対象としても20回近くはネタ切れしないといった幹事の妙案で 始めることとしました。まずは厳寒の北国からスタートすることで、北海道からは国稀酒造と上川大雪酒造、 青森からは西田酒造と桃川株式会社、岩手からは赤武酒造と株式会社朝開き、6酒蔵7銘柄を厳選して、 まずはそれぞれの酒蔵の歴史や地理を勉強すること40分。いよいよ実技編となり。今回も四ッ谷クラブのシェフが 腕によりをかけて日本酒に合う料理を用意してくれる中で試飲開始。どの銘柄も県を代表する逸品だけにそれぞれ ウーンとかヤーッといった感激?の溜息が漏れる中、次々と胚を重ね、ちょっとペースが速すぎるんじゃないの? といった感想も聞こえる中で3升4合のお酒は短時間で胃に注がれる結果に! 14名の評点を集計した結果は 第一位が平均4.25点(5点満点)を獲得した岩手の赤武純米酒が選ばれました。多く聞かれた感想は、 呑みやすい」、「クセがなくすっきり旨い」、「麹の味が残っている といったもので、三陸海岸大槌町にあった酒蔵は東日本大震災で被 し全て流失してしまったのですが盛岡市に移って4年後には社長の若き長男の活躍もあり復活蔵で生産を開始したと いう逸話への応援票も多少影響したのかもしれません。第二位は僅差で青森の田酒純米吟醸が選ばれました。 次回は「秋田・山形の銘酒呑み比べ」です。同地区も著名な酒蔵が多数揃っているので銘柄選択には頭を悩ましそうです。 当日の資料はこちらから。                       文責 池永 温









第8回利き酒の会に参加して―――掛橋 泰ーーー

令和初の記念すべき利き酒会が、14名の参加を得て開催されました。今回から「銘酒お国巡り」とのテーマで、 日本各地の銘酒の選択の楽しみと、選者の心持ちを感じ取りながら、味わえる面白みのあるシリーズ企画のスタートです。 今回は、北海道 国稀、上川大雪、青森 田酒、白田酒、おいらせ流純米吟醸、岩手 朝開き、赤武 銘酒呑み比べです。選択理由や酒蔵説明を頂き、各県での酒蔵の順位などの情報を付加され、更に蘊蓄解説も頂きました。 最終順位は、赤武、田酒、国稀・・・おいらせ流でした。今回で3回目の参加となる筆者としては、皆さんの解説に 流されまいと必死に自分の味覚を頼りに味わおうと決めて、利き酒に勤しみました。四ツ谷クラブの美味しい料理と マッチして、甲乙付け難いとても美味しいお酒でした。皆さんの講釈や味わい方を拝聴し、次第に冷酒の味を区別して 味わえるようになる自分自身の変化に嬉しく思っています。次回も楽しみにしております。



第8回利き酒会の最終案内


日時:7月26日(金)16:30~会議室にて勉強会、
             17:30~和室にて会食と利き酒
場所: 四ッ谷クラブ
テーマ: 銘酒お国巡り その1 「北海道・青森・岩手の銘酒呑み比べ」
会費: 4,300円
 (今回はお酒の調達で配送費が少し嵩んでしまい+300円でお願いします)
今回嗜む銘柄は、北海道から国稀、上川大雪、青森から田酒2種、おいらせ流純米吟醸、岩手から朝開き、赤武といったラインアップです。 各位からご推奨の銘柄を中心にしましたが、価格や配送の条件からエイヤーと選んだ無名銘柄もあり新たな発見があるかもしれません。
国稀は1.8Ⅼ瓶にしましたので、量的にはじっくりお楽しみいただけます。 銘柄のもう少し詳しいご紹介は出来れば事前に続報でお伝えしたいのですが、当日になってしまうかもしれません。
          世話役:池永・三瓶
PS 四ッ谷クラブのキャンセルポリシーにより、万が一参加を取りやめる方は23日火曜日の午前中までにご連絡ください。




