開催場所と回数 | 四ツ谷クラブ、Zoom配信 年4回 |
会員登録数 | 24名 |
世話役 | 中村 敏雄、 鈴木 俊弘 |
トップページ | ゴルフ | アマじゃん会 | 囲碁 |
散策 | 利き酒の会 | 食いしん坊体験会 | 健歩会 |
自由投稿 |
過去の自由投稿 |
第五回東京トーク会開催
11月のトーク会を2日(木)に四ツ谷クラブで開催しました。 発表者は青野 光男 氏氏で演題は「日本のあけぼの」 斎藤直人氏 感想文 青野さんのトークテーマ“日本のあけぼの”、興味深く楽しく聴かせていただきました。今年は皇紀2682年だそうです。世界で最も古い歴史を持つ国であるという皇国史観は戦後否定され、今日に至っています。ただその真実はともかく我々日本人としてのアイデンティティーは持ちたいものです。 第20巻4425 防人の歌 色深く 背なが衣は染めましを み坂給らば まさやかに見む このように、古代の人間の生き様をお話いただいた“日本のあけぼの”ですが、
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第四回東京トーク会開催
9月のトーク会を21日(木)に四ツ谷クラブで開催しました。 前回(6月)同様Zoom配信を行いました。 発表者は金井文昭氏で演題は 「ロシアはなぜここまでウクライナをいじめたいか、その歴史的背景と今後の展望」 参加者(敬称略)は以下の通りです。 2022年2月24日にロシアの侵略によってこの戦争が始まりました。多くの軍事専 ウクライナではロシア帝国やソ連の200年の支配を通じて10回以上のウクライナ語の使用禁止令が出されたといいます。当然、ウクライナ語による教育は許されず、ウクライ ナ語、ロシア語の2重言語国家となっていきました。ウクライナの独立を目指す動きには凄 |
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写真は左上発表者左下はZoom参加者、右上は四谷参加者です。 |
第三回東京トーク会開催
東京トーク会『アイルランド人と日本人』に参加して 入社したころのカネカはアイルランド人だらけだった・・・ 6月15日(水)、四谷クラブで開かれた東京トーク会『アイルランド人と日本人』に参加しました。講師は吉田洋一氏で、その博識と知見の深さに圧倒され、充実した時間を過ごさせていただきました。 |
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「川上厚さん 我が故郷「生野銀山」 今回のトーク会は、本社からの参加者も含め17名の参加でZOOMで開催されました。 銀の馬車道 生野銀山の産物を如何に輸送するか、鉄道・船便・馬車便が検討され、道も2案が比較されています。この時代、このような投資効果が検討されたことは敬意を感じます。 生野鉱山官舎 生野銀山に働く人たちの官舎として、フランス人技師用の大きな洋館建築、幹部用の床の間付き家屋等 いろいろな官舎が作られています。残念ながら鉱夫の住まいへの言及はありませんでした。 “老いらくの 恋は恐るる何ものもなし”歌人 川田 順 は実践しました。 |
生野銀山全景 | 銀の馬車道 |
生野鉱山官舎 |
参加者のみなさん |
「ト−ク会に参加して」 世界中を震撼させているコロナウイルスの第5波が終息したかと思いきや、今度はオミクロン株というやたら感染力の強い新型のコロナが、あっと言う間に日本全土を埋めつくし第6波となりました。 |
写真はZoomトーク会で撮影したものです。みなさんの笑顔が素敵ですね! 編集者 |
10月6日(水 ) ZOOMトーク会盛況!鈴木茂さんのチャレンジ精神には頭が下がります! 10月6日に13名(内大阪支部2名)の参加を得てZOOMトーク会を開催しました。 次回は来年1月になりますが、感染状況も大きく改善しましたので、四ツ谷クラブでもZOOMでも参加頂ける企画を検討中です。ご期待下さい。 |
第37回東京トーク会開催のご案内
会員の皆様へ 大寒を過ぎ寒さも一層厳しくなりましたが、如何お過ごしでしょうか。 東京トーク会世話役 記 日時: 令和2年2月26日(水) 場所: 四ツ谷クラブ3階大会議室及び2階和室(懇親会) 「内容: 昭和6年の満州事変に端を発し、東アジア諸国への侵略へと軍部の独走を許し、ついにのっぴきならぬ米英等との対立となり、昭和16年勝つ見込みの無い太平洋戦争に突入し、昭和20年、連合国への降伏となった。その間の重要事項(事変、会戦)を解説していく。 ☆尚、出席のご連絡を頂いてからやむなく欠席される場合は懇親会の予約の関係上、21日(金)までにご連絡頂きますようお願いします。 以上 |
第36回東京トーク会開催
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藤井正克さんの「俳句の魅力(何故10年も続けて来れたのか)」に参加してーー川上 厚ーーー
四ッ谷クラブの2階会議室で、発表者と視聴者か至近距離で接するアットホームな雰囲気の中で14人が参加して俳句の話に聞き入りました。 藤井さんといえば現役時代にお知り合いになったころは蘭栽培の名人であり、その後もゴルフ、ソフトボールに打ち込まれたと聞いていました。どうして俳句に魅せられたのかということが一番の関心事でした。お話をお伺いして私が得た結論は70歳を超えてからの夫婦が一緒に生きていく上で一番大切なものは共通の趣味を持つこと、少し早くから始めておられた奥様に感化されて俳句にのめりこまれたのでは推測します。おそらくご家庭でもお互いの句について意見交換されているのではと思います。 今回のお話を聞いて一番印象に残ったのは、約7年間俳句の基礎を学んだことが今の自分の立ち位置に大きく影響したと言われたことです。俳句にはいろいろな決まりや季語、写生論など学習することが多々ありますがやはりしっかりとした国語の知識習得が一番大切な軸となる基礎ということでしょう。 俳句の歴史としては虚子と碧梧桐のライバルとしての生きざまがおもしろかったです。 特に虚子の句 「初空や大悪人虚子の頭上に」が虚子らしくなくたまげました。 ついつい単調で堅苦しくなるトークにクイズをはさみより視聴者をひきつける工夫をされたところに藤井さんらしさがあり、トークに彩を添えていただきました。 ( )吹かれて無理のなきかたち 万有引力あり馬鈴薯に( )あり 最後に俳句に対する今後の夢を3つ列挙されましたが、私的には藤井さん独自の句会を立ち上げ主宰されることを期待いたします。ありがとうございました。 |
クイズの答え:( )に入る言葉は”シャボン玉”と”くぼみ”です。
第36回東京トーク会開催のご案内
もう今年も慌ただしい年末を迎える頃となりました。朝晩の冷え込みも厳しくなっていますの 首題第36回東京トーク会の件、下記の通りご案内申し上げます。発表者の藤井さんは東京支部HP の自由投稿欄に毎回「フォト五七五」を投稿されていますのでお馴染みの方々も沢山いらっしゃると思います。 東京トーク会世話人 記 2 場 所 四谷クラブ 3 発表者 藤井 正克 4 話 題 俳句の魅力 5 懇親会 17:30~19:00 参加費 3500円
尚、出欠のご連絡は12月13日(金)までに東京トーク会世話人のメールへの |
第35回東京トーク会開催
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「音楽の楽しみ方について」を拝聴してーーー鈴木茂ーーー
題名(音楽の楽しみ方について)とバイオリンの生演奏が聴けるということ 発表者(演奏者)の白木一光氏はなんと29歳という若さにまず度肝を抜かれた。4歳よりバイオリンを始めて、東京芸大音楽部器楽科を卒業後、音楽の バイオリンの演奏が始まった。(ピアノ伴奏なし) 弾いてもらったのはバイオリンの名曲中の名曲(皆さん一度は聴いたことがあるはずです) マリー;「金婚式」クライスラー;「愛の喜び」マスネ;「タイスの宴想曲」・・・・等々 バイオリンの生の音を聴き、迫力満点であった。日頃TVやCDで聴く音色とは全く異なるほど冴えて美しい。軽く擦っているように見えるが素晴らしい音色だ。力を入れて擦って弾いても決して良い音色は出ないそうである。 音楽は歌わなければならない。 歌うとは曲想(何を表現するのか、例えば喜び、悲しみ、美しさetc.)を出すこと、声を出して歌うことだけではない。 バイオリンという楽器について 名器としてストラディバリウス、ガルネリ(いずれも人名)イタリア北部地方出身、世界に13台しかない。一億円/台の価値、価格、貸し出されているものもある。ペースとなる木材料は楓(かえで)、弓は馬の毛だそうである。ニスを塗るがそのニスが音色に大きく影響する。それで音色が決まるほどだそうだ。安定した良い音色が出るには作ってから50年近くかかるそうである。温、湿度の影響も大きい(ピアノと同様)そうである。 以上こういう知識を有して音楽を聴いて(自分で奏じて)楽しもうと力説されていた。 余談:閉会後の懇親会でお酒をよく飲まれた。お酒は大好きだそうで、芸術家には酒好きが多いと云われているがうなずかれた。
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第34回東京トーク会開催
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慶長6年(1601)、関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は全国支配の手段の一つとして江戸を起点とした5街道の整備を行い、2代将軍秀忠の代になり基幹街道に定められた。 今回歩かれたのは、奥州街道、日光街道である。正式には奥州道中、日光道中と云うそうである。三瓶さんは今回の歩き旅で5街道全て踏破されたとのこと。5街道を合計すると、379里27町31間(1,493.5km)を歩いたこととなる。1,500kmといってもピンとこないが、東京から直線距離で上海近くまでの距離に相当する。まずはお疲れさまでした。 三瓶さんの歩き方は、初日街道の終着地に公共交通機関で行き、そこから歩いて出発点(日本橋)に戻るが、但し途中宿泊代が運賃より高くなる地点からは、毎日自宅から往復するといった方法で1日20kmを歩いている。ちなみに江戸時代の旅人は、日本橋から東海道を出発すると、第1日目の宿場は保土ヶ谷か戸塚の宿で、30~40kmを歩いたことになり、なんと当時の旅人は草鞋履きで8~10時間も歩いたそうだ。相当な健脚であったといえそうである。しかし軟弱なる我々現代人からみると、三瓶さんの歩き旅ですら驚異的に思えるのである。 三瓶さんがこのように歩くきっかけは、現役時代四国に行ったときに、四国八十八か所巡りをしようと思い立ったことからだそうだ。 世界には“巡礼街道”といわれ、巡礼者(pilgrimage)が宗教の聖地に向かって巡礼する道がある。最も有名なメッカのカアバ神殿へ向かう道、キリスト教ではスペインの聖地(サンティアゴ・デ・コンポステーラ)への巡礼道などがある。日本では先の“四国八十八か所”“日本百観音”“お伊勢参り”さらに世界遺産となった“熊野詣”など古の人たちは満願成就を果たすため苦労を重ねる旅をした。三瓶さんのお話を聞くとかなりしんどい思いをされたことが、にじみ出ている旅であったが、この長旅を終えられて 「寂しい気分になった」と締めくくられた、その心をお聞きしたいものである。 ただ今回の旅で、所々で俳句を歌われその心情を吐露されていた。次に旅を計画されるのなら“俳句紀行”と銘打った優雅な旅をお勧めしたいものである。 今回の旅で、「変形性膝関節炎」になられたそうであるが、是非ゆっくり養生されて次のご活躍を期待したいと思います。 以上 |