第8回利き酒の会の案内速報

梅雨入りして不順な気候ですが皆様お元気でお過ごしのことと存じます。 さて早速ですが次回、第8回の利き酒の会を下記の要領で開催しますので奮ってご参加下さい。 テーマは「北海道・青森・岩手の銘酒を呑み比べる」です。 吉田顧問、原田顧問のご意見も聞く中で決めました。 これからは、北から南へ2~4都道府県を選んで、人気の高い銘酒を呑み比べるというテーマを企画していきます。 題して、「都道府県、北から南へ呑み比べの旅路」です。 これですと一回に4県対象としても10数回となりますし、 福島や宮城となると酒処なので1県で終ってしまう回もあるかもしれません。このテーマばかりでは飽きるので、途中では又違った企画を挟んで参ります。 銘柄選びはこれからで、人数や予算を検討しながら決めますが、もし北海道、青森、岩手で「これが呑みたい!これがお薦め!」といった銘柄があれば是非お知らせ下さい。                                     記
   日時:7月26日(金) 16:30~会議室で講釈と勉強会
                 17:30~実技+会食
   場所:四ツ谷クラブ
   会費:4千円/人 目標

                  文責 池永 温




第7回利き酒の会開催される

昨日はお疲れさまでした。 藤沢までお越しいただき有難うございました。 たまには四ツ谷クラブを離れて街のお店での開催も雰囲気が変わって良いですね。 集合に多少のトラブルはありましたが、お魚料理はお楽しみいただけましたか? 魚にはやはり日本酒が合うと実感した気がしました。
人気は金川さんご提供の御慶事が抜きん出ていましたね。あとの3銘柄は僅差でした。
出品品種の紹介と評価結果はこちらから 次回はご案内した通り7月26日(金)16:30より四ツ谷クラブでの開催です。 テーマはこれから決めますが是非ご予定下さい。
                世話役:池永



第7回利き酒の会に参加して―――轟 庸蔵

平成最後の4月26日、第7回利き酒の会が、湘南の藤沢で行われました。
幹事の池永さんの地元だけに、選び抜かれたお店で、魚や「まんぼう丸」と言い、
入口からしてその歴史を感じる飾り気のない船内を思わせるお店でした。

今回のテーマが「湘南の新鮮な海鮮物と日本酒のマリア-ジュを嗜む」と題しての利き酒の会で、 この日は一升瓶三本と金川さんからの差し入れの四合瓶が、用意されてのスタートで、お刺身にぶりの 煮付け等々を肴に、利き酒を楽しみました。
特に「ぶりの煮付けと日本酒」は絶品の相性で「もう一度食べたい❗」と思う組み合わせでした。
お酒は金川さんからのご提供の酒で「御慶事(茨城県古河市の青木酒造)純米吟醸」が人気No1でした。
一升瓶はいずれも純米吟醸の
天覧山(埼玉県) 越中懐古(富山県) 正雪(静岡県)でしたが、共に僅差の評価でした。
会は利き酒を重ねる毎に盛り上がり、お開きの頃にはほろ酔い気分になり、散会しました。
利き酒の会も名幹事のきめ細かい配慮もあって、毎回盛り上がっていますが、これからも四谷クラブだけでなく、 年に1回位は外に持ち出しての利き酒の会も良いのではと思います。



第7回利き酒の会の案内速報

利き酒の会会員各位 すっかり春めいてきましたが皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。 さて、第7回となります利き酒の会のご案内です。 今回は既報の通り四ツ谷クラブを離れて街中のお店での開催です。 種々探しましたが今回は私の地元の藤沢のお店としました。 テーマは「湘南の新鮮な海鮮物と日本酒のマリアージュ」としました。 これまでのテーマに比べるとちょっとファジーで軟派な気配が漂っている点が否めないのですが、 春爛漫の中、うまい酒と肴に酔いしれてみるのも良いかな?といった趣向です。 日本酒の銘柄は決まっていません。 これから選考となりますが、「これを呑みたい」といった銘柄があれば 是非お知らせください。調達出来るか努力してみます。 但し、予算上、あまり高価なものはNGです。 お店と交渉しましたがやはり持ち込み料を請求されており、会費は6,000円程度になると見込まれます。 お酒の調達量、会場予約の詰めなどの準備の都合上、出欠可否を3月末を目処にお知らせください。
日時: 4月26日(金)18:00~
場所: 藤沢市 「まんぼう丸」 個室 JR、小田急藤沢駅南口より徒歩7分 https://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140404/14006978/
会費: 6,000円 (お酒の価格により変動しますので目標値とお考え下さい)
それでは奮ってのご参加をお待ちしています。
'''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''幹事役: 池永
追記:第二報ではお酒の銘柄とお店へのアクセスを詳しくご案内します。