第35回東京トーク会特別企画開催のご案内
いよいよ夏本番の暑い々毎日ですが、会員の皆様におかれまして熱中症対策等くれぐれも
お身体を大切にしてお過ごしください。
首題の件、今回は東京トーク会の特別企画として発表者を会員以外からお招きして下記の
通り開催することといたしました。ご家族、お知り合いの方々のご参加も歓迎です。
初めての試みとなりますが、多数の方々のご参加をお待ちしています。
東京トーク会世人
鈴木俊弘
記
1 日 時 8月26日(月) 15:30~17:30
2 場 所 四ツ谷クラブ
3 発表者 白木一光氏
4 話 題 音楽の楽しみ方について
~どのように音楽に親しみ、楽しんでいくか
バイオリン演奏を交えてお話して頂きます~
ー演奏曲ー
・バッハ作曲 無伴奏バイオリンバルテイータ第3番
・ビターリ作曲 シャコンヌ
・クライスラー作曲 愛の喜び 他
*白木一光氏のご紹介
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業
ウイーン国立音楽大学国際音楽祭にて受賞等内外のコンクールでご活躍
現在、多彩な演奏活動をされている他ソロや室内楽の後進への指導を行
っておられます
5 懇親会 17:30~19:00(希望者のみ)
参加費 4000円
尚、出欠のご連絡は8月19日(月)までに川上へのご返信にてお願いします。
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第34回東京トーク会開催のご案内
1 日 時 7月24日(水)15:30~17:30
2 場 所 四ツ谷クラブ
3 発表者 三瓶 幸司さん
話 題 奥州・日光道中の旅
~ついに五街道を完歩~ 4 懇親会 17:30~19:00
参加費 3500円
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第33回東京トーク会開催
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発表資料抜粋 ・協奏曲の普通の定義 器楽の独奏と管弦楽のための3楽章形式の楽曲 ・協奏曲はあくまで独奏楽器が主役で管弦楽はそれを引き立てる役割 近代の協奏曲では聴衆の待っているのが独奏者の登場であり始めから独奏者の演奏を聴こうとして集まっている。 |
主な協奏曲 録音を聞かせてもらいました。 モーツァルト ピアノ協奏曲第26番ニ調 戴冠式 ベートーベン ピアノ協奏曲第5番変ホ長 皇帝 メンデルスゾーン バイオリン協奏曲ホ短 ドボルザーク チェロ協奏曲ロ短 |
「協奏曲(コンチェルト)を楽しむ」を拝聴してーー金井 文昭ーー
クラシック音楽には無縁であった私が3年前にバイオリンを習いはじめ、ベートーヴェン、モーツァルト、バッハといった作曲家の曲を聞く機会が多くなり、これらの作曲家の曲の違いも大分感じるようになって来ました。今回の鈴木さんのお話はそういう意味で大変興味が持てました。協奏曲とは何かについて鈴木さんと青野さんのやりとりは面白かったです。鈴木さんは“協奏曲とはあくまで独奏楽器が主役で管弦楽(オーケストラ)はそれを引き立てる役割”と説明がありましたが青野さんは“いや、みんなが一緒になってもりあげていくんだ”というお話でした。これはどちらが正しいというより、曲によって違いがありそうだと感じました。ベートーヴェン皇帝はベートーヴェンらしい、どうどうとして力強く スケールの大きい、華麗でかっこよく荘厳な曲ですが、ピアノがこれでもか、これでもかと華麗で力強く引き続けています。ピアノが主役という感じします。 ドボルザークのチェロ協奏曲はバイオリン協奏曲とは大分違い、バックの管弦楽もそれなりに存在感があり、チェロの威張った感じはありません。開拓時代のアメリカ西部の雰囲気がチェロの音にマッチしている雰囲気がありました。 メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲は幸福と満ち足りた者の憂愁と合わせ持つような美しい旋律で演奏者の顔が浮かんでくる思いがしました。 ブラームスのバイオリン協奏曲はA線の伝統的な旋律 済んだ秋の空に牧歌的な風景が浮かび上がるような、流れるようなバイオリンの演奏が印象的でした。 今回の鈴木さんの発表ではこのように曲のCDで入れながらあるいは“口”で奏でながらの発表で大変ユニークでした。8月26日には私のバイオリンの先生が“生”でバイオリン演奏をしながらどうやって音楽は楽しみのか、お話してくれる予定です。 是非、ご期待下さい。 |
第33回東京トーク会開催のご案内
1 日 時 6月26日(水)15:30~17:30
2 場 所 四谷クラブ
3 発表者 鈴木 茂さん
話 題 協奏曲(コンチェルト)を楽しむ
4 懇親会 17:30~19:00
参加費 3500円
尚、出欠のご連絡は6月20日(木)までに川上までご連絡
お願いします。 以上
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第32回東京トーク会開催
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今回のトーク会は、大磯でボランティアガイドをつづけている斎藤直人さんの 「立憲政治の確立に貢献した三英傑と大磯」でした。 豊富な調査研究を背景に、学究的分野からサブカルチャーの分野まで、興味深く楽しいお話でした。明治のある時期、 この少し前、 この国は揺れていました、尊皇・攘夷・佐幕、日々入れ替わり立ち代わりテロが横行し内乱の兆しがあちこちにありました。 これらの収拾は、江戸時代の平和の継続によろ市民文化の発達、穏やかな市民感情をベースに、なんとしても外国の侵略を防ごう、内乱内戦を避けようとし、江戸城無血開城、大政奉還の大英断に導いた 近代国家の在り方について喧々諤々の明治期、大磯で立憲政治を模索し、帝国憲法の成立、 その帝国憲法の特徴である、統帥権、の濫用による戦争への突入、敗戦。 敗戦後の国家復興をリードした宰相吉田茂も、大磯に居を構えました。 このように大磯の地は、近代日本の節目節目に、大きな役割を果たした地といえるでしょう。 斎藤さんのお話を伺いながら、現代の私たちも歴史の中に生きていること、次代への歴史を繋いでいることを改めて 歴史にかかわりの深い地で語り部をつづける、斎藤さんに敬意を‼ |
大磯は、斎藤直人さんが観光ガイドをされており、以前から行きたかった所で、今回鈴木俊弘さんの案内で参加させて頂きました。 当日は、晴れ予報に反し曇りでしたが、参加者ご夫婦1組を含め総勢15名が大磯駅を起点に、湘南発祥の碑では湘南の由来と、明治18年に日本初の海水浴場が出来たそうで、当時は軽井沢より一番の避暑地とのこと、次は澤田美喜開設の福祉施設・日本最初のツーバイフォー工法の洋館・地福寺境内の島崎藤村夫妻の墓では当時土葬で回りの植樹の根が伸びて栄養になっているとの少し怖い話。 昼食は、行列の出来る海鮮食堂で、開店30分前でも、すでに10名ほどの行列、メニューは、刺身・焼魚・煮魚定食でいずれも生シラスが付いて新鮮で美味しく、海風で小寒い中1時間強行列した甲斐がありました。 腹ごしらえが出来たところで、原敬別荘跡地、鴫立庵、1号線沿いの東海道松並木を経て、今回、明治150周年で公開中の陸奥邸、大隈重信邸、伊藤博文邸で建物外観と庭の見学でしたが、明治政界の展示物では、「五箇条の御誓文」「太政官制」と五十数年ぶりの語句に出会い、再建された吉田茂邸では贅を尽くし和風に近代素材を使って、どの部屋からも富士山が見えることにこだわった吉田の気質、また麻生太郎氏の時計寄贈文で意外にもの筆文字が立派なことを発見し、最後に七賢堂を見て見学終了となりました。以上3km程の行程に多くの偉人邸宅・史跡等があり非常に密度の濃い一日でした。 斎藤さんには移動でも随所で、有名建築家や某企業の別荘等説明があり、よく研究されておられて感服しました。また7時間ものご案内有難う御座いました。 皆さんには、小寒い所お疲れ様でした。 |
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吉田 茂邸の庭園 |
第31回東京トーク会開催のご案内
'1. 日時 ''''''''''''''' 12月12日(水)15時30分~17時30分 ' 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 ' 3. 発表者 斎藤 直人氏 話題 「立憲政治の確立に貢献した三英傑と大磯」 ' 4. 懇親会 17時30分~19時 ' 5. 参加費 4000円 ご参加の締め切りは12/5までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください |
すっかり秋らしくなってきました。朝晩の冷え込みにも注意して体調管理を万全にしてお過ごし
ください。今回は「大磯邸園を散策する」という企画を下記の通りご案内します。 大磯邸園は今年10月23日に「明治以降の近代化の歩みを次世代に遺すこと」を目的に
国土交通省の運営により開園いたしました。大磯でボランティアのガイドをしておられる 東京トーク会の斉藤直人さんに企画して頂きました。 尚、本企画は東京支部の散策会ともコラボレーションしています。東京トーク会のアウトドア
番として開催いたしますので皆さまのご参加をお待ちしています。
東京トーク会世話人
鈴木俊弘
記
1 日時 12月9日(日)10時 JR大磯駅集合
2 行程 ① 大磯邸園(伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光の邸宅跡)の散策
② 昼食は大磯港で朝どれの新鮮な海鮮料理を楽しみます
3 案内人 斉藤直人さん 4 世話人 鈴木俊弘
以上
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第30回東京トーク会開催
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オープニングは金井さんがレッスンしているバイオリン演奏です。 ベートーヴェンの歓喜の歌、エデイツト・ピアフの愛の讃歌、ともに人への愛を歌った素晴らしい曲です。短期間でマスターした金井さんの努力に敬意です。 本編は、金井さんが住まいしていたUSAのNYへの旅からです。5年間住み、今でもUSAとの技術サポートに携わっている金井さんにとって、単なるセンチメンタルジャーニーではありません。 観光の観点でなく、生活者としての視点からNYの紹介は、この街が多民族が暮らす混沌とした街であり、いろいろな言語が飛びかわっているであろう雰囲気を感じさせてくれました。 次いでワシントンDCへ、世界の政治に大きな影響を与える都市です。 旅の記録は、さらに進み お嬢さんが暮らすスイス・バーゼルへ、ここを起点に欧州各地へ拡がります。ここでも生活者の暮らしを垣間見せてくれました。 このように各地を訪ね、生活に触れることができることは、これらの地域とある程度の共通の価値観、規範、秩序があってこそでしょう。 金井さんのご家族や仲間の人たちの、世界で活躍する画像を拝見しながら、全く異なった世界への思いを巡らせることもできました。 そろそろ思いを変えませんか? 覇権・成長・効率・競争 ⇒ 調和・寛容・抑制・思慮 そして人類全員で、歓喜の歌を歌いましょう、金井さんに伴奏をお願いして。 |