第6回利き酒の会開催される

第六回利き酒の会を1月25日(金)に四ツ谷クラブで開催し13名が集いました。今回から掛橋泰さんが新たに 参加して会員数は18名となりました。今回のテーマは「灘の銘酒浜福鶴を呑み極める」と題し、初めての試みですが 全て同じ酒蔵の異なる銘柄を呑み比べるという趣向で臨みました。これは顧問役の吉田洋一さんの発案なのですが、 7種の銘柄の内5本は市販されていない限定品で仕込樽ごとの違いを味わうというもの。現場へ赴かねば入手出来ない 代物でしたが、同氏が12月に現地で確保し今回の会への提供となりました。 前半は会議室で例によってお酒の勉強会。 蔵元の灘浜福鶴蔵が灘五郷の一角をなす魚崎郷に位置し、小規模ながら独自の味に拘る酒造りに励んできた歴史や、 灘五郷と呼ばれる地域が江戸時代から隆盛を誇った歴史や発展してきた要素を振り返りました。今日、日本一の生産量を 誇る「灘」の変遷をおさらいし一同納得。 続いては和室に場所を移しての実践編。原料米は雄町の一種を除いて全て山田錦、されど精米歩合や日本酒度は 微妙に異なり、しぼりたて生酒をそのまま瓶詰めされた銘酒に一同感激の様子。四ツ谷クラブの料理とも相俟って、 「俺はこれがスッキリしていて好きだ」、「これは少しコクが足りない」などと感想と会話が弾みました。  評点結果は7本中「仕込5号」と記載された限定品がダントツの高評価、市販品の一種が最低点でしたが残り 5銘柄は拮抗した数字でした。通常ですと一人当たり約2合を呑む酒量で納まっていたのですが、 今回はバックアップとして用意した2本もあっという間に完飲!3升6合のお酒が参加者の胃に注がれたこととなります。 世話役としては「単なるグダグダの飲み会にはしない!」という会規則を皆さん忘れないでねーと心密かに叫ぶのでした。 でも一人として酔っ払いはおらず皆さんお酒に強いし元気です。次回は4月26日(金)、久し振りに街中のお店での開催となる予定です。 当日の資料はこちらから





第6回利き酒の会に参加して―――虫賀富士雄

利き酒会に参加して年半になります。世話人、顧問始め会員全員の盛上げによる中身の濃い活動内容は、 大変に創造的であります。晩酌を何十年と嗜む私はビール党であり、家族と目隠しテストでビールの銘柄当てを何十回として楽しんできました。 利き酒会が始まることを知り、晩酌の幅を広げようと参加しました。 大学のゼミ活動の如く、毎回テーマに関する一時間の座学、その後の実習 利き酒=官能検査 で座学の検証が行われます。これが、私の日本酒(清酒)への造詣を飛躍的に向上させました。酒所各地の特徴を 創り出す歴史的由来、原料米、杜氏、製法、味(香りや辛甘)等を学び知識が増えたところで、利き酒による検証が効果的であります。 清酒の味に無頓着だった私が、今では、吟醸だ、大吟醸・純米だ等々と言いながら飲むようになり、”清酒通”への 第一歩の”味の違い”が、それとなく分かってきたように思います。先輩諸氏の評価言葉”濃い味、キレが良い、 コクがある”等々が今ひとつ分からず今後の実感すべき課題。更に、もう一段上げ、清酒の味の違いを覚えて、 それに合う肴との組み合わせ等々、多彩に楽しめるようになりたいと思っています。ビールとの違いを齢七十にして知り、清酒探求への思いは募ります。


第6回利き酒の会の案内速報 


利き酒の会会員各位 今年も残るところ数日となり何かと気ぜわしい状況となりましたが皆様お元気のことと存じます。 さて、2019年初回、第6回となります利き酒の会を下記の通り開催します。 今回のテーマは「灘の銘酒”浜福鶴”を徹底的に味わう」です。 既に顧問役の吉田洋一さんが現地へ赴き必要な量を調達してくれています。 同一酒蔵のお酒ですが、仕込樽によってどの程度風味が異なるのかというかなり高度な嗅覚・舌・喉を試される難題ではありますが、「近代灘五郷」のひとつとして 高く評価される銘酒であり、皆様のご期待に沿うものと存じます。 1月15日を目処に出欠可否をご連絡下さい。
日程: 1月25日(金)
時間: 16:30~17:30 会議室にて講釈、質疑
    17:30~19:30 和室にて利き酒・会食
場所: 四ツ谷クラブ
会費: 4,000円/人
それでは奮ってのご参加をお待ちするとともに、良い年をお迎え下さい。

      世話役:池永




第5回利き酒の会開催される

第五回利き避けの会を10月26日(金)に四ツ谷クラブで開催しました。今回のテーマは「金賞受賞の銘酒を嗜む」 として全国レベルでの監評会で金賞に選ばれた名酒を味わいました。初めての試みとして外部よりゲストを招聘して 講和してもらいました。福島県名倉山酒造四代目社長の松本善六さんです。(鐘華会本社支部の松本忠三郎さんお甥にあたる方です)
福島県は29酒造年度の監評会で金賞受賞数が兵庫県と並んで19で最多、中でも名倉山酒造は過去10年連続で獲得している 名門です。松本社長からは、国税庁傘下の独立行政法人「酒類総合研究所」が開催している全国新酒監評会の目的、 歴史、位置付け、審査ルールなどを詳しくご説明いただくと共に、福島県の酒造メーカーが清酒アカデミーといった 教育組織を設けて共同で取り組んでいる実態についても伺いました。
更に、お酒の味わい方、即ち、甘味、酸味、辛味、苦味、渋味を吟味する中でその水準が洗練されるとのお話などプロの参加で質疑も盛り上りました。
興味深い講和の後は、名倉山酒造の2銘柄を筆頭に、宮城、三重、広島、高知の酒を料理と共に味わいました。さすがに 金賞受賞酒蔵の銘酒揃いで参加者の評点は過去最高の4.03を記録しました。
次回は来年1月25日(金)、斬新なテーマを企画しての開催予定です。
当日の出店銘柄の資料はこちらから。
当日説明できなかった資料もこちらから



 

    





第5回利き酒の会に参加して―――原田 浩

10月26日、四谷クラブで開かれた、第5回利き酒の会に参加しました。健康と小遣いと日程にも恵まれ、5回連続参加の筆者です。 とにかく美味い酒と素敵な料理を楽しめ、気の合う昔ながらの仲間とワイワイ騒げるのはこの年になった筆者にとって大きな喜びの一つなのです。 この日のトピックスは金賞受賞酒。福島県の名倉山酒造の松本社長の名解説の後、同社の金賞受賞酒「名倉山」と「月弓」はじめ 6種類の呑み比べです。松本社長のクリアな解説に充分納得し、いつものように6種の銘酒を試し呑みしました。その結果は・・・?  一つ一つの酒はそれぞれに甘みや渋み、薄さや濃さ、口の中、喉の中での広がり方、などに違いはあり、やはり金賞酒は美味い! と感激しましたが、 その他のお酒もそれぞれ美味い! 薄口は薄いなりに、濃厚酒は濃いなりに身体に沁み込み、満足させてくれます。 さらに良かったのはこの日の料理。いつもの会席料理だと思いますが、季節の材料をそれぞれ一捻りして並べ、材料の選択に加えて 一味違ったメニューに仕立て上がっており、なかなかのものでした。 振り返ってみれば、この利き酒会の第 1回は昨年の10月27日。今日は本会開始以来、丁度1年なんですね。 1年間見事に運営して来て、幹事さん、ご苦労さん、おめでとう! と言いたくなります。これからも、頑張ろう、ねっ!



第5回利き酒の会の最終案内

利き酒の会 会員各位 めっきり秋らしくお酒も料理も美味しい季節となってきました。 皆様お変わりないでしょうか? さて、来週金曜日に開催する第五回利き酒の会の内容が固まりましたので第二報としてご案内します。 今回は、メールのあて先に記載した12名の方々の参加となりますが、ゲスト及び外部講師として松本善六様をお呼びしています。 同氏は福島県が誇る伝統酒蔵、名倉山酒造株式会社の第四代社長で、鐘華会本社支部の松本忠三郎様の甥にあたる方です。 名倉山酒造は10年連続で金賞を受賞している酒蔵で、当日は会合で東京に来られているとのことで時間の許す限り参加していただき、 全国新酒監評会やIWCといった審査会がどういったものかといった説明と、名倉山の銘酒のご紹介をしていただきます。 今回の出品銘柄を纏めた資料を添付していますのでご参照下さい。 銘柄選定にあたっては、232ある金賞受賞酒から、 ・ 通販などで簡易に調達可能なもの ・ 過去4回の利き酒の会で一度も味わっていない都道府県のもの という条件で探してみました。 金賞受賞酒ズバリですと予算的に大幅超過となるため、金賞受賞銘柄は名倉山と三重県の若戎の2つに限り、残りは、金賞受賞の酒蔵の 代表銘柄としました。大吟醸と吟醸の差といった具合です。 念のため開催日程を改めて記載します。
日時: 10月26日(金) 16:30~松本社長のお話と銘柄紹介、
                17:30~利き酒と会食
場所: 四ツ谷クラブ
会費: 4千円