第30回東京トーク会開催のご案内
1. 日時 11月8日(木)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 3. 発表者 金井 文昭氏 話題 「写真・画像による米国・欧州の旅の思い出」 ~愛の讃歌のメロディーに乗せて~
4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 3000円 ご参加の締め切りは10/31までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください |
第29回東京トーク会開催
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40年前食品の東京にちょっこっと在籍したあの木村君が一念発起して落語家になったと聞いて、大変興味を持ちました。もともとひょうきんなところがあり、漫才向きかと思っていましたが、天満天神繁盛亭の落語講座に通い勉強したそうです。そしてあの桂三枝から「天満屋久兵衛」を命名してもらったとか。久兵衛と言ったら東京では銀座の高級寿司店、いい名前もらったなあと思い、東京トーク会に出演依頼し二つ返事でOKをもらいました。 9月26日の当日は20人の参加があり、その中には木村君のお嬢さんがビデオ撮影のため参加、又食品OBの親衛隊が女性も含め4人参加していただき盛り上げていただきました。 さていよいよ本番、着物姿で登場し赤い毛氈の上に座るといっぱしの落語家に早変わり、演目は上方落語の「鉄砲勇介」という出し物でした。私には初めての題目でストーリーが今一つ理解できませんでしたが、彼の話ぶり、身振りには修行したあとがみられ、目力がきわだっていました。出来栄えは私には判定できません。 続いて古典落語を分類し、その中で主だった落語についてひとつずつ錆の部分を解説してもらいました。よく勉強しているさまが垣間見られました。ちょっと長すぎるなあと思ったところで寄席の経済性の話に移り、少し坐全体の空気がしまったように感じられました。 古典落語の解説や寄席の経済性について、もう少し的をしぼつたほうがよかったかと思いました。次回に期待したいものです。 講演終了後の恒例の懇親会は少し人数が減りましたが、和気藹々の雰囲気で、木村君は今日初めて会った大滝さんや森さんとも会話がはずみ盛り上がりました。各自の挨拶では皆さま落語について自分なりのうんちくを披露していただき、改めて落語の人気を認識できました。 木村君、遠路ご苦労さまでした。そしてありがとう。 木村君の感想「大変楽しかったです」とのこと。 今回大阪から初めての演者を迎えました。東京からは吉田さんが大阪のワイガヤ会に出演されています。今後ますます東西交流を目指したいと世話役鈴木氏の談あり。 |
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第29回東京トーク会開催のご案内
1. 日時 ''''''''''''''' 9月26日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 3. 発表者 木村 久雄氏 話題 「古典落語の分類と寄席の経済性」 ~実演付き~
4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 3000円 ご参加の締め切りは9/19までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください |
第28回東京トーク会開催
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初めてトーク会に参加してみなさんのエネルギッシュな発言にはびっくりしました。また、わいわいとにぎやかに明るくとても楽しい会でした。今後よろしくお願いします。 三瓶さんとは食いしん坊会で何回かご一緒して、研究熱心で気さくな方と思っていましたので、どんな話をするのか興味があり今回参加しました。お話で、まずは一日に歩く距離の長さに驚きました。つい最近ふるさとの長野県小諸の畑中の道を2時間位あるきましたが、一週間くらい足のあちこちが痛くてこまった経験があり、三瓶さんのお話を参考にして”歩く会“にいつか参加できればと思いました。私も信州人で諏訪の温泉をはじめ今回紹介のあった場所は良く行くところですが、道祖神、神社、関所など良く調査されていて、改めて、ふるさとを見直しました。でもこの会の魅力は何と言っても聞いている方の”突っ込み“で、なかなか鋭く発表者も”しっかりしていないと大変!”と思いました。地元の人とのふれあいも少しありましたが、とても楽しそうで、どんなお話だったか、もっと聞かせてもらいたいと思いました。今、New Yorkにいて一週間くらい、娘達を連れて、昔のカネカの友達を訪ねていますが、11月のトーク会で今回の旅を含め、”World Travel Report”をしたいと思います。乞うご期待! |
第28回東京トーク会開催のご案内
1. 日時 8月22日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 3. 発表者 三瓶 幸司氏 話題 「街道を往く」 ~甲州街道の旅~
4. 懇親会 17時30分~19時 .5. 参加費 3000円 ご参加の締め切りは8/15までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第27回東京トーク会開催
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2018年5月23日、午後になって降り出した雨が本降りに変わる頃、10人を少々越えるメンバーがいつものように四谷クラブに集結し、第27回東京トーク会が催されました。講師は鈴木(茂)さん、「東海道五十三次を巡りて」、「名曲への誘い」に続いて3度目の登壇です。今回のテーマは「戦国の世・・・」。日本史の中で最も関心を集め、史実に加えて逸話・異聞も豊富なこの時代に、鈴木さんが切り込みました。この日のために文献調査や資料作りに数ヵ月間を費やされたとか。その成果は鈴木さん手書きのレジメに如実にみてとることが出来ます。 戦国の世は、応仁の乱(1467)~大阪夏の陣(1615)の1世紀半の間で、それまでの天皇・公家vs武士、京都vs地方における均衡が崩れ去り、新たな秩序を目指さざるを得なかった過程であって、中世でもなく近世でもない、過渡・流動の時期であったとの定義を皮切りにして講演が進んでいきました。 中央政府が機能しなくなり、下剋上・群雄割拠・天下統一をキーワードとする弱肉強食の世となって全国各地で領土簒奪戦が繰り広げられるうちに、畿内に隣接した地理的優位性と、濃尾地方の生産力・商品経済の発展を基盤とした織田氏による畿内制圧の流れができあがります。濃尾三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)が揃い踏み、濃尾平野の権力構造が、その後の幕藩体制、明治国家、さらには現代社会を生み出した源流であるというのが講演者の史観で、戦国時代の意義は、封建制に移行するための全ての準備を完了した点にあるとのことでした。 戦国時代の端緒は応仁の乱。発端は室町幕府における将軍家や管領家らの家督争いであり、それに乗じた勢力争いが11年間続き、戦乱のため京は焼け野原になったと言います。当初の登場人物は、足利義満・義視・義尚、細川勝元、山名宗全など。幕府の中核が東西に分かれて争い続けたのですから尋常じゃありません。かの日野富子も火元の一人とか。権力の中枢部が疲弊していく中、力を蓄えて台頭するのが、守護代、家臣、土豪たちで、北条氏康・氏綱・早雲、上杉謙信、斉藤道三など、戦国大名と呼ばれるNHK大河ドラマに登場する面々です。織田信長も守護代家の出自。利害関係が絡みあい、複雑怪奇。加えて政略結婚も頻繁に行われ、甲・駿・相三国同盟による武田、北条、今川の血縁関係には、上杉、織田、徳川も繋がっていきます。(詳細は発表資料をご覧ください) 戦乱の歴史の分岐点となる重要な事件も幾つか紹介されました。厳島の戦い(海の桶狭間)では毛利元就の三本の矢の逸話が残され、長良川の戦いと桶狭間の戦いは織田信長の勢力拡大を決定づけ、三方ケ原の戦いでは大敗した家康が生き延びる一方、勝者の武田信玄が間もなく病により陣没、上杉謙信も上洛直前に病死、信長の脅威が次々と取り払われていきますが、その信長も、天下統一を目前にして本能寺に斃れます。信長は将来の危険因子となった家康を討つ計画を立て、家康を本能寺に呼び寄せるものの、家康暗殺の命を受けた光秀が裏切って家康と通じ、家康はからくも江戸へ逃げ帰った。光秀は信長でなく家康に未来を託そうとしたのでしょうか? 誤算は秀吉の電光石火の行動で、後は良く知られた結果(三日天下)となりますが、そもそも光秀の下工作・根回しが不十分で、味方が集まらなかったことが敗因とか。それにしてもこの事件には多くの何故?が存在します。秀吉は光秀謀反の情報を事前に得ていた?とか、秀吉の中国大返しは本当にあったのか?とか、信長はこうなることも予想していた(余は余自ら死を招いた)?とか、様々に講釈されているようで、後刻の懇親会でも議論百出・大盛り上がりでした。 この日の圧巻は、主要な合戦の内情解説。孫子の兵法に精通した信長が、千の力で万の敵を討つ最善策を実践した桶狭間の戦い、武田軍のキツツキ戦法とそれを逆手に取った上杉軍が、各々鶴翼の陣と車懸りの陣を構えて激突した川中島の合戦、敗走した家康が空城の計(諸葛孔明)により居城の城門を閉じなかったことで、疑心暗鬼になった武田軍が攻め入らなかったという三方が原の戦い、馬防柵と鉄砲隊によって織田・徳川連合が武田(勝頼)軍を撃退した長篠の合戦、そして、権謀術策渦巻いた本能寺の変、この20年余りのうちに大勢が決していきますが、ここのところも詳細は発表資料に譲ることとします。 折しも、海の向こうは大航海時代、欧州が本格的に域外進出を開始し、アフリカ・アジアに拠点を築きます。種子島に鉄砲が伝来したのもこの間の出来事。信長・秀吉による壮大な社会実験を踏台とし、ぎりぎりのタイミングで江戸幕府に辿り着けたことで、日本は独立国家を維持できたという解釈もできそうです。やっぱり戦国時代は面白い、そして歴史はこれ以上ないような選択をした、と改めて考えさせられるトーク会でありました。聴講者からの異聞・異説も続出、懇親会にまで持越しとなり、定刻20時を過ぎて幹事が強制シャットダウンする始末。 十全な調査の下、考察を書き加えた資料を準備し熱弁を奮われた講師に感謝!