では、皆様に会えるのを楽しみにしております。 マイお猪口をお忘れなく!
世話役: 池永




第5回利き酒の会の案内速報  

めっきり秋らしくなってきましたが、皆さまお変わりなくお過ごしのことと存じます。 さて、第5回となります利き酒の会を下記要領で開催致します。 ご出欠可否を10月10日を目処にご回答下さい。
日程: 10月26日(金)
時間: 16:30より事前解説と協議、
     17:30より利き酒と会食
場所: 四ツ谷クラブ
会費: 4,500円の見通し(調達するお酒の価格で多少変動します)
今回のテーマは「金賞受賞の銘酒を嗜む」です。
まだ出品銘柄は定まっていませんが、全国レベルの新酒監評会で金賞を
獲得した銘酒の中から調達可能な銘柄をこれから模索していきます。
第二報ではもう少し具体的にご紹介出来ると思います。
お誘いあわせの上奮ってご参加下さい。
                       世話役: 池永

会員以外の方で参加ご希望の方は世話役又は川上までご連絡ください。



第4回利き酒の会開催される


先日の利き酒の会、ご参加お疲れさまでした。
添付資料に今回の総括として結果をまとめましたのでご参照下さい。 要点は次の通りです。 (評点の集計) 皆様の嗜好度をまとめたところ、豊島屋酒造の「屋守」が4.0の最高点を獲得し、僅かな差で熊澤酒造の「天青」が続きました。 神奈川県のランキングではトップに位置する「残草蓬莱」は人気がなくコメント欄では酷評も散見されました。 もっと冷やして飲むべきだったのでしょうか。6銘柄の平均点は3.6と過去の3回に比べると低めでした。 (ブラインドテストの集計) 今回は以前にも増して難題だったようで、山下さんと川上さんが6銘柄中3銘柄を当てましたがそれが最高で、平均正解率は24%にとどまりました。 出題役を引き受けて下さった三瓶さん、中村さんに感謝です。 (会計収支) 今回は2,199円の赤字となりましたが、前回からの繰越金でカバーしました。 次回は10月26日(金)、テーマは「金賞受賞銘柄ばかりを嗜む」です。 奮ってご参加下さい。
         世話役 池永



第4回利き酒の会に参加して―――青野 光雄

第4回 [利き酒]の会は、「地元の酒を嗜む」でした。いつものように池永さんが、東京-神奈川の酒造メーカーを調べ、 厳選した銘柄を準備してくれました。各銘柄の丁寧な説明に、酒好きなメンバーから、いろいろな講釈.蘊蓄が飛び出して、 参考になり勉強になりました。

レクチャーで盛り上がり、いよいよ本番です。 [利き酒]を全く理解していない方もいるようです。 呑み過ぎだ、もっと飲ませろ、 最初からから勝手な声が飛び交います。
始めは、それなりに吟味しようとしていた人達も、3銘柄を過ぎる頃は、些か怪しげになりました。

酒は天の美禄、酒は憂いの玉箒

酒は百薬の長、気違い水 とも言われてきました。

利き酒とは、何たる事か判っていなくても
[楽しく飲める] これが最も美味しいお酒ではないでしょうか

池永幹事の真摯な企画、さりげなくサポートに回る人達、気儘に振る舞い盛り上げる人達、妙なる調和を持って[利き酒の会]は 成り立つています。 これからますます期待されます。

「思案して飲んでも酒にまた飲まれ」

次回もよろしいようで




第3回利き酒の会開催される

昨年の10月末から始まった「利き酒の会」、早くも第三回目を迎えました。「歳月人を待たず」ですね。  今回は開催場所をいつもの四谷クラブから、地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅近くの荒木町にある日本酒バー 「オールザットジャズ」に移して開かれました。荒木町と言えば昔々のその昔は都内有数の歓楽街で、 遊郭が立ち並んでいた(らしい)所です。うん、面白そうだな、在りし日の遊郭街を偲びながら、 美味い日本酒ガブガブ飲むか、と張り切って参加しました。 なんて言いますが実はこの日の会場、かく言う私が数年前から隠れ家呑み屋として重宝してるお店なんです。 今回池永リーダーから、どこか良いお店ない? と言われて言下に、それじゃあ此処だね! と即答し、 事前訪問して池永リーダーとお店のマスターとがいろいろ相談されて決めたものなんです。 4月26日(木)、場所が判り難いので、最寄りの四谷三丁目駅に 10名程が集まり、そこから会場まで連れ立って10分足らず歩きました。途中の車力門通りには洒落た飲食店が並んでいて、まさに往時を彷彿とさせていました。  オールザットジャズというのは英語で「なんでもかんでも」という意味だそうで、マスターの生方(うぶかた)さんが 8年程前に脱サラして始められたお店です。生方さんが自ら選んだ各地の地酒が売り物で、座席がテーブル 14席(他にカウンター8席あり)でわれわれにピッタリ。その様子は写真でご覧ください。  当日の参加者は 13名。青野光男、池永温、金川淳一、北山正信、斎藤直人、三瓶幸司、鈴木俊弘、轟庸蔵、原田浩、虫賀富士雄、森下敦美、森健、山下勝治の強者揃いです。 先ずは本日のお酒の紹介。基本的には生方マスターの選定で、①奈良の「風の森」、②高知の「文佳人鏡野」、③大分の「和香牡丹」、 ④兵庫の「楽々鶴」、⑤茨城の「大観」、⑥香川の「悦凱陣」の6種類。但し「楽々鶴」は金川さんからのプレゼントだとか。 味の特長については池永リーダー作成のパンフレットが配られた上に、生方マスターが丁寧に説明してくれました。 「よーし、飲むぞ」てんで1種類づつ盃に注いで貰って酒盛り開始。「お、甘いな」だの「こりゃスッキリしてる」、 「燗すると美味そうだな」、だのと呟きながら味検分。あまり有名でない銘柄ばかりですが、それぞれなかなかユニークな味です。 各人が各銘柄をそれぞれ5点満点で点数付けしてリーダーに提出した後、今度は銘柄不明のブラインド壜で再度味見。 リーダーが「これは①でしょうか、④でしょうか?」と訊くので「ハーイ、④です」と手を挙げると「アタリ」!  次は「②でしょうか、⑤でしょうか?」、「ハーイ、⑤です」、「ハズレ」!・・・、と続いて五回戦までブラインドコンテストが続きました。 6種の日本酒に対する人気投票の結果は、第1位はダントツで「悦 凱陣」、第2位は「楽々鶴」と「文佳人鏡野」が同点だったようです。 ブラインドコンテストの結果は鈴木さんと虫賀さんが5勝0敗で完全優勝、青野さんと轟さんが4勝1敗で続き、3勝2敗が 3人、2勝3敗が3人、1勝4敗が3人。なかなか難しいものですね。 料理はと言えば、このお店のおつまみもそこそこ良い味なのですが、手間と効率を考慮し、割烹店の青山から仕出し弁当を 注文してこれをつまみました。これまたなかなか美味かつ手軽で良いですね。 こんな調子で愉しく嬉しく美味い時間を過ごすことが出来ました。次回は 7月27日(金)、場所は四谷クラブ、と決まっているそうです。その日まで元気で、舌の鍛錬に励みましょう。 (以上
 文責 原田浩

産地 蔵元 種類 銘柄 解説
奈良県御所市 油長酒造 純米 真中採り 風の森  創業享保4年(1718年)という老舗の酒蔵。搾り方にこだわり個性溢れる日本酒を生産。同銘柄は兵庫県加東市で栽培された希少な米「愛山」を使用、80%という低精米度で愛山の個性を生かし立体感ある味わい、発泡性とフルーティーな酸味を醸し出している。アルコール度17.0
高知県香美市 アリサワ酒造 純米無濾過生原酒 文佳人      鏡野 アリサワ酒造は、無濾過と生貯蔵に拘った酒蔵で搾りたての酒が持つ豊かな味わいとみずみずしい香り、一度のみの加熱処理(瓶燗法)により鮮度を保った冷蔵保管が特長。同銘柄は柑橘系を思わせる爽やかな香りで飲み飽きない純米酒。使用米アケボノ、精米歩合55%、日本酒度+5、アルコール度17~18
大分県宇佐市 三和酒類 純米吟醸無濾過原酒 和香牡丹 三和酒類は宇佐の4つの老舗造り酒屋がまとまって出来た蔵元で和香牡丹は「いいちこ」の原点となった酒。基本に立ち返り極力機械を用いず?をはじめ手づくりに専念、米は地元大分のヒノヒカリを用い緻密に計算された低温発酵でアルコール度14という原酒に仕上げている
兵庫県豊岡市 出石酒造 生?純米酒 楽々鶴 城下町の面影を今に伝え蕎麦でも有名な出石町。赤土塀の酒蔵は伝統的建造物として観光名所ともなっている。原酒特有の濃厚な味わいでやや辛口なるもふくよかな香りと辛さの中にコクと甘みが感じられる。アルコール度は20度と高め。
茨城県日立市 森島酒造 純米吟醸無濾過生原酒 大観 食事と一緒に楽しむ食中酒を目指す森島酒造。透明感と香味のバランスが絶妙、同銘柄は生酒特有のプチプチ感、フルーティーさも味わえる一品。少し甘めと云う人もいるが呑み飽きない酸味・旨味のハーモニー。アルコール度16~17
香川県仲多度郡 丸尾酒造 純米吟醸無濾過生原酒 悦 凱陣  前回、お国自慢でも出品され高評価を得たお酒。バナナ香に太目の旨みが芯にあり、ラベルに記された日本酒度の辛さは感じず却って甘みも感じる。余韻のスモーク感もあり独特の風味を醸し出している。原料米山田錦、日本酒度+4、アルコール度17~18