以上 |
第27回東京トーク会開催のご案内
1. 日時 5月23日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 3. 発表者 鈴木 茂氏 話題 「戦国の世を駆け抜ける」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 3000円 ご参加の締め切りは5/16までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第26回東京トーク会開催
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今回の青野さんのテーマは¨日本のあけぼの、副題女帝の時代¨と題し、現在の日本、天皇を象徴とし中央集権政治による律令・官僚制国家の基礎がこの時代(飛鳥時代)に出来上がったのではないかという非常に学術的な発表であった。 古事記、日本書紀、万葉集を読破され、自論を確立していく姿勢にメンバーからも「青ちゃんはほんとうによく勉強しているな」と言う感想が多かった。 私もこの時代には興味があり、いろんな古代史を読んでいる。発表後の食事時、¨この時代¨遠い日本に来たユダヤ人達が(聖徳太子の時の中心人物は秦河勝)日本の支配階級を形成し、それが日本の天皇制に関係しているという日ユ同祖論¨を青野さんに紹介した。 青野さんも一度読んでみるとのこと。 現在の中央集権的政治の基礎が日本人単独で出来上がったのか、渡来人(ユダヤ人)のサポートを受け確立していったのか、次回青野さんと是非話をしたい。 |
第26回東京トーク会開催のご案内
第26回東京トーク会の開催 1. 日時 2月28日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3階会議室 3. 発表者 青野 光雄氏 話題 「日本のあけぼの」 ~女帝の時代~
4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 3000円 ご参加の締め切りは2/21までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第25回東京トーク会開催
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『素晴らしい自己研鑽です』 先ず何よりも驚いたことは、ボランティア活動の最前線を走る斎藤氏の口から「本当はボランティアと言う言葉は余り好きじゃない・・・・」とか!氏の口からこの言葉が出るとは!驚いた!何故ならボランティアと言う言葉があまりにも通俗化されて、本来の篤志活動と言う意味を隔離して、今では何でもかんでも一寸したサービスの事さえ言うので余り好きじゃない・・・とのこと。将にその通り。言に違わず氏は各地の観光協会のサポーターとして、そして又ガイドボランティア協会の会員として地域との関わりを大切にされている実績には本当に頭の下がる思いである。そしてその場を基盤としての観光・史跡ガイド事業、各種講演会・講習会の開催、そして祭りごとへの参与・・・将に八面六臂の活躍のご様子には心打たれるばかりである。 一方、個人的にも「第二の人生を生きる」をテーマとして「自分でやりたいことの発見」等、健康に留意され百歳まで生活出来るを目標に家族との絆を至極大切にされていること。そして自分の身体全体における調整。各部位の鍛錬は元より食事、睡眠、入浴など一般的な生活の中での動作にまでの心配りは見事としか言い様が無い。少しでも肖りたいものである。そして氏の心情である“本当にやりたいことをすること”、“"目標をもった人生を過ごすこと”は、其の儘我が身にも充当出来る貴重な言葉である。 『斎藤氏! 良い言葉を有難うございます!!』 |
今回で東京トーク会は25回を迎えました。過去の発表者、感想文の執筆者、参加者をまとめました。こちらからどうぞ
第25回東京トーク会開催のご案内
第25回東京トーク会の開催 1. 日時 12月13日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 斎藤 直人氏 話題 「ボランティア活動8年! ~第二の人生のひとつの生き方~
4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは12/6までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第24回東京トーク会開催
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東京トーク会に新風 ~森下さんデビュー~ 11月8日(水)の囲碁の会では、トーク会担当幹事でもある東京支部長のSさんが、対局中から、何やらそわそわした気配。同日午後のトーク会に初めて女性が登壇することが遠因であったのでしょうか(戦績に影響したかどうかは分かりません)。 さて、この日の講師は森下さん、テーマは「世界のパン~歴史・気候・発酵学からのパン~」 「パンは、小麦・酵母・熱源(焼き方)の3要件で決まる」という基本論から始まり、酵母にとっての最適な温度域は26℃(外気温では30℃前後)であること、このためパン食が定着する緯度帯が存在すること、いわゆる6大文明はこの緯度帯に位置するといった予備知識の上に、パンの歴史を俯瞰する講義が展開されました。 6~7000年前にエジプトで偶然から発酵パンが生まれ、ギリシャ・ローマに伝えられ、さらに欧州各地へ広まったこと、大航海時代には、スペインから南米へ、ポルトガルからアジア地域へ、また、大英帝国の時代になると東インド会社の領域へと、例の緯度帯に沿ってパンが拡散してきたようです。パン技術の伝搬に一役買ったのが「お輿入れ」で、パン職人もろとも食文化が伝搬したとか。アレクサンドロス、クレオパトラ、オクタヴィアヌス、・・・、ヴァスコ・ダ・ガマ、ネルソンと歴史を飾る人物達がふっと脳裏を過ります。食べ易く美味な発酵パンとそれ以前の固焼きパン(?)の間に文明の断層がありそうだと勝手に想像しているうちに、講義は小麦粉生産・パン消費のランキングに進んで行きます。一人あたりのパン消費量で世界一はトルコというのは想定外、主食でもおやつでもパンを食べるらしい。続く酵母の話では、酵母に適したpH値は酸性寄りであること、このため、一般の細菌やカビが生息しにくいことから、種を継ぐ方法で安定した酵母を作ることができ、太古の昔からパンが作り続けられたとの講釈があり、世界で使われている天然酵母の種類と風味の相違等が紹介されました。 さて基礎知識満載の中、国別の代表的なパンの話に移ると、講師が、自ら調達した様々なパンを切り分けてふるまう試食会が始まりました。講釈を聞きながら味わうパンは風味が一段と増すような感じもあり、ワインやチーズは無いものの「サロン・カネハナ・トウキョウ」の雰囲気が突如出現。 日本にはカルベル先生から伝授されたパン作りが根付いているそうで、本場より美味しい「フランスのパン」が味わえるとのこと。現地人もそのようにいうほどだそうです。ビロン、ビゴ、ドンク、ポンパドウル等々、個性的な店から全国区ブランドまで多種多彩で、東京・京都・神戸・金沢・広島・横浜などはパン屋の激戦区とか。表参道の**はどうだこうだといった、筆者には全く付いていけない会話が飛び交う進行となり、「今日のお客は注文が多い」と講師は内心嘆いているのではと心配しましたが、あにはからんや、即刻、パワフルな応答が帰ってきます。各国の代表的なパンが続々紹介された後、日本へのパンの伝来、パン作りに挑戦した江戸時代の江川さん、日本でパンが普及するきっかけとなった木村屋總本店のあんぱんの話など、興味深い話題が次々と登場しましたが、筆者の容量に限りがあるためこの辺で記録をストップします。 今回の参加者はやや少な目でしたが、いつもに増してアットホームで、とてもテンションの高い会合でありました。森下さんの抽斗はまだまだ余裕があり、続編が期待できそうです。 以上 |
第24回東京トーク会開催のご案内
第24回東京トーク会の開催 1. 日時 11月8日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 森下 敦美氏 話題 「世界のパン! ~歴史・気候・発酵学などから見るパンの成り立ちとは?~」
4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは11/3までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第23回東京トーク会開催
トーク会に出席 米朝の関係が過熱化して、中国が国連決議を履行して、北朝鮮の金融筋を引き上げ、封鎖するという擧(きょ)に出て、金正恩の中国への脱出トンネルを習近平が拒否しているなど物騒な中、藤井氏の「中国雑学」を拝聴した。 その内容は、この半世紀の中国の変遷から始まり、カネカが中国へ進出するくだりとその間のエピソードを取り混ぜた、面白い話だった。 昨日(きのう)のことと思っていた、お隣の中国のめまぐるしい変転を整理ができた。毛沢東から始まり劉少奇、鄧小平の間の文革。周恩来、更に鄧小平の復活、「天安門事件」の直後、1993年に「カネカ上海(STS=上海テクニカルサービス)」が設立された。 このころの中国はプラスティック消費量が一人当たり年間1Kgという状態で四つの近代化を図る政策が打ち出され、1.工業、2.農業、3.国防、4.科学技術 の中のプラスティックを担ったことになる。 当時の中国は日本の25倍の国土面積を有し、人口は10倍というものの、GDPは4分の1にも満たず、海沿いの富裕層と奥地の貧困層のいびつな国だったから、ここに進出するにはカネカの中でも相当逡巡があったとみられる。橋頭堡としてラボをスタートするには従業員の採用、その教育、カネカのファンづくり、関係先の接待などご苦労のほどはいかばかりだったか、3年半にわたってのエピソードにはちょっと行って小便をしただけの経験と違う重みがあった。 その中での面白かったものを紹介すると、試験機を設置するべき建屋が一晩で消えたという話―設置する前に重量に耐えられる構造になっているか質したところ「OK,OK」の返事が返ってきのだが、直前に一晩で全部きれいさっぱり建物が消えていた。(列車の脱線事故の際も車両を土中に埋めるお国柄だからな、の声あり) 茅台酒での失敗。3杯目までは飲んでもいいが(勿論個人差はあるが)それ以上乾杯をやるとそれ以降の記憶が消えるという話。翌朝目を覚ますと部屋に下着が干してある。同行の仲間に尋ねると「何で俺が藤井さんの洗濯をしなければならん?」という有様だったそうだ。 牡蠣に当たった話などエピソードには事欠かないがここでは割愛するので、藤井氏の話を一度聞かれるとよろしい。 トーク会が終わり懇談に入ったが、あの伝説になっている「トイレ」問題は現在ではウオシュレットに大半が替わっているとのこと。新宿、秋葉原の中国人の爆買いの結果が垣間見られる。
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第23回東京トーク会開催のご案内
第23回東京トーク会の開催 1. 日時 9月27日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 話題 「中国雑感! ーーある中国駐在員の体験からーー」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは9/20までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第22回東京トーク会開催
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四国八十八カ所、東海道に続いて中山道600km強を完全踏破、これはもはや趣味の領域を越えて人生の輝かしい一頁になるであろう。凄いのはどの行程も泊まりを重ねて連続で一気に踏破したことである。私は東海道全部と中山道の2/3を踏破したが、全て日帰りの継ぎ足しであり、いささか恥ずかしい。東海道、中山道の比較が面白い。中山道は起伏が多く道幅も広い。本陣跡、一里塚跡は東海道の方が多く残っている。泊まりの宿の確保、道を間違えた等の苦労話もよかった。これから行ってみたい所として、鯖街道、北国街道、しまなみ街道がある。残りの五街道(日光、奥しゆう、甲州)、熊野古道も計画の視野にあるそうでその制覇を期待したい。 |
第22回東京トーク会開催のご案内
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第21回東京トーク会開催
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今回のトーク会は、永井潔さんの「アメリカ雑学」でした。 永井さんは、延べ19年間のアメリカ勤務を経験しました。 そのアメリカ勤務生活の経験からの雑感、と思っていましたが、 お話は、遥か遠く3万年前 まだユーラシア大陸とアメリカ大陸が陸続きであった時代、ベーリング海峡の凍結していた時代から始まりました。 そのころ、モンゴロイドが、北から瞬く間に南米まで進出したそうです。 彼らは統一国家を作らず、民族毎に別れて生活を始めたそうです。 しからば、私達日本人と同じルーツ?でアメリカの多民族国家の原点はこの頃、すでに芽生えていたのでしょうか? 私のアメリカの歴史は、ピユーリタン革命で信教の自由を求めたメイフラワー号から始まります。独立宣言・独立戦争、ゴールドラッシュでの西部侵攻は西部劇でお馴染み「インデイアンと黄色いリボンの騎兵隊」は青春時代の懐かしい思い出です。 南北戦争・奴隷解放は、自由を標榜するアメリカの生みの原点の一つでしょうか 2度の世界大戦は、戦禍を逃れる人的資源・知的物的資源を集め、アメリカを世界の一等国に押し上げました。 永井さんのお話は、お酒・バーボンウイスキィーに続きます。 モルト・グレーンから麦芽のお話は、実物「ブラントン」の登場で一気に盛り上がり、試飲で最高潮になりました。 永井さん、ご馳走さま、ありがとうございました。 今、アメリカは混乱しているようです。プロの政治家は民衆の信頼を失いました。商売人の大統領は底が見えています。 19世紀はヨーロッパの時代、20世紀はアメリカの時代、21世紀はアジアの時代が私の勝手な歴史感の流れです。欧米キリスト主義にリードされてきた社会は、いつの間にか科学・経済至上主義に陥り、人間軽視の社会になってしまいました。このまま進めば人類は、ほどなく滅びてしまいます。 今こそ、インド・中国の人間哲学・思想を深く鑑み、人間復活とともに、人間は地球上の一つの生き物に過ぎない、人間存在の意義を改めて洞察し、叡智を結集し、人間社会の再構築を考え、実行する時ではないでしょうか、 アメリカの混乱は、人間社会を見直す最後のチャンスかもしれません。 |
第21回東京トーク会開催のご案内
第21回東京トーク会の開催 1. 日時 6月28日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 永井 潔氏 話題 「米国雑学」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは6/21までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第20回東京トーク会開催
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5月10日四谷クラブにおいて、カネカ土田氏をむかえ、カテーテルについての講演がありました。 カネカが,こんな精巧な製品を上市し市場開拓に成功したことに驚きを禁じえませんでした。 私のカネカ時代を振り返ると、装置産業の化学会社で、エクセルウィンドですら一応市場開拓に成功しながら生産を断念し、他社へ譲渡したことが思い出されるからです。 従来大がかりな切開手術を行っていたものが、カテーテルにより、短時間・軽負担で治療できるようになったわけです。 また、驚いたことに、十数人参加者の中に、3名のカテーテル手術の経験者がおりました。 話を聞きますと、3名とも、30分程でオペは終わり負担も軽かったそうです。現在は3名とも、定期検診は受けていますが普通の生活を営んでいるそうです、 私も、プール通いをしながら健康に留意しており、今のところ悪いところあありませんが、将来大病した時はカテーテル治療は頼りになりそうです。 |
第20回東京トーク会開催のご案内
第20回東京トーク会の開催 1. 日時 5月10日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 土田 祥雄さん(現医療機事業部所属) 話題 「カテーテルを用いた血管内手術の現状」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは5/3までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第19回東京トーク会開催
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今回の発表は泉名氏による「日本のエルルギーミックス雑感」昨年度に続いて2回目の発表である。参加者は初めて大阪から参加の寺田さんを加え18名という多数の参加であった。 エルルギー需給の変遷や日本のエネルギー政策、エネルギーミックス等、多くのデータをベースに発表していただいた。特にエネルギー自給率が6%しかない日本にとって再生可能エネルギー特に太陽光発電の重要性を強調された。しかし太陽光発電の現在抱えている課題も多く適格に指摘されていた。 埼玉県在住の泉名氏は、氏が中心になってNPO団体を立ち上げられ県の補助金と市民の寄付金をもとに8ケ所の市民共同発電所(幼稚園の屋上)を建設され、社会貢献をされている。泉名氏の太陽光発電に対する並々ならぬ愛情に感動した。 講演終了後の会食中、メンバーから「太陽電池事業を発展させるにはどうしたらいいのだ」という質問を受け、長く事業の責任者として、又現在太陽光事業のコンサルタントとして問題点、解決方法など素直に述べさせて頂いた。太陽光発電は今後、新しい展開に入ってくるゼロエネルギー住宅に対してのカネカの期待は大きい。後輩達には、是非頑張って頂きたいと思う。 |
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第19回東京トーク会開催のご案内
第19回東京トーク会の開催 1. 日時 4月12日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 泉名政信さん 話題 「エネルギーミックス雑感」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは4/5までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
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いつものように単なる旅行記ではなく、調査研究を深め、考察し、独自の見解を加えた楽しいお話しでした。 シルクロードは、どなたも多少の知識や興味をもっているテーマでしょう。東西文化の交流を象徴する言葉として親しまれている面もあります。 吉田さんは、自ら現地に赴き、見て感じ、その歴史を慮り、時代の流れを系統的に、地域のつながりを関連づけ、豊かな考察と深い洞察で紹介してくれました。 アカデミズムからはほど遠く、断片的に地名や遺跡を知るのみであった小生にとって、多くの覚醒されるものがありました。感謝“ 物品だけでなく技術や思想、様々な文物・文化が行き来し、玄奘三蔵が仏典をもたらしたシルクロード、その東の終着点が日本の奈良説があります。 1988年 総合プロデユース 井上靖のもと“シルクロードにおいて演じられた壮大な東と西の文化交流”として「なら・シルクロード博覧会」が奈良市を中心に開催され、半年間の期間中に682万人の観衆が訪れています。 玄奘三蔵の流れをくむ薬師寺は、21世紀の始まりを期し「玄奘三蔵院伽藍」「大唐西域壁画殿」を創建しました、西域シルクロードをこよなく愛し、その遺跡・美術の保存に深く拘わった平山郁夫画伯が、玄奘三蔵の辿った道筋を順を追って壁画に描いています。 また山梨県 北杜市に「平山郁夫シルクロード美術館」があります。ここにも西域を描いた、素晴らしい絵画がたくさん展示されています。 日本にいながら、黄砂にもPM2.5にも煩わされることなく、アジアからヨーロッパ、西域勢力の春秋、三蔵法師、孫悟空、楊貴妃、マルコポーロ、大谷探検隊等々、 西域シルクロードに想いを馳せ、想像力により、壮大な宇宙感、世界感、歴史感・・・ お好きな世界を楽しむことが出来るでしょう。 TPP・FTA 国際的に通商問題がクローズアップされている現在、 いにしえの通商路を思い、民族の盛衰を鑑みることも、また時節を得たことかと |