第3回利き酒の会開催案内

次回利き酒の会は年間スケジュールで策定したごとく、4月27日(金)に定めておりましたが、 種々事情が重なり一日繰り上げて4月26日(木)に開催致したく存じます。 予てよりご予定いただいていた人が多数おられるかと思いますが、幹事怠慢で第3回の開催準備とご案内がかくも遅れてしまい申し訳ありません。 場所は、四ツ谷クラブではなく、原田浩さんにご紹介頂いた四谷三丁目駅近くの日本酒専門居酒屋「オール・ザット・ジャズ」を貸切で会場とする計画です。 つきましては、会場との打合わせの関係もあり、次の前提でご参加可否を急ぎご連絡頂けないでしょうか? 勝手ばかり申し上げておりますがご容赦下さい。

  1. 日時: 4月26日(木) 17:30~20:00
  2. 場所: 「オール・ザット・ジャズ」 新宿区荒木町9番地22 菅沼ビル2F
  3. 会費: 5,000円~7,000円 (今後詰めます)
  4. 今回のテーマ: 珍しい酒の呑み比べ

詳しいご案内は細部を詰めてから、第二報以降でご案内します。 
又、場所が分かりにくいかと思いますので 当日は地下鉄四谷三丁目駅での待ち合わせも併せ手配いたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、現時点での出欠可否見通しという前提で結構ですので、お知らせ下さい。
                         世話役: 池永

尚、同好会会員以外の方で参加ご希望の方は世話役または川上までご連絡ください。



第2回利き酒の会開催される

第2回利き酒会を終えて―――池永 温  第二回目の「利き酒の会」は1月26日(金)夕刻より四ツ谷クラブで16名の酒好きが集い開催されました。 今回のテーマは「お国自慢のお酒」としましたが、第一回に勝るとも劣らない各地の銘酒が8銘柄大集合。 その多くが都内の酒店では入手が困難な代物で現地での調達品も含まれていました。各出品者がお酒の特長や 酒蔵の歴史、そのお酒との出会いなどをプレゼンテーションした後、今回は全銘柄を2グループに分けてブラインドで 嗜み自分の評価点とともにどの銘柄かを推定する方式で臨みました。果たして、一番人気に選ばれたのは島根県安来市、 吉田酒造の純米吟醸酒「月山」、5点法で平均4.1を獲得してトップとなり、以下秋田の高清水3.9、 埼玉の神亀搾りたて生酒3.8と続きましたが全銘柄ともに僅差でした。銘柄当てコンテストでは4銘柄以上を 適中させた人は5名のみと難しさが露呈しました。利き酒のやり方にも種々ご意見をいただきましたので次回以降に 活かしてゆく所存です。

今回の出品の一覧表はこちらから








第2回利き酒会に参加してーーー中村 敏雄
生まれ故郷滋賀の地酒二本を持参しての初参加です。この蔵元は近年の新酒鑑評会で何度か賞を貰っていますが、 持参した地酒は受賞した当該品ではありませんがお勧めの銘柄で、私も試飲してこれは美味いと自信満々でした。 結果トータル8本8銘柄の自慢のお酒が揃いました。私も含めて出品者の講釈が長く、「早く飲もうや」という 苛立ちの声も上がりましたが、それを無視してしっかり講釈させて頂きました。しかしながら自信満々は講釈までで、 いざ利き酒が始まりますと、何とどれも美味い。そのうち自分の持参した酒がどれかもわからなくなり、 利き酒は散々の結果でしたが、世の中には本当に美味いお酒が数多くあるもんだと感心しました。特に最高得点を 得た月山は本当に最高に美味いお酒でした。糖質制限をしている私は日本酒を飲む機会が減っていますが、 やっぱり日本酒は美味いと改めて感じた次第です。また挑戦します。




第2回利き酒の会開催案内

会員各位
世話役 池永温 第2回「利き酒の会」開催のご案内 下記要領で第2回「利き酒の会」を開催致しますので奮ってご参加下さい。    
   日 時: 平成30年1月26日(金) 16:30~19;30    
   場 所: 四ツ谷クラブ 2階    
   今回のテーマ: 「私のお国自慢」    
   会 費: 4,000円程度
   時間割: 16;30~17:30 出品者からのプレゼンテーション
         17:30~19:30 約6種の日本酒の呑み比べと和食の宴

尚、同好会会員以外の方で参加ご希望の方は世話役または川上までご連絡ください。



第一回利き酒の会 盛大に開催される

第一回「利き酒の会」が10月27日夕刻より四ツ谷クラブで酒好きの14名が参集して開催されました。 初回でもあり、会の進め方について世話役より提案があり異論もなく

満場一致で採択されました。続いて、お酒の種類や作り方についてのおさらいをしました。 お酒の種類や作り方はこちらから

顧問役に就任した吉田洋一さんからは補足説明や近年のお酒の品質がこれだけ洗練された背景には 平成に入ってからの税制の改革、即ちアルコール度数による特級酒、一級酒、二級酒という等級が廃止され、本格的な味の競争時代になったとの逸話も披露されました。いよいよ会場を和室に移しての実技編。今回は獺祭 山口、美冨久(滋賀)、栄一(岐阜)、八海山(新潟)、北の勝(北海道)の6銘柄が登場、地域も酒種もバラエティーに富んだ 6銘柄を順々に試飲しああでもないこうでもないと各自の評価を語り合い、盃を重ね、料理に舌鼓を打つうちに会も最高潮。果たして全員が提出した評点表の集計では 獺祭が堂々の一位、美冨久と栄一が次点を分けるといった結果となりました。

評価点の詳細はこちらから
次回のテーマは「私のお国自慢のお酒」で、来年1月26日(金)16:30より、同じ四ツ谷クラブでの開催です。

新規加入にご興味のある方は是非を通じて世話役池永までご連絡下さい。












第一回利き酒の会開催案内

平成29年9月15日
会員各位 世話役 池永温
第一回「利き酒の会」開催のご案内

下記要領で第一回「利き酒の会」を開催致しますので奮ってご参加下さい。
    日 時: 平成29年10月27日 金 16:00~19;30
    場 所: 四ツ谷クラブ 2階
    今回のテーマ: 「私のイチオシ」
    会 費: 4,000円程度
    時間割: 16:00~17:00 小ミーティング

今回は初回でもあり、16:00から一時間程度、会の運営について皆で協議し方向性を 定めます。 議事次第や素案は10月半ばに第二報で改めてご案内します。  もし所用がある、あるいは、その種の協議は大方の意見に任せるので第二部から参加した という方はその旨申し出て下さい。17:00集合となります。 17:00~19:30 利き酒の会 会場を和室に移し日本酒4~5種を試飲して語り合います。酒の肴は四ツ谷クラブで 提供します。ご自身でお気に入りの“ ぐい呑みグラス”をお持ちの方はご持参下さい。
お願い: 「私のイチオシ」として今回の会に候補としてお薦めがある方は9月末までに世話役まで ご連絡下さい。但し、次の条件を満たすものに限ります。 4合瓶をご本人が持参出来るか都内酒店で容易に入手可能なもの(現品をご持参される場合は、領収書を提出するか市価情報をお知らせ下さい) 4合瓶の市価が3,500円程度以下のもの(名酒、逸品で美味な銘柄はあるでしょうが高価過ぎるものは避けたいと思います)     仮にお申し出が多い場合、呑みきれませんので幹事団の方で特長的な4~5種に厳選します。逆に、お申し出が少ない場合は幹事団にお任せ願います。参加人数によりますが、調達する日本酒は4合瓶で6本程度、2升4合を想定しています。呑み足りない方は帰路何処かで続けて下さい。
最終銘柄は能書きと共に第二報でご案内します。
                                 以上     
尚、同好会会員以外の方で参加ご希望の方は世話役または川上までご連絡ください。