第18回東京トーク会の開催 1. 日時 2月8日(水)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 吉田洋一さん 話題 「西安・シルクロードの旅 ---歴史を彩った人物達」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2500円 ご参加の締め切りは2/4までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第17回東京トーク会開催
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12月12日第17回トーク会に出席して斉藤直人さん(NPO大磯ボランテア協会)の話を聴講した。 日本が倭人として中国の本(漢書)に初めて登場したのはBC100.百済との通商で鉄器文化が伝わったのがBC366(卑弥呼の統治はBC239とされている) 表題の通りAD7世紀に戦乱の朝鮮半島から大集団があり大磯に上陸したという伝説があり夏祭りの“御船祭り”の祝い唄や高麗山にその名残が見受けられる。 ここで私の感想だが、よくよく日本人は今も変わらないなーということだ。この後秀吉の朝鮮出兵、日露戦争(日本は財政難で実際行き詰っていた)、第2次世界大戦と懲りずに戦争に挑んだ。いずれも彼我の戦力、技術を正視できずにことを起こしたのではないかということだ。 この後、忘年会兼反省会が催されかんかんがくがくの大盛況が続いたが、これらのテーマに一家言を持つ人が多彩でこのトーク会が100回を迎えることは間違いない。 |
斎藤氏ご本人より原稿いただきましたので是非ご覧ください。滋賀のホームページにも掲載されています。
1.去る12/18にBS朝日の番組に出演致しましたのでご案内致します。
放送は終了しておりますが、WEBでご覧になることが出来ます。
下記番組のHPを開いて、バックナンバーの録画で見ることが出来ます。
・BS朝日
・番組名 「テイバンタイムズ」
・共演 ハマカーン(お笑いタレント 1人は神田うのの弟)
・内容 私が大磯に吉田邸を案内します。今回再建した吉田邸を、公開前に
みることができます。
WEBにアクセスされたい方はこちらからどうぞ
2.12/27に、毎日放送(関西)の収録があり、これも吉田邸の案内を行いました。
これは残念ながら、関西ローカル番組ですので関東では直接見ることが出来ませんが、
これも同様にWEBで見ることが出来ます。但し放送日が1/12ですのでそれ以降に視聴
が可能です。
・大阪毎日放送
・番組名 「ちちんぷいぷい」生活情報番組
・放送日 1/12 13:55~17:45(17時頃放送予定)
・内容 私が、毎日放送アナの河田氏とタレントのくっすんの両名を吉田邸に案内する
という設定です。
番組を見ることが出来ない方は、上記番組のHPを開き、「オンデマンド」から「見過ごした番組
の視聴」をクリックして、上記番組を探してください。
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第17回東京トーク会の開催 1. 日時 12月12日(月)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 斎藤 直人さん 話題 「古代 東アジアの動乱と大磯」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 ご参加の締め切りは12/5までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 |
第16回東京トーク会開催
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ベ-ト-ベンの偉大さ凄さを再認識させられた内容の濃いト-クでした。時間の制限で3曲の抜粋を聴いたが、それでじゅうぶん楽しめた。ハイドン、モ-ツアルトと共にクラシツク音楽の頂点に立ち古典派からロマン派への道を開いたのはベ-ト-ベンであった。難聴という音楽家にとって大きなハンデイにもかかわらず、あの数々の名曲を作曲したベ-ト-ベンはやはり楽聖の名前にふさわしい。あの第九交響曲が世界の人々に歌われ親しまれているのは[音楽は世界の共通語]であることに他ならない。このベ-ト-ベンの話しをされた青野さんの10年に及ぶピアノ練習の成果の曲を披露された。よかったです。 |
第16回東京トーク会開催のご案内
第16回東京トーク会の開催 1. 日時 11月4日(金)15時30分~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 青野 光雄さん 話題 「ヴェートベン三大ソナタをめぐって」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 ご参加の締め切りは11/1までです。同好会会員以外の方で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 世話人 鈴木俊弘 |
第15回東京トーク会開催
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第15回東京トーク会でニアミス発生!____泉名 政信 9月30日(金)四谷クラブにて東京トーク会が催され、総勢18名が参集する中、八田さんが「太陽電池の現状と今後について」との演題で熱弁を奮われました。FIT制度によるバブルが終焉を迎えている太陽電池の今後の市場規模、日本が目指すエネルギーミックス(政策目標)、再エネ賦課金問題、日本の太陽電池メーカーの苦悩、中国製パネルの市場席捲と品質問題などが具体例で示され、また、これからの太陽電池事業は、住宅分野とO&M(太陽光発電設備を健全に運用・維持管理するサービス)に活路があるとの方向が語られました。カネカは太陽電池に加え、以前から住宅向け建材と工法を業としているので、エネルギー効率の優れた住まい方を総合的に提供できる強みがある。まさにカネカの時代がきたとの評価が太陽電池業界の中にもあるとのことで、現役世代の活躍に期待を込めた講演会となりました。八田さんは述べ13年にわたりカネカの太陽電池事業を引っ張ってこられ、退職後の現在も複数の民間企業のコンサルタントとして活躍しておられることから、講演内容は臨場感に満ちあふれ、熱い思いが随所に垣間見られました。 さてこの日のトーク会はこれで終わりではありません。講演会終了後ロビーで休憩していた我々は思いもよらぬ来訪者に目を見張りました。あのリオ五輪の銅メダリストです。その場の雰囲気が一変したことは言うまでもありませんが、情報公開はほどほどがよろしいと心得、以下省略します。 八田さん、中味の濃い話、とてもためになりました。今後も太陽光発電の発展に大いに貢献されることを願わずにはいられません。 |
第15回東京トーク会開催のご案内
第15回東京トーク会の開催 1. 日時 9月30日(金)15時~17時30分 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 八田 幹雄さん 話題 「太陽電池の現状と今後について」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 ご参加の締め切りは9/26までです。同好会会員以外で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 世話人 鈴木俊弘 |
第14回東京トーク会開催
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8月24日(水)第14回東京トーク会が四ツ谷クラブで開催された。 入社以来の上司の林薫さんがトーク会で講演されると聞き予定を変更して出席する。 すると14回続いた東京トーク会で過去最多の20名の参加であった。 講演の要旨は写真入りの5枚のレジュメまで準備されておりやる気を感じる。 これは多分奥方の協力のもと作られたと推量したが(幹事の話では奥方の会場までの送り付きであったそうな)さもありなんと納得。 講演の中身は、昭和10年のお生まれから、カネカ野球部までの30分程度でしたが、中心はやはり六大学時代で、低学年時代の苦労から後輩には正座なしの優しさも。 意外に面白かったのは 1. 子供時代から阪神ファンで高1の時、全国大会で優勝し藤村選手に会えたこと。 2. 大学受験は偶然高校に来校中の水泳部OBの紹介で慶大に受験することに。 3. 大学4年の時の交通事故でⅠケ月の入院で復帰までに長期に及んだこと。 この他、奥様との出会いが雑誌記者の紹介で当時はよくあったとのことは初耳でした。 その後の質問に答えられる様子を拝見しても、実直で気取らない性格がよく伺えました。 お話しは1時間で終わり、料理が出てくる前場も含め皆さんが和気藹々に歓談され楽しいひと時を過ごすことが出来ました。林さんがご自身の口で半生を語られ、聞いた我々も人生はドラマだと実感できたと思います。林さん有難うございました。 どうかいつまでもお元気でお過ごしください。 |
第14回東京トーク会開催のご案内
第14回東京トーク会の開催 1. 日時 8月24日(水)15時~17時半 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 林 薫さん 話題 「私の野球人生」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 ご参加の締め切りは8/16までです。同好会会員以外で参加 ご希望の方は川上までご連絡ください。 世話人 鈴木俊弘 |
第13回東京トーク会開催
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今日、世界の政治経済における混迷の中心はアラブにあるといっても過言ではないであろう。前回の同氏の講演はその導火線となった「イスラム国」の話であった。つい最近のイギリスの国民投票によるEU脱退の決定もまた難民問題を抱えたEUのさらなる混迷の口火となるのであろうか。 歴史を振り返ると、アラブ諸国は、欧州をも脅かしたオスマントルコの滅亡により国土は英仏の思うままに分割され独裁政権の土壌を生み、アラブの春と称する新たな混迷へと展開してきた。それもこれも天然資源がある故のことであろう。一方、日本では、明治維新、つまり封建体制からの大転換が他国と異なり何故うまくいったのであろうか。これが、講演者の問いかけである。維新の立役者たちは、1840年中国での阿片戦争を発端とした欧米列強の進出に対し脅威を感じ、それをバネとして日本をまとめ、明治維新を成し遂げたのである。では何故欧米は日本に第二の阿片戦争を仕掛けなかったのであろうか。大いなる疑問が残る。演者は日本人の多様性と民度の高さを挙げている。 確かに、かつて1549年に来日したフランシスコ・ザビエルは、今まで見てきたどの異教徒のなかで、日本人ほど優秀な者はいない。さらに江戸時代初期の日本のオランダ商館長であったフランソワ・カロンは、ヨーロッパ人はアジアの国々を軍事力で従わせてきたが、しかし日本では決して成功しないだろうと述べている。さらに、海外ではクーデターや革命が起きると敵は全て根絶やしにしてしまうが、明治維新では、敵であろうと優秀な人材は新政府に登用されたのである。ここにその答えがあるのではないだろうか。 しかしアラブでは、独裁国家の崩壊がイスラム国の台頭を生み、それが西欧各国の思惑と交差してますます混迷の度を深くしており、それがまた欧州にも暗い影を落としている。ここまでくると我々日本人としてどのように理解したらいいのであろうか。われわれの理解を超えているのでは、まして明治維新との比較など無意味なのでは、などと考えてしまう。 一方アラブでも、チュニジアはアラブの春(ジャスミン革命)の成功例もあるのである。その要因は、やはりイスラム主義と民主主義の融合にあるらしい。従って各国それぞれの事情の違いはあるものの、講演者の考察にあるように、過去100年の欧米による負の遺産と向き合う決断と民族、宗教の違いを融合させる知恵が求められるのであろう。また、そこにこそ、明治維新を成し遂げた我々日本の出番があるのではないかと考えた次第である。 藤井さん、この難解なテーマのお話しありがとうございました。 |
第13回東京トーク会開催のご案内
第13回東京トーク会の開催 1. 日時 6月22日(水)15時~17時半 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 話題 「明治維新とアラブの春」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 世話人 鈴木俊弘 |
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クラッシック音楽は我々の身近にありながらも案外知らない方が多いと思われます。今回はいい機会に出会えました。 鈴木 茂氏の奥深い知識と才覚に導かれての講義にはすっかり我を忘れて取り込まれてしまいました。私自身、子供の頃から音楽とは馴染みが深く、今でも音楽活動に携わっています。但し私の場合はジャズでありポピュラーソングなのです。そしてジャンルの違う別世界での音楽というもののやはりクラシックには興味津々ではあります。従って今回の講義のなかでも時々鈴木氏の口ずさまれる曲は聴き覚えはあるのですが、曲名や作曲者などは思い浮かばない方が多いようです。 そして、「クラシック音楽とは」から始まって、「クラシック音楽の歴史、作曲者の系譜」ではルネッサンス・バロック・古典派・ロマン派・名作曲家の履歴も。「曲のジャンル(種類・形式)」「作曲者と代表(有名)曲」では30人の作曲者と代表曲の紹介。その上、時には用意されたCD演奏も交えられての解説。素晴らしい限りです。続いて、「演奏家、指揮者、交響楽団、管弦楽団、弦楽四重奏団」。そして最後は「オーケストラの楽器編成」まで・・・。薇に入り細に入りのスピーチは本当に分かり易く、楽しめました。 |
東京の桜も開花し春本番の候となってきました。それでも三寒四温ということで、寒い日も あると思いますので、体調管理に十分お気をつけて日々お過ごしください。 さて本日は下記の通り第12回東京トーク会開催のご案内をいたします。 奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます。 東京トーク会世話人 鈴木俊弘
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東京トーク会感想文 ーーー斎藤直人 記ーーーーー 「日本人のルーツ」を聞いて 「日本人のルーツ」とか「日本人はどこから来たのか」などは、昔から非常に興味深いテーマであったように記憶している。縄文人が弥生人に取って代わったとか、北方騎馬民族説であるとか、はたまた南方からの民族などが入り混ざって現在の日本人ができたのだという話しは大雑把には理解していた。従って今回の吉田さんの話しはどのような切り口で話されるのか興味があった。前半の話しは、氷河期における陸地化、その後の温暖化による縄文海進等の気象変動による大陸からの民族移動でアイヌ人、本土弥生人、琉球人が誕生したという内容であった。 ところが後半は、「ミトコンドリア・イヴ仮説(mtDNA)」という人類の進化に関する学説の展開となった。ミトコンドリアDNAは必ず母親から子に受け継がれ、さらに女性によって次の世代に受け継がれるという。従ってこのことから、母親を遡ることにより、アフリカ以外の現生人類の最も近い共通女系祖先が2人(ミトコンドリア・イヴ)だけアフリカに存在していたと推定されるそうである。それもこの二人は、エリトリアとエジプトからアフリカを飛び出して、我々の祖先になったというからビックリである。この分析により学問は、前半の形質人類学から後半の分子人類学により人類の由来や全世界の人類の移動が明確に解析できるようになったという。 さて我々の興味は日本人がどこから来たのかである。分子人類学の解析によると三ルートあり、一つは中央アジア~朝鮮ルート、二つ目はシベルア~サハリンルート、三つ目は南方ルートである。ここで興味があるのが日本人のハプロタイプの分布が中国、朝鮮等と大きく異なり、縄文、弥生他の比率が偏ることなく分布していることである。ここからは、私・斎藤の私見であるが、これは移動してきた民族が争うことなく融合してきた証拠であり、まさに現在日本人が持っている“和”の精神がそこで培われたのではあるまいか。さらに注目すべきは琉球人の遺伝子分布は、アイヌと類似しているが、中国とは大きくかけ離れている事実である。昨今中国のある高官が、沖縄は元々中国の領土であるなどととんでもないことを言ったそうだが、この分析からみても、そんな話しは真っ赤な嘘であることが証明されているのである。 日本人について、日頃定性的に理解していたことが、今日の吉田さんの定量的な解析によって、よりクリアに理解できるようになったのではないであろうか。今日の吉田さんの講演を聴いていて、いつの間にか大学で教授の講義を聴いているかのような錯覚に襲われたのは私だけであろうか。吉田さん、ありがとうございました。 |
第11回東京トーク会の開催 1. 日時 2月25日(木)15時~17時半 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 吉田 洋一さん 話題 「日本人のルーツ」 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 世話人 鈴木俊弘 |
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大滝さんの講演を拝聴してーーー 池永 温 |
第10回東京トーク会の開催 1. 日時 12月3日(木)15時~17時 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 大滝 恒雄さん 話題 「EPSの土木工法」 ---発泡スチロールで道路は出来る?---- 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 世話人 鈴木俊弘 |
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第9回東京トーク会の開催 1. 日時 10月8日(木)15時~17時 2. 場所 四ツ谷クラブ 3. 発表者 田中新弥さん 話題 「ネパールの小学校建設」 ---退職後のボランティア活動---- 4. 懇親会 17時30分~19時 5. 参加費 2千円 世話人 鈴木俊弘 |
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三瓶さんの遍路の旅を聴いて
信仰心が為したことでは無いようです。願い事でも、贖罪でもないそうです。 旅をしたいから歩いた。ただそれだけです。 今回のワイガヤトーク会は、三瓶さんの四国八十八ヵ所、歩き遍路の旅でした。 現役時代も四国には縁があったそうです、そして遍路も気懸りであったようです。 フリーになり、元気なうちにがアクセレートしました・・・なにせ1400km 準備が驚きです。トライアルに東海道を歩いてみた、16日かけて京都から東京 へ東海道は文明の只中であり、如何なることにも対応できる。が 東海道を選 1400kmの旅です、一日35km歩いても40日かかります。 この間には 雨も降ります、風も吹きます、平坦な道ばかりではありません、 が 歩き遍路の先人たちは、時間が経つほどに、郷愁のような懐かしさ、ほのぼ 合理性・効率性を優先せざるを得ない現役時代。リタイアしての歩き遍路は、効
青野光雄 |
第八回東京トーク会開催のご案内
第8回東京トーク会の開催 1. 日時 8月27日(木)15時~17時 2. 場所 四谷クラブ 3. 発表者 三瓶幸司さん 話題 「四国八十八ヶ所スポーツ遍路」 4. 懇親会 17時30分~19時 .5. 参加費 2千円 世話人 鈴木俊弘 |
第七回東京ワイガヤトーク会開催 初めて四ツ谷クラブから外に出ての開催
第7回東京トーク会 3月12日の斎藤直人さんの「吉田 茂を巡る人々」の発表を受けその舞台である大磯をNPO法人 大磯ガイドボランティア協会会員でもある斎藤さんの案内で訪ねました。
1.実施日時 平成27年5月21日 木曜日 9時半から15時 2.場所 大磯駅駅から各元勲の別荘をみて吉田邸庭園 3.参加者 7名 4.案内役 斎藤 直人氏 |
第7回東京トーク会(大磯散策)に参加して
3月の東京トーク会をうけて「吉田茂ゆかりの人たち」の足跡を訪ねるため、絶好の日和の中、簡素な造りで広告もデコも無いJR大磯駅に集合したのは8人の輩。ガイド役の斎藤さんは、7年ほど前から大磯ガイドに取り組んでおり、NPO法人大磯ガイドボランティア協会の重鎮である。 維新後に宿場が廃止されて危機感を持った住人たちの想い、復興を請け負った軍医にして開拓者の松本順、そして人の繋がりによる発展、これらによってこの地に日本の政治を動かした人材が集結した1時期があったことに深い感慨を覚えた一日でした。斎藤さんの名ガイドに脱帽。 以上(泉名政信 記) |
第七回東京トーク会開催のご案内
春爛漫の季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 |
第六回東京トーク会開催 過去最高の参加者となりました
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「吉田茂をめぐる人々」――(大磯の魅力を伝えるガイド) 3月12日斉藤直人氏の名解説を東京トークの会で拝聴した。珍しい顔ぶれも参加して20名ほどになった。 大磯町が3万人の人口で、明治41年の新聞の調査で避暑地として軽井沢をしのいで1位だったとは知らなかった。吉田邸(松籟邸300坪))が火事で焼却してから訪れる人がこの5年ほど半減していたがその庭園(1万坪)が解放されてから旧に復し年間1万人の訪問者があるそうだ。 吉田茂はワンマンで、バカヤロウ解散をしていつも葉巻を口にしている、サンフランシスコ条約を締結した、戦後はじめての長期政権を維持した第45代総理というのが私の記憶だったが、斉藤氏の説明でいろいろな面で面白い、頑固でわがままな人となりが知れた。 ざっというと竹内家から吉田健三家(50億円の財をなした)にもらわれ、若様と呼ばれ育てられ、東大を卒業、外務省(初出勤に白馬にまたがってという話もある)に入り、西園寺公望に可愛がられた。戦時中はヨハンセングループ(ヨハンセンのヨは吉田のヨ)を形成し日米の交戦を食い止めようとして投獄された。マッカーサー、ダレスと親交。吉田学校には池田隼人、佐藤栄作、大平正芳、田中角栄がいた。 吉田茂は愛犬家でつがいの犬にサンちゃん、フラちゃんと名付け可愛がっていた。その子はシスコなそうだ。白洲次郎と一緒に写っている写真が紹介されたが、サンフンシスコ条約の草案に白洲がかかわっていたそうでこのへんも説明に取り入れた方がより迫力が出るかも。 その鳥瞰図は華麗なものでとても書き切れるものではない。たどっていけば現アベノミックスにまで及ぶ。同氏が日本バラ教会会長であったことは知られてない。豆腐は「マカベ」かまぼこは「井上」、葉巻の好みはマッカーサーに譲らなかったのは英国紳士の気分だったかもしれな。斉藤氏は関係本を10冊以上読破したそうだ。 大滝記 |
第六回東京トーク会開催のご案内
1.開催日時 平成27年3月12日(木曜日) 午後3時から |
2014年の活動報告
第五回東京ワイガヤトーク会開催 |
第五回東京ワイガヤトーク会が次のとおり開催されました。
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「イスラム国」と「イスラム教」受講所感 ・・・・・・・・・・・・14.12.09 東京支部 徳永 徹 日常各種報道で見聞きする「イスラム国」とイスラム教。然し我々日本人に とってはまだまだ“よそごと”のイメージがあり実感が薄いのはいなめない。そんな時、この「ワイガヤトーク会」でのテーマで藤井正克様の解説。お蔭様
で、良く分かることが出来ました。イスラム国誕生背景から始まってイスラム教 とは・・・の解説。その豊富な知識と資料を基に適切なる弁説。そして、中世・
近世に及ぶ中東を取り巻く大きな流れ。イスラム教と他の宗教文明との歴史 的な変還。更にイスラム教の多様性。生活に係わる様々な規定、等・・・・。 |
第四回東京ワイガヤトーク会開催 |
第四回東京ワイガヤトーク会が次のとおり開催されました。
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第4回ワイガヤトーク会に参加して・・・・・・・・・・・泉名政信 講師の鈴木(茂)さんは、江戸日本橋から京都三条大橋に至る東海道495kmを10年かけて踏破された。草津在住の折に由比から西側を、横浜に移られてから残りの東側を征服されたという。街道歩きは全て日帰りで、目的の宿場まで交通機関を使い、宿から宿へと歩いてはその日のうちに帰ってくる繰り返しである。加えて、中仙道534kmも既に約3分の2を歩かれたというから恐れ入る。元来の歴史好きと江戸時代にタイムスリップしてみたいという想いが旧街道を歩き始めた動機であるそうだ。今回はその経験をもとに、日本橋を起点とし三条大橋を終点とする東海道五十三次の見所やエピソードを順次説明していただいた。 東海道は、江戸幕府が整備した5街道の中でもとりわけ重要な街道である。要所に設けられた関所では人や物の往来が厳重に監視された。箱根の関所では「入り鉄砲」と「出女」の取り締まりが殊更厳しかったという。街道には一里塚があり随所に松並木が設けられ旅人を癒す配慮もされていた。宿駅には本陣と旅籠があり、人夫100人と馬100頭を備えていたとのこと。ちなみに五十三次とは、日本橋と三条大橋の間に設けられた53の宿駅のことで、「次」は「つなぐ(中継)」の意味だそうである。 さて、見所・エピソードでは、西郷と勝の会見の地(田町辺り)を皮切りに、土蔵相模、鈴が森と続き、神奈川宿では寺を借りて開設された各国領事館などが紹介され、話題満載の中ゆるりゆるりと進み、予定時間の半分を過ぎてやっと天下の嶮箱根宿に辿りつくというスローペース。この日の会合は五十三次の途中で打ち切りかとも思われ、進行係がやきもきする様子もあったが、400年の歴史を有するとろろの丁子屋を過ぎてからはピッチがあがり、三方が原、矢作橋、桶狭間を足早に通過し、瀬田の唐橋を渡って無事三条大橋に到着した。10年間の見聞を2時間余りで説明するという難行を終えた鈴木さんには盛大な拍手が送られた。鈴木さん、本当にありがとうございました。言い尽くせ無かったことはまた後日にお願いします。 |
第三回東京ワイガヤトーク会開催 |
第3回東京ワイガヤトーク会が次のとおり開催されました。
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ワイガヤトークに出席して (太陽電池の現況と将来の見通しー講師 泉名氏) 基本特許の成立したのが1981年。 カネカが坂本に1984年、豊岡に1988年スタートしてから30年あまり経っている。 世界もドイツなど欧州主体の時期から、今では中国がダントツのシェアを占めていることや、 原料ポリシリコンの価格が暴落してコストの大変化が見られたこと、結晶シリコンが90%を占めるようになったこと、などがよくわかった。 又、モジュール販売より太陽電池を使うビジネスに活路を見出す方向にあるとみられ、 昭和シェル石油、米国ファーストSolar(シェア14%)の例での説明でなるほどと納得した。 中国の進出した500社のうち企業体をなしているのが100社であることや、 保証期間を中国では25年と打ち出しているが裏づけがとれてないことを同氏は懸念しておられた。 電力の買い取り価格の下落もドイツの例を見ると不安材料は残っていそうだ。 2013年の太陽電池の生産量が38.4GW(ギガキロワット=100万KW) まで急速に伸びたことや京都議定書CO2削減のためのクリーンエネルギーを考えると他の電力との価格競争はより複雑なものとなるだろう。 カネカ品の変換率25%の技術の見通しや、太陽電池での大きな事故がないことでの世間の評価が高いこと等の質問があった。 関心のある方は当日の資料をご利用なれらては! 大滝恒雄記 |
第二回ワイガヤ東京トーク会開催 |
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第2回ワイガヤトーク会に参加して・・・・・・・・・・・・・・二村由夫 8月21日、第2回ワイガヤトーク会&懇親会が開かれ14名参加。今回は鎌倉にお住いの牧虎彦氏が定年後始められ積み重ねてきた「鎌倉の四季を巡るフォト五七五(俳句)」をご披露。当初は散歩がてら寺社境内の花々を撮っていたが、次第に絵はがきにして鎌倉PRの一助にでもなればと思い始めたとのこと。 より良い写真を撮るため撮影時期、時間を測り、同じ場所に何度も足を運んだ事、五七五も読売新聞で俳人・岡本 眸の作品で勉強してきたとの事。今回お話しをお聞きし、現在四ツ谷クラブ1Fロビーに掲げられている牧さんの作品(毎月、交換されています)もこれからはより一層、丁寧に拝観せねばと思っています。 続いて大滝恒夫氏が最近描かれたスケッチ画と川柳を10点程ご披露。大滝さんの絵画も最近は各展示会で表彰されており、軽いタッチで描かれたスケッチ画とウィットに富んだ川柳の発表に参加者一同、都度頷いたり笑みを漏らすやら。大滝さんの趣味がますます進化・発展している様子が印象的でした。 先輩両氏の話を聞いていて、若さを保ち、充実した生活を送るには趣味とはいえ、日常的に上昇意欲を持ち続けることの大切さを痛感しました。 引き続き開かれた懇談会も「昨今の鎌倉観光事情」について斎藤直人氏(現在、地元 大磯の観光案内コーディネーター)から詳しく説明があったり、「五七五・俳句」、「フォト、絵画、音楽」、「四季の花々」等々の話題で盛り上がりました。懇親会の時間延長、飲食追加、会費の追加徴収から雰囲気がお分かりいただけるかと思います。 |
第一回東京ワイガヤトーク会開催!! |
第一回東京ワイガヤトーク会が次のとおり開催されました。
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ワイガヤ会に参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤井正克 7月17日、第一回ワイガヤトーク会を四ッ谷クラブで開催。15名が参加、発表者は吉田洋一氏。 "世界史の始まり「ユーラシア遊牧騎馬民集団」"と題して、東西交流の立役者である匈奴とフン族に焦点を当てたお話を伺った。 「実はユーラシアの北方の東西に広がるステップ地帯には太古より(シルクロードより遥か昔から)東西交流の大ルートがあり、騎馬民族の活躍の舞台となって世界史の舞台回しの要となってきた」と、その主役である匈奴とフン族の歴史的意義について軍事・統治・文化面のエピソードも交えて紹介された。 前3500年頃メソポタミアで車輪が発明され、次いでスポーク車輪と戦車を開発。前800年頃に中央ユーラシアの平原に騎馬民族集団が誕生(キンメリア、スキタイ)。 この騎馬技術が東方に伝わり匈奴帝国が誕生。中国地区の秦・漢帝国と対峙し、旧漢族最後の王朝である晋帝国にとどめを刺した。これにより中国地区王朝は実質的には「鮮卑・拓跋族王朝(北魏・隋・唐)」に替わることになる。 一方、強力騎馬軍団フン族(西進した北匈奴の末裔か否かの確証がないが)の西進が民族の大移動を誘発し、ゴート族などが西ローマ帝国に入り込み帝国を崩壊させ、ヨーロッパの新時代(ゲルマン時代)を開いたことは事実であると。遊牧騎馬民族から見た興味深い世界史が語られた。 質疑応答に続いて懇親会に移り、ビールや軽食を友に話は尽きず、アルコール量と共に場は盛り上がり、正に"ワイガヤ会"そのものとなり楽しい一時を過した。今後、毎月第3週央に、発表者持ち回りで開催するとの事。次回が楽しみです。 